月: 2008年9月

クリ子も私も仕事で帰りが遅くなった今日、家でお料理を作るのもメンドクサイので折角だし、今年産、初のSturmを飲みに行こうということになった。

今日、訪ねたワイン居酒屋さんはウィーンの郊外にあるWieninger.ウィーンのワイン農家の中でもウィーン市内の有名ワイン屋さんにこのブランドのワインが置いてあるぐらいワインのレベルがいい。

まずはお目当てのSturm。この時期にしか飲めない若いワイン。市場に出回るのは大抵、9月から10月半ばまでとだいたい一ヶ月ぐらいで、この時期を狙ってSturmを飲みにいく人も少なくないはずだ。葡萄ジュースが炭酸水で割られているようなフルーティーな味わいが口の中で広がるのだが決して甘ったるくない、だけどアルコール度数はビールよりも随分高いってなアルコール。口あたりがいいからどんどん飲めてしまうが、後が注意。ジュース感覚で飲むとかなり後で酔いがブワ！と回ってくる。

Heurige（ワイン居酒屋）に言ったらやっぱりお料理も食べなくちゃ。今回注文したのは今が旬のEierschwammerl（キノコの一種）とさんど豆のマリネ、そしてこれまた今からが旬のカボチャとルッコラのサラダ、新鮮なヤギのチーズをベーコンで巻いたチーズ。

豚の香草焼とチーズとほうれん草を鶏で巻いたものの上にこれまたベーコン巻いたもの。

そして外に行ったらたまに無償に食べたくなるフライドチキン。

あとはゴボウとキュウリのサラダにパン。ここのHeurigeはワインの質もお料理の質も両方ハイレベル。Heurigeの料理と馬鹿にはできないぐらい愛情を込めて料理を作ってあるのがわかる。

そしてやっぱりお料理には白ワインでしょう・・・お食事にあわせて何種類か今回は頂いたがどれもそれぞれ個性がありながらハーモニーがうまいこと調和がとれていておいしかった。

さぁ～そろそろ家に帰りますかぁ～。まだ明日もお仕事あることだし。でも明日の晩はクリ子の会社でこれまたパーティー。食生活が乱れた週末になりそうだ。

今日はウリと実に3ヶ月ぶりのフィットネスをした。お互い忙しかったり、私が日本に帰っていたり、彼女がバカンスに行っていたりでなかなか二人の都合が合わず、フィットネスができなかったのだが、9月に入り、二人とも元通りの生活に戻ったので今週から再会。

久しぶりに会うウリは元気そうで何より｡ウリはクリ子の会社の同僚の奥さんなのだが、彼らをほっといて私達の方が仲がより、今では私にとってなんでも相談できる大切な友達だ。そんなウリはこの半年の間に身内が3人も不幸に見舞われ、夏休み前にあった彼女はもともと細い体が10キロも体重が落ち、やせこけていた。

その度に話をお互い聞きあい、どんな時でも彼女の肩がまた盛り上がってきてるなぁ～ストレスが貯まってそれが吐き出せないで苦しそうだなぁ～と思うと彼女の話を聞きながらマッサージをしてあげている。彼女は私のマッサージで癒され、私は彼女にどこでも言えない話をし、相談にのってもらい、いつも応援してもらっている。

でも今日の彼女はとっても元気そうだった。また少しお肉もつき始め、顔もバカンスで黄金色に焼けて、やっぱりこうじゃなきゃ！って私を安心させてくれた。

そんな彼女と半ば、近況報告会兼、フィットネスみたいな感じだったが、いっぱい話して運動した後はお茶と決めていても、ついついビールに手が伸びてしまう。だって今日、すごい暑かったんだもん。ってな訳で全然フィットネスをした意味のない過ごし方だが、でもなんかとっても気分がいいからいいんだぁ～。

そしてフィットネス後のクリ子とのご飯はこれまた、クリ子のお手製パスタ・ボロネーゼと白ワイン。これじゃ痩せるどころか太っちゃう？いいの。今日だけは目をつぶろう・・・て今日だけ？？

ちょっと思うところがあってイタリア旅行の写真をモノクロにしてみたのだが、こうやって白黒にしてみると写真のイメージが一気に変わるからおもしろい。

色があった時は目がいろんなところに目移りして写真の全体像を目は捉える。

だけどモノクロにしてみると一点のところに集中してみるようになる。って私だけかな？

そしてカラーの時はこの写真が平べったい一枚の絵に見えたが、こうやって白黒にしてみると人だけが写真の中から飛び出してきそうなそんな錯覚に陥る。

しばらくモノクロ写真にはまりそうな予感。これからいろんな写真をモノクロで撮ってみよっと。