食事の後の散歩

ホテルでお食事を頂いた後、あまりにもお天気がよかったのでちょっと日向ぼっこがてら散歩をしました。

しばらく自然に触れていない間に、木々は新緑というよりワイルドになっていてもうすぐ夏が来るのを教えてくれているような緑。

去年の秋にすべて刈り取ったワイン用の葡萄の木も少しずつ葉っぱを付けだし、これが夏の終りになるころには葡萄の実をつけます。

ホテルの前にはこんな野原が一面に広がってます。ちょっと仕事が落ち着いたら暑い夏が来る前に色んなところにピクニックに行きたいなぁ・・。この時期がオーストリアでは一番快適に過ごせる季節。綺麗な景色を見て、新鮮な空気を吸って・・・そんな生活を心がけたいものです。

ただここら辺は前回も思ったのですが、風がきつい!!外でワインなんて飲んだものなら、ワイングラスが倒れてしまいそうなぐらいの勢い。この日はかなり暑かったのにも関わらず、風が強いせいか体感温度はちょうどいいぐらい。

こんな草原以外何もないところにポツンとあるホテルがここ。宿泊施設の方はどうなっているか分かりませんが、レストランの方はとっても落ち着いた雰囲気のあるところです。

あまりにも気持ちがいいので、ベンチで眠りに落ちてしまいそうになるぐらい心地のいい昼下がり。贅沢なひと時でした!!

仕事の合間の一休み

この最近、週末というのもない生活を送っているせいか無償に気分転換がしたくなる時があります。外はお天気がいいのに、家でレッスンばかりしてると気持ちが悶々としてきて破裂しそうになる私を見かねて、先日仕事の合間にクリ子が外に連れ出してくれました。

家から車で30分ほど走ったところに草原が広がる景色の中にポツンとホテルがあるんです。そこのお料理がとっても美味しくって毎年季節がよくなるとドライブがてらそこに食べに来るのですが、今回頑張ってる私へ・・・とご褒美にクリ子がご馳走してくれました。

こうやってちょこっと仕事から離れてゆっくりと外でご飯を食べるだけでまた頑張ろう~っていう元気が沸いてくるんです。残念ながら私は仕事がまだ待ってるので、お酒なんかは飲めませんが、クリ子は昼から美味しそうにビールを飲んでました。

今回頼んだのはランチのコースメニュー。これはシェフからのご挨拶として出てきた一品。トマトと羊のチーズのムース仕立て、西洋パセリソース添え。

前菜は若い生のニシンを酢漬けにしたものにリンゴとオニオンのサワークリーム添え。このニシンの酢漬けってクリスマスやちょっとしたホームパーティーなんかで家庭の食卓に並ぶ料理なんですが、リンゴとオニオンのサワークリームで食べるのは初めて。これがニシンととっても合って美味しかった!

そして今が旬のホワイトアスパラガスの皇帝料理。ハムとシャンピニオンのオランデーズソースがけ。やっぱり旬のアスパラは美味しい!!よく似た料理は色んなところで食べるのですが、やっぱりシェフの腕がいいとちょっとしたソースや調理の仕方で一味もニ味も変わる。今回のお料理の中で私は一番、これがお気に入りでした。

メイン料理はカモの焼いたものにオレンジソース・ナッツボールと赤キャベツの炊いたもの。このカモが何もしなくても骨から身がホロホロと離れるぐらい柔らくてジューシーでした。

デザートは春に咲く花、ホルンダーの花のフリット・苺とチョコソース添え。このホルンダーという花はこの時期、どこでも咲いている花で香りがとってもいい白い花。こうやって天ぷらにしたりシロップにしたりします。シロップはよく頂いていたのですが、私は天ぷらは初めて。揚げても香りが高くって私は苺やチョコソースをかけることなくそのまま美味しく頂きました。

どれも見た目はそんなに大したことないのですが、味が他のところで頂くのと一つも二つも違うのがここに来たくなる理由。ホテルでゆったりと窓辺で外の景色を眺めならが頂けるのもいいし、サービスも行き届いてるのでちょこっとウィーンから脱出したい時には持ってこいのレストラン。

クリ子~これでエネルギー補給できたらからまた夕方からの仕事頑張るね!!ご馳走様でした。ありがとう~!!

バスルーム第一弾!

2ヶ月ほど前に頼んでいたバスルームの引き出しがやっと先日届きました。オーストリアでは家具を注文すると大抵、2ヶ月から3ヶ月ぐらい納入までに時間がかかるので、なかなか仕事がはかどりません!!

我が家のバスルーム、収納場所がなく、仮として今まではIKEAで買った一番安い棚みたいなのを置いていたのですが、やっとこれでそれともおさらばできそうです。

結局、お取り寄せした引き出しは洗面台と同じVilleroy & Bochのもの。キッチンスタジオでオーダーして棚を作ってもらう案や、家具屋さんに一から作ってもらう案もあったのですが、水道管の形や諸々でかなり面倒くさい作業だったので、ここはもう確実路線でVilleroy & Bochの我が家にある洗面台の型に合わせて作ったものの中から選びました。

ウィーンにはこの棚の取り扱い店がなかったので、ドイツから送ってもらったのですが、これを取り付けるのが大変。我が家のバスルームの壁は床用のタイルが使われている為、とっても丈夫なんですが、穴をあけるには固すぎる!!何本ドリルを駄目にしたことか!!そのたびに新しい丈夫そうなドリルの先を買っては試すのですが、結局業者さんが使うダイヤモンドを削るドリルの先でなんとかネジを取り付ける用の穴を開けられたぐらい大変な作業でした。

苦労して取り付けた分、想像していた以上に我が家のバスルームに合っていたこの引き出しに満足。今まで長いことどんな引き出しをつけようかと悩んでいた甲斐がありました。さぁ~次は照明です!!未だに我が家のバスルームは豆電球・・・。これをどうにかせねば!!