お気に入りのチョコレートのランキング

イースター休暇に旅したブルージュ。街の規模としては小さいのに50店以上もチョコレート屋さんが並ぶ街。さすがベルギーです。

ゴディバやノイハウスなどのベルギーチョコ有名店は世界中どこでも買えるので、今回は地元の美味しいチョコレートを自分達のお土産に買ってきました。

ゴールデンウィークにブルージュに行かれる方もおられると思うので、一応参考までに私が気に入ったチョコレート店をご紹介したいと思います。色んなお店のチョコを食べたのですが、今回ウィーンに持って帰ってきたのはその中でもブリュージュで有名な店のものにしました。

その中でも一番私が気に入ったのが、DEPLAのチョコレート。香料やバターリッチなチョコがあまり好きではないので、ここの素朴な素材を生かしたチョコレートの虜になりました。甘さ控えめでチョコレート本来の味わいを楽しめるチョコレートです。

そして二番目に気に入ったのが、The Chocolate Lineのチョコ。ここのパテシエはこの最近、世界的に脚光を浴びてるので知ってられる方もおられるかもしれませんが、斬新なチョコレートが売りで、チョコレートの中にチリやワサビ、ベーコンやオニオン、そして山椒などが入ったものなんかがあってなかなか面白いです。その中でも私が一番気に入ったのがチリの入ったチョコレート。チョコとチリのバランスがとっても取れていて美味しかった。

そして最後がDumonのチョコレート。ガイドブックには日本人好みの上品なチョコレートって書いてあったのですが、私にはちょっとどれもバターリッチで重かった。どちらかというとビターで甘さ控えめのチョコレートが好きな私にはここのはあまり口に合わず、結局クリ子が全部一人で食べてしまいました。でもきっと濃いめのコーヒーなんかと合わせて食べると美味しいと思います。

他にもいっぱいブルージュにはチョコレートのお店があるので、歩きがてらチョコレートを買って食べるのも楽しいですよ。

ロシア料理

雨が降って春だとは思えないような日に、クリ子と温かい料理が食べたくなってロシア料理を食べに行って来ました。ウィーンでロシア料理を食べるのは初めて。

いつも車で通る道にロシア料理のレストランがありましてね。何気なく食べログみたいなのに、このレストランの名前を入れたら、かなりの好評価。一度行ってみたいね!なんてクリ子と話して半年。やっと訪問する日がやってきました。

この日は二人とも用事があって仕事を早く切り上げていたので、このレストランには早めに入店したのですが、月曜日ということもありお客さんはまばらでした。でもここのオーナーさんだと思われるおじさんの接客がとっても上手で、ロシア料理なんてほとんど食べたことのない私達に的確にアドバイスをして下さり、メニューには載っていないロシア料理をちょっとずつのせたお料理を出してくださいました。まずは前菜。テリーヌやレバーのパテや魚の燻製、マリネ、酢漬け、キャビアなどなど色んなものがちょこっとずつ載ったザクースカと言われる前菜の盛り合わせで、これとトーストされたパンと食べるともう幸せ!!

そして寒かったので赤カブのスープ、ボルシチ。ロシアのスープと言われれば私の中ではボルシチ。このレストランには普通のボルシチとちょっと辛みの効いたボルシチがあったので、寒さ対策の為に辛い方のボルシチを頼んでみました。これがかなり美味しくって色んな香料で辛さを出してると思うのですが、スープに深みが出てほんと美味しかった。(これ一人一人前ずつ頼むかどうかで迷っていると一人前を二皿に分けて出してくれました。こういう気遣いが嬉しい~!!)

