のどかな風景

IMG_2452.jpgウィーンから一歩でれば畑に囲まれた田園風景が広がるオーストリア。日本に住んでいた時は野生のウサギってどんなんだろう?野生の鹿ってどんなんだろう??バンビって本当にいるの??リスって??なんて思っていた。

IMG_2450.jpgそれがオーストリアでは結構な割合でこれらの動物達に普通に出会ってしまう。今週末ずっとお天気が悪かったウィーン。疲れを取るためにも今日は夕方から二人でこっちでいう温泉に行ってきた。今の季節、青々と茂る草畑(これ牛の餌の為に育てられている)や菜の花畑を眺めているだけで気分が開放される。だけどそんな風景に見惚れていると焦る時がある。それは色んな野生の動物が畑から畑へと走りまわっているのだ。まるでピーターラビットの話のように。かなり気をつけないと動物をひいてしまうことになる。まだこれが昼間ならいいのだが夜になると視界が悪くなかなか動物が見えない。今日なんかはウサギが私達の方を向かって道路に座りこんでいるではないか?だけど茶色のウサギ(たいていこっちの野生のウサギは茶色)に気づくのは車が通りすぎる寸前だ。クリ子!危ない!!って言った時には車はウサギの側を通りすぎていた。後20センチでウサギさんをひいてたよ~クリ子。だけど運転席の方からはウサギは見えていなかった。自然と共存して生きていく人間、お互い気をつけていてもなかなか難しい。いつも晩に田舎道を走る時にはかなり目を光らせて走る私達。温泉に行ってきたのにも関わらず肩が凝るのはなんでかな?? これって温泉に行ってきた意味ないって?