カスタードたっぷりのフルーツケーキ

昨日、居間で用事をしていたら、気のせいか扉がス~と開いた気がしたんです。あれ?クリ子が家に帰ってきたのかな??って玄関フロアーに行ったら、クリ子の姿はなく。そこにあるのは先日やっと届いたバスルームの棚のダンボールがボンっと置いてあるだけ。でもクリ子の靴は玄関にある。あれ???

まさか、このダンボールの中にクリ子が入ってるわけないよね??なんてこのダンボールに喋りかけたら、急にこのダンボールが一人歩きし出した!!ダンボールの中に隠れて私が探しに来るのを待っていたクリ子。私が扉がス~ッって開いたのに気づかなかったら、ずっとここに隠れてるつもりだったんでしょうかね??まだまだイタズラ心が消えないクリ子です!!でもそんなところが私をホッとさせてくれたりするんですがね!

って昨日も自分へのご褒美?にフルーツケーキを作りました。今月はとっても忙しくて疲労で神経が尖ってるせいか、すごく甘いものが欲しくなるんです。カロリーに対する罪悪感はあるんですが、ちょっとそれを和らげる為にもフルーツたっぷりのケーキを作ってみました。

今回はスポンジ生地を3枚に切ったものに、ラム酒と牛乳を混ぜたものを生地に塗り、それからカスタードクリームと苺をサンドしていき、3段に重ねたもの。本当なら一番上の段は生クリームにすると綺麗に仕上がるんでしょうが、生クリームが苦手なんで、今回はカスタードクリームだけで攻めてみました。

生地にラム酒と牛乳をたっぷりと塗ったせいか、生地がティラミスのようにしっとりしていてとっても美味しい。これを毎朝、朝食代わりに食べて一日の活動力にしようと企んでる私。でもこれって2人で食べきれる量じゃないよね?!

フルーツタルト

この時期になると無償にフルーツが食べたくなるんです。市場にいっぱい苺やベリー系の果物が並びどれも美味しそう。そしてもうちょっとしたらサクランボの季節もやって来ます。

いっぱいのフルーツが食べたくて昨日、仕事帰りにスーパーによって大量の果物を買ってきました。早速それを使ってフルーツタルト作り!

タルト生地の上にちょっとラム酒を塗り、カスタードクリームをたっぷりのっけて、その上にこれでもか!ってぐらい苺とラズベリー、そしてブルーベリーをのせてみました。

やっぱり旬の果物は甘みがいっぱいで美味しい・・・。苺大パックにラズベリーもブルーベリーも1パックずつ。これでもまだ足りない感じ。もっといっぱいあってもいいなぁ・・。でもこれでビタミンもいっぱい補給できたし良しとします!!

ウィーン老舗のカフェハウス

ウィーンにはカフェ文化が昔から発達していて、今でもウィーンには老舗のカフェハウスが何軒か健在します。

日本にいた時もあまり喫茶店に入るという習慣がなかった私は、こちらに住んでも滅多にカフェにはいかないのですが、先日演奏会の後にあまりにも気分がよかったのでクリ子と二人で老舗のカフェ店に寄って帰りました。

この数年、ウィーンにもアメリカ資本の大型カフェチェーン店などの参入で、老舗のカフェが姿を変えつつありますが、それでもここは今だに昔ながらのよきウィーンの時代の面影をしっかりと残しています。

素晴らしいコンサートを聴いた後にまたカフェでピアノの生演奏を聴きながら、軽い食事を頂き、コンサートの余韻に浸るのは最高の至福です。

カフェハウスと言えどもお食事もちゃんと頂けるんです。クリ子はお腹がちょっと空いたらしく生ビールとグーラッシュスープ。

このグーラッシュスープ、ちょっとした小腹が空いた時にもってこいなんです。カフェハウスだからと言ってお食事は大したことないのかというとそうではなく、本格的なものがでてくるのもいいところ。

そして最後にはウィーン式アイスカフェを。日本のアイスカフェと違って、温かいコーヒーにバニラアイスと生クリームが乗っかった飲み物。日本からこっちに来た当初はこれはアイスカフェじゃない!!なんて思いましたが、今では私の中でのアイスカフェはこのウィーン式のアイスカフェ。これがまた美味しいんです。

素晴らしいコンサートを聴いた後に100年以上続く老舗のカフェで過ごす時間・・・・こんな時間をこれからも大切にしていきたいものです。