メインは食べてみたいと思う料理を3品、一皿に少しずつ提供してくださるという提案があったのでそれにしてみました。私達が選んだのが王道のビーフストロガノフと肉の串焼きシャシャリク、そしてロシア料理の代表格の一つらしい鶏の胸肉をバターと香草で巻いたコトレータ・ポ・キエフスキ。これで2人前。これにビーフストロガノフには白ご飯。そしてシャシャリクの下には香料で炒めた焼き飯、鶏肉料理にはジャガイモを千切りにしたものを揚げたものとマッシュポテトを焼いたもの、温野菜、生野菜がついてきます。

鶏のキエフ風カツレツには中に鶏の胸肉を巻く時に入れたバターがナイフで切ると溶け出して、これをソースにして食べるんですが意外とあっさりしていて美味しかった。でもこの3つの料理の中で一番私が気に入ったのが、一番シンプルなお肉の串焼き。豚肉と青ピーマン、ベーコンが交互に刺してあって炭で焼いたものなのですが、マリネにしてから焼いてあるだけあってお肉が柔らかい上に香草の風味が広がって美味しかった。

こんなにいっぱい食べられないと思っていましたが、お野菜とお米があればどんなけでも食べられてしまうのが、日本人?いやどれも思った以上にあっさりしていて、味付けも程よかったからだと思うのですが、ほとんど完食しました。

もうお腹一杯・・・・明日体重計にのるのが怖いぜ!!なんて言っていたのですが、また勧め上手なおじさんに勧められてデザートまで手を出してしまう始末。本当にこれは二人で食べる量なのかい?と疑いたくなる量を食べている二人。デザートもどれも甘さ控えめ、バターも控えめの軽めのケーキだったので、どれも美味しく頂けました。ちなみにホイップクリームの下にはアーモンドケーキが隠れていました。

もう大満足・・・・・こんなに食べたから料金も覚悟してたのですが、このお料理の味と量から考えるとかなりリーズナブル。エネルギー補給をしたい時は是非、また来たいお店。

でもやっぱり食べ過ぎで、次の日はさすがに軽~いものしか胃にに入らなかった・・・。

ベルギー料理 その2

いつだったか姉から玄米ご飯を食べると便通がよくなるよ!なんて聞いていたので、久しぶりに玄米を買ってきて炊いて食べてるんですが、私には全くの効果がありません。姉の”玄米ご飯食べたらお母さんも私も一発でおトイレ直行・・・”はなんだったんでしょう・・・。ま!体にいいことには変わりがないのでもうしばらく続けてみます。

ってこんなひつこいものばかり食べてるからブクブク太るんですがね。本日もそんなわけでベルギー料理のご紹介。ベルギー料理食べつくせ・・・いやもうちょっと詳しく言うとフランダース地方の郷土料理を食べつくせ弾丸ツアー!(クリ子と2人で開催)の続きはまずチコリのグラタン。

ベルギーの家庭料理みたいで冬になるとこれが食卓に並ぶおふくろの味って言ったところかな。ハムをチコリでまいてべジャメルソースで焼いたもの。私達が食べたのにはその上にチーズもかかっていてトロ~リとろけるチコリとぺジャメルソースがとっても美味しかったです。チコリ独特の苦味もなく、これは我が家でも冬になったら作ってみたい一品。

これは北海産の魚介類をクリーム煮にしたもので、この中には白身魚とサケ、海老、ムール貝がたっぷりと入っていてこれまたとても美味しかった。ベルギーで今回私達が食べたものすべてどれもハズレがなかったのは、この国の人の舌が肥えていて、食のレベルが高いんじゃないかなぁ・・・・。きっとこの国、どこで食べても美味しい。

そして忘れてならないのが、フランダース地方の小エビのコロッケ。北海で水揚げされた灰色の小エビを使った料理で中はクリームコロッケ。なんだか日本の蟹コロッケを思い出させるような一品。この小エビがホント小さくてビックリ。でもその分、味は濃厚でなかなかいけます。

これはおまけ・・・。頼んだものと違うものが出てきた一品だったのですが、シャケをグリルしたものの下にポロ葱のソティーがひいてある一品。このポロ葱から野菜の甘みが出ていてシャケと食べるととっても美味しかった。それにはここでもホワイトソース。そして二色のパスタ添え。

どれ食べても美味しかったのですが、私の印象としてはどの料理にもバターが隠し味に入っていて、きっとこの国は料理にバターを使うことが多いのではないかと思います。毎日バター料理はしんどいけれど、たまにはこういう料理も美味しい!!

美味しい料理を食べて毎日違う種類のベルギービールを堪能して大満足なクリ子。キミはいつからビール好きになったんだい??