昨日散歩の後大急ぎで家に帰りその後演奏会に行った。このコンサート、クリ子の叔父さんがまたまた行っておいで~と言ってチケットを下さったものである。今回の演奏会は日本から来られた合唱団。う~ん、折角チケットを頂いたのだがら行ってみるかぁ・・・4枚も頂いたから誰かお友達も誘おう。誰だったら喜んでくれるかな??とクリ子と考え、興味を持って下さりそうな人、二人をお誘いして行ってきました。
いやぁ。。思ったよりいっぱいのお客さんが入ってるのね。それもほとんどオーストリア人。みんなすごく熱心に聴いてられた。誰かが咳をすれば音楽に集中できないという意味で飴をその人に見知らぬ人から渡される。そんなに熱心に日本の音楽をみんな聴いてくれているんだぁ。。ってなんだか嬉しくなった。そしてこの合唱団もなかなか凝った演出で観客を喜ばせてくれる。やっぱり音楽って人と人との心を通い合わせることができるのね。なんかこの演奏会を客観的に観ていてすごく温かい気持ちになれたし、嬉しかった。
さてさて私の横に座っていたお友達、演奏会が始まると同時にあれ、チョコちゃん、風邪をひいていたのね、お可愛そうに・・・っと思わずにいられないほど鼻をすすってられた。そして一部が終わってチョコちゃんを見てみると、風邪じゃなかった。目を真っ赤にして泣いてられた。一部で歌われた曲すべてが懐かしい日本の動揺や歌曲で亡きお母様がよく歌われていたものばかりで音楽を聴きながらお母様を想いだされたみたいだった。そう言われれば、私のお婆ちゃんもよくこれらの歌を口ずさんでられた。そしてお婆ちゃんが入院していた時、よくCDで母がこれらの曲をお婆ちゃんに少しでも聴いてもらおうと流していたのをフと思い出した。ほんと音楽って不思議な力があるんだね。昨日はチョコちゃんと二人で亡きお母様やお婆ちゃんとの思い出に浸る晩でした。