モチベーションを保つ

IMG_2448.jpgこの最近ドイツ語を習いに行っているお陰で教師(教える)という立場を客観視することができまた考えさせられることが多い。ドイツ語の教師であろうが、ピアノの教師であろうが基本は同じだ。色々思うことはあるが今回学んだ事、見つめ直した事がある。それは教師のモチベーションだ。そら教師も人間だ。調子がいい時もあれば疲れていたり、大きな問題を抱えていてモチベーションが下がっていることもあるだろう。だけどお金を頂いて働いているのだ。そして習いにくる人達は勉強しようという意欲とその為に時間を裂いて来ているのだ。どんなにしんどくたっても教師たるものは生徒のモチベーションを下げてはならない。だけど残念ながら教師のモチベーションが下がっていれば自然とそれは生徒にも伝わるもので生徒の学ぶ姿勢というものがトーンダウンしてしまう。

IMG_4084.jpg確かに教師は生徒のモチベーションをいつもいいところに保ってやるのはなかなか難しい。だけど決して教師の手で教わる側のモチベーションを下げてはならない。もし教師のモチベーションが下がっていても、今までの経験と教える技術をいっぱい備えているのならその保険で、どうにかその場はしのげるかもしれない。だけど経験と技術がまだそこまで備わってないのならどんなにしんどくたっても準備とモチベーションを保っとかなくちゃ。そりゃそれは大変だよ。疲れてどうにもならない時にさぁ~ヨッシャ~って気持ちをかなり上の方に持っていかなくちゃいけないだもん。自分だけのモチベーションならどうにかなっても生徒のモチベーションまで引っ張っていかなくちゃいけないんだから。

私は今回、教える立場というものを客観的に見る機会が与えられてその事を改めてすごく大切に感じた。

ドイツ語コースには月の終わりにコースがどうだったかを記入する採点用紙が配られる。悪いが同じ教える側に立つ身として厳しく採点させてもらうよ!それはそこの教師にますますよい教師になってもらいたいから。さぁ~これを活かして明日のレッスンも気合をいれていこ~う!(って一週間ってなんてこんなに長いの??)

疲れた時には・・・・

この最近なんだかすごく疲れている。毎日迫ってくるモノ達にオリャ~、コリャ~とやらなくてはいけないことを期限ギリギリまでに一つ、一つ潰していってるみたいな気分だ。そんなんだから晩にはもうクタクタで何も考えたくない。

IMG_4262.jpgこんな時には一口、こんな物を食べてみたら少しはまた元気がでるのかしら?

IMG_4261.jpg甘いものがかなり苦手な私もこんな美味しそうなイチゴを見ると食べて見たくなる。あ~見てるだけでもなんだか癒されるわ。って実際食べたら3口目ぐらいでクリ子~食べて・・私、もうええわ~。ってなるのだが。

さぁ~今週も後半、残りをやっつけるゾ!!

おまけ・・・今日、ピアノのレッスンをしていたら子供に一つやられてしまった。ピアノを弾いていたニナ。突然ねぇ・・せんせ~い、ちょっと違う部屋に行ってきていい?何で?何するの??ホニャララしたいの。(このホニャララはもちろんドイツ語)何、そのホニャララって?って言ってもニタニタしてるだけで答えない。だけど違う部屋に行きたいらしい。ちゃんと説明できないのなら、そのホニャララというものをレッスン後にするか、ここでしなさい!と言った。え?ここでホニャララしていいの?いいよ、そのホニャララというものをここでしてごらん。さ~何が飛び出すと思います??ダダ~ン、それはプ~(オナラ)だった。ニナ~、オナラをそんな先生の方に向かってしなくても・・・だって先生がやっていいっていったでしょ?私その前に他の部屋に行ってもいいですか?って聞いたもん。こっちでは生理的なものは我慢すると体に悪いということで我慢させない教育だ。でもまさか、ホニャララがオナラだとは・・・一発、ニナにやられた気分だった。家に帰ってクリ子にそのホニャララという言葉を知っているかと聞いてみたがクリ子は知らなかった。きっとそこの地区の子供の中で使われている言葉なのだろう。ドイツ語は奥が深い?! その後、ニナはひっそりと隠れて何発かまたプ~をしていた。きっとお腹の調子が良くないからおトイレに行った方がいいじゃないの?ニナさん。

山岳隊はゆく・・・

IMG_4448.jpgいやいや最近発見した。私、雪山歩くの好きかも?青々と草が茂る夏山はすぐしんどくなって、あ~なんでこんなところ歩いてるんだろう・・なんて思うけれど、キラキラと光る雪山はどんなに歩いたって疲れない。だって山がとってもロマンティックなんだもの。そんな訳で今回はLoserと言うシュタイヤーマルク州とオーバーウーストライヒ州との境にある山に行ってきた。

IMG_4454.jpgこれが有名なDachsteinという山。いっぱい山が連なっているけれどやっぱりこの山が飛びぬけて綺麗。

IMG_4446.jpgあら、えらい高いところから写真を撮ってるじゃないの?とお思いの方。そうです。今日もまた山岳隊はゆくのです。えっさら、こっさら・・・

IMG_4443.jpg隊長・・・かなり道が急なのですが、ここを行くのでしょうか?そうだ、ここを歩くのだ。だけどここかなり滑ります、隊長!そこは踏んばるんだ・・・ハイ、わかりました。隊長・・・・

IMG_4496.jpg頑張った甲斐あって頂上が見えてきた。オ~登ると登るだけ山脈が一段と綺麗に見えるゾ。

IMG_4506.jpgやっとついた・・・・隊長~何してるんですか?いや・・ちょっと肌焼こうかと思って。え?寒くないんですか??その後、隊長を観察しているとお肉を焼くかのように何分後かには体を反対に向け体の両面焼いていた。

その間、私はというと強風の吹く崖ップチに立ち、ここの風景を満喫していたのである。アっOyumiche~n, 危ないから戻っておいで~。大丈夫やって・・落ちひんってぇ~。

この景色も十分に満喫したし、さぁ~帰るとしますかぁ・・・

IMG_4521.jpgさぁ~この急な坂をどうやって降りるかって??その秘密はこれ!これが私の下ってきた道。そうです。童心に戻ってビニール袋に乗っかって滑って降りてきたのです。これなかなかスリル満点で面白い。ただブレーキが利かないので全然違う方向に行ってしまうがちょっと難点だが・・・最後は止まらなくなって体ごと転げ落ち顔から雪に突っ込みましたとさ!