かれこれ5年ほど気になっていただろうか?地下鉄の電車を待つ間いつも目に入ってくる看板。新聞とかでもなかなかいい批評を貰っているらしいそのお店。いつか行ってみたいと思っていたが何故か今日まで足を運ばなかったお店。それがインド料理屋さんのTandoorだ。今日はそのお店に突撃。
まず座ったら出てきたのだがおつまみ。チーズの香ばしい香りがし、パリパリに焼いてあるこのおつまみ。ビールが進みそうだ。だけど食べているうちに口の中に炎が立ちだす。見た目どこにも唐辛子なんて入ってそうにないのにピリピリとした辛さが口の中を踊り出す。だけどこれがなかなかやめられない。
そしてそんな唐辛子の葛藤をしている間にマンゴーラッシィーが出てきた。インド本場のマンゴーラッシィーはマンゴージュースとヨーグルトの他にシナモンと八角みたいなのが入ってるのね。なかなか微妙な味がした。いや、私が飲むのは庶民的なマンゴージュースとヨーグルトのミックスでいいかな?
そんなことを言っているうちに前菜2品がきた。一つは私が食べたかったエビのフライ。これに何の香辛料が入っているのかあまり想像がつかないソースを一緒につけて食べる。え?8ユーロって書いてあったからもっといっぱいエビが出てくると思ったのに、たったこれだけ??だけどおいしかったからまぁ・・許そう。
もう一つの前菜がお野菜の包み揚げ。あ!これ中ジャガイモだらけやからクリ子あげる~これ食べたらあとのもん食べられへんようになりそうやし。
そしてこちらがメイン。鶏のトマトソースと生クリームのカレー(辛口)。これ辛かったけれどすごくおいしかった。西洋パセリがいい仕事をしている。はじめ出てきた時はたったのこんなけだけ?なんて思っていたが意外や意外、食べてみると結構な量があった。ナンだけではルーが食べきれずライスを追加した。
最後にここのオリジナルカクテルとやらを二人で飲もうと言っていたのだがお腹いっぱいな上にビールやらなんやらで酔いが回ってきたのか眠くなってきたので、カクテルはまた今度ということにあいなった。
この店かなりいけます。店内の内装も雰囲気もかなりよく気持ちよくお食事ができるのですが、値段のわりにどれも量がちょいと少なめなのが少し残念かな?でもここリピートは間違いなし。だって家からとっても近いんだもん。
おまけ・・・クリ子にお勘定の前にいくらくらいつくかなぁ・・来週はちょっと節約頑張らなあかんかなぁ~?なんて話をしていたら、クリ子が大丈夫。カネがなる木植えるから!なんて言う。え?それどういう意味??って聞くと100ユーロ札をまる~く丸めて土の中に埋めるらしい。でもそこは日が良くあたる場所じゃないといけないらしい。そして毎日大きくなれ~大きくなれ~ってお願いしながら水やりをしてるといつかは100ユーロ札の葉っぱがピヨ、ピヨと出てくるそうな。どこからそんなアイデアが出てくるん?だって100ユーロ札って緑色やん。100ユーロ札って葉っぱに似てへん?クリ子ってどこまでも幸せな人なんやなぁ~その夢みたような考えまぁ~いつまでも持っといてんかぁ~なかなか癒されるわぁ~。