もう2ヶ月ほど前になりますが、日本に帰る前にウィーンでスカイの成長を願って洗礼式?をしました。我が家はクリスチャンではないので世間で言われる洗礼式はできませんが、ルーべの時同様、義母がいつも寄付をしているチャペルでは義母にならチャペルを貸し出してもいいと牧師さんが言って下さり、今回もここでセレモニーをさせて頂きました。
今回はルーべの時よりちょっと盛大にお祝いをさせて頂きました。・・・というのも今年で結婚10周年を迎えた私たち夫婦。家族だけじゃなくていつもお世話になっているお友達にも一緒にお祝いしてもらいたくて、忙しい中大勢の人に来ていただきました。
結婚十周年のお祝いにSweet10ダイヤモンドはいらないから、記念に家族写真が欲しいとお願いした母ちゃん。セレモニーにはプロのカメラマンに来てもらい家族みんなの写真を撮ってもらいました。この2年ほどで義祖父、義祖母、義叔父が他界し、また離婚でZ家から去っていった家族が2人・・・。この2年足らずで今、瞬間瞬間の幸せが大切かを痛いほど感じた母ちゃん。どうしても家族の今の瞬間を写真に収めておきたかったんです。
セレモニーの当日は日本からも父と姉がこの日の為に来てくれて母ちゃん嬉しかった~!!ヨーロッパに住んでいるからくり子側の家族が自然といっぱい集まって下さるのは分かるのですが、Z家20人、母ちゃん側母ちゃんだけ・・・っていうの、やっぱり寂しかったんです。気持ちの上では嫁いだZ家のみんながスカイの為にお祝いに駆けつけてくれることが幸せで何より嬉しかったのですが、それでも母ちゃん側からは自分だけ・・・一人ぼっちっていうのは寂しいのが正直なところ。だから二人がスカイの成長を一緒に願って式に出てくれたことが母ちゃんめちゃくちゃ嬉しかった~!!
ルーべの時同様、形式は義母がクリスチャンってこともあって一応洗礼式の順序にのっとって進行していくのですが、その中でお宮参りもありゃお食い初めもあるという本当になんでもありの式。50分ほどの式の中でこれをすべてやってしまおうっていうのだから結構大変!!でもこれって義母のルーべやスカイへの心遣いなんです。ウィーンに住んでいるから日本の子供たちが本来するセレモニーを経験させてやれないから、こっちで自分達でやって日本の子が体験することと同じことを体験させてやりたいという義母なりの思い。
あと日本ではこんなことをするのよ・・・・っていうことを来てくれた人に知ってもらいたい!!という気持ちもあって前回同様やらせてもらいました。でもそれには日本の家族の協力があってだからこそできるもので、お宮参りの着物は妹の旦那さんに貸してもらい、お食い初めの食材なんかは母が日本で用意してくれたもの。こうやってみると、両方の家族がこの日の為に用意、準備をしてくれたんだと思うとくり子も母ちゃんもそしてスカイもなんて幸せ者なんだろう。本当に感謝です。
ルーべの親友フェリックス家族も駆けつけてくれて最初から最後までこの二人、ずっと引っ付き虫のように一緒。ルーべ、貴方も4年前にこうやってみんなにお祝いしてもらったんだよ~!!
主役のスカイはというと、この日暑かったのでぐずるんじゃないかと覚悟してたのですが、そんなこともなく最初から最後までとってもお利口にしていてくれました。スカイの健やかな成長の為に沢山の人が集まってくれて、くり子母ちゃん家、とても嬉しかったです。皆さんありがとう~!!そしてスカイ、パパと母ちゃんはスカイがいつも笑顔で元気に育ってくれることを心から願ってます。お兄ちゃんと一緒にみんなで賑やかで楽しい毎日を過ごそうね!!