Badenに足を延ばした日、お腹が空いたのでこの街で食事をして帰ることにした私達。お腹の空き具合が頂点だったので、レストランを吟味して選ぶ余裕もなく、何軒か見て回ったあと入ったオーストリア料理屋さん。ここにはフランツヨーゼフやシッシィーの写真がいっぱい飾ってあり、当時の景色や街並みが写真をみて感じとれます。
何故、私がここを選んだか??って??だってお店の前に書いてあった看板に、間違ったエスカルゴ!という料理名に惹かれたから。間違ったエスカルゴってことはエスカルゴは出てこないにしても、それに似たようなものがエスカルゴを調理するときみたいにオリーブ油とニンニクのソースの中に浸かったオーブン焼きが出てくるのかな・・・・なんて想像してたら、出てきた料理はこれ。イメージと違いすぎる。これはただの鶏胸肉のチーズオーブン焼きじゃないか!
あまりのショックにビールでも飲んで気を落ち着かせることにします・・・。
そしてもう一品が、フランツヨーゼフ皇帝がいた頃の当時のシュニッツェルとも、ここのお店の看板料理とも解釈できる”Damals Schnitzel|”。豚のヒレ肉にハム、トマト、そしてチーズをのせて焼いたもの。これはなかなかのボリュームで食べ応えもあって合格。
やっぱりオーストリア料理を食べにいくなら典型的な伝統料理を食べるべきと反省した私。この2,3年ほどたまに食べたくなるがっつりオーストリア料理。でもこんな私も一番落ち着くのは千切りやひじきの炊いたもの。ってわけでただいまひじきと千切りを炊いております・・・。