ちょっとバカンス気分

この週末、ウィーンは37度まで気温が上がるらしい。あ~空気がもうムンムン。暑いです!!

でもそんな暑い日でも夜は結構、涼しく風が吹き心地いいんです。昨日フォルクスオーパーに行った帰りにクリ子がお腹がすいたというのでいつものいきつけのイタリアンレストランで晩御飯を食べて帰ったのですが、夜の10時を過ぎた頃には蚊も退散していて、外で食べるのがなんとも最高!!なんだかどこかの国にバカンスに行ったかのような気分に浸れるひと時です。

クリ子は夏になるとイタリアでよく食前酒として飲まれるアペロールを飲むのですが、これがちょっぴり甘く、そしてまた苦味があって夏には最適!!あ~夏が来たって感じです。

クリーム仕立てのサーモンのパスタ。ここに来ると結構な割合でこれを頼んでる気がします。夜の10時半からのこの食事ってどうよ?って感じはしますが、こういう日はカロリーのことは気にしない!!

そしてデザートのパンナコッタ・キャラメルソースがけ。このイタリアンレストラン、シェフの気分で同じ料理でも毎回味が違うのですが、今回のこのパンナコッタ、私好み!!濃厚なのに重くない!!いつもこのレシピで提供してほしいぐらい!!

二人で涼しい風が心地よく吹く中、外でゆっくりと食べる食事はなんだかウィーンにいることを忘れてしまうような錯覚に陥ります。ウィーンにいながらこういうプチバカンス気分。これちょっとした贅沢?!

パパの為のシナモンロールj

先日、実家の母と電話で話しをしていたところ、お父さんがシナモンロールに興味を示したって話を聞き、クリ子に話たところパパファンのクリ子は早速、お父さんの為にレシピを載せるのだ・・・とはりきって作り方の工程を写真に収めていました。

何故キミはそこまでにうちのお父さんが好きなのさ?!ハテナが頭に浮かびますが、嬉しそうにまたシナモンロールを作っていたので、ここにレシピを載せさせてもらいます。

材料”シナモンロール24個分”

(生地用)無塩バター100g、牛乳500ml、ドライイースト1kgに必要な量(メーカーや国によって違うので、ドライイーストの袋の裏に書いてある分量を見て入れてください)、塩小匙1さじ半、砂糖120g、カルダモン小匙2、小麦粉800g

(生地の中に入れるタネ)常温に戻した無塩バター100g、砂糖80g、砂糖80g、シナモン大匙2、胡桃の砕いたものかハーゼルナッツの砕いたもの大匙4、卵1個、粒砂糖 少々

作り方

生地を作る

1. 生地用の無塩バター100gを電子レンジで液状になるまで温める。

2.1のボールに生地用の牛乳500mlを入れて混ぜる。混ぜたら電子レンジに入れて37度ぐらいに温める。

3.2のボールに分量のドライイースト、塩、砂糖、カルダモンを入れて混ぜる。

4.3に生地用の小麦粉600gを入れて混ぜる。様子を見ながら残りの小麦粉を少しずつ入れていき、写真ぐらいまでの固さになるまでこねる。(手にくっつかない程度)

5.4の生地を常温で30分ぐらい置いておく。(オーブンの中で生地を寝かしすのも可能)

6.30分生地を寝かしている間に、生地の中にいれるタネを作る。タネ用の無塩バター100gを写真のようになるぐらいまで混ぜる。

7.6の中にタネ用の分量のシナモン、砂糖、胡桃かハーゼルナッツを入れて混ぜる。写真のようなクリーム状になるまで混ぜる。

8、生地を十分に寝かしたら、もう一度小麦粉をパラパラ振りかけて捏ね、その後、写真のように引き伸ばす。

9.8の上に7のタネを均等にのばす。(私達はこの中に好みでレーズンを入れています)

10.9の生地をロールケーキの様に巻いていく。

11.ロールケーキの用に巻いた生地をパン切りナイフで2~3cmの幅に切っていく。

12.オーブン板にクッキングペーパーをひき、その上に2.3cmに切った生地を並べ、溶いた卵を生地の上に刷毛で塗る。

13.その上に粒砂糖を振りかけ、220度に温めておいたオーブンで10分から15分焼く。

14.焼きあがったら網の上であら熱を取る。出来上がり!!

さぁ~お父さん、この夏に一度シナモンロールを焼いて家族に振舞ってみてはいかが??

久しぶりのレストラン

こう毎日暑いと食欲も落ちます。今日なんて気温36度。日に日に風が熱風に変わってきていて、外に出ただけで空気がムンムンしてます。もうこの2日ほどは冷たい素麺、そしてお蕎麦・・・そんなものしか頭に浮かびません。明日はお酢を利かせたさっぱりしたお寿司にでもしようかな?

さて先週の週末は二日間、勉強会があったのですが、もうドイツ語で何時間も話を聞いているとだんだん頭が痛くなってきて、時計とのにらめっこ。あ~折角の週末が・・・・。ってな訳でクリ子がご褒美にディナーに連れていってくれました。

このレストランに来るのは10ヶ月ぶり。行きたい時には休暇を取っていてお休みだったり、満席で予約が取れなかったり。今回はクリ子が前もってかなり早めから予約を取り付けておいてくれたので、ようやく再訪することができました。

ここはコースメニュー一本しかなく、モダンなオーストリア料理が出てくるお店で私達のお気に入りのレストラン。この日はお天気がよかったので庭でお食事を頂きました。シェフからのご挨拶の一品の後は、まずは前菜。今が旬のグリーンアスパラガスのハーゼルナッツのマヨネーズ、オレンジソース添え。

豚のSulz、セロリと青ねぎのマリネ添え。

ポルチーニ茸のスープとズッキーニのてんぷら・トマトソース添え

イカのフライとキュウリのマリネ、香草添え。

イワナのソティー・グリンピースクリームと蟹ソース、香草添え。

牛肉のローストビーフとコールラビ・香草のクヌーデル添え。

鶏の香草焼き、春キャベツと新じゃが添え。

デザート3種盛り。左からチョコレートケーキ・さくらんぼのコンポートとシャーベット・ピスタチオ添え。真ん中、キャラメルムースとプラムの酒漬け。右、イチゴのてんぷら・ベリーソース添え。

シェフからのお心添えとして自家製ヌガーとチョコのさくらんぼ添え。

このコースメニュー、大体いつも3時間ほどかけて頂くのですが、週末はみんなゆったりとしているので、もう少し時間にゆとりを持ってお料理が出てきます。メイン料理を食べ終わった時点で夜の10時を越していたので、ここからはレストラン内で頂きました。(住宅街にあるレストランなので、夜10時を過ぎると庭で食事を頂くのは禁止されているのです)

庭のそよ風に吹かれながら、ゆったりとした気分でお料理を頂き、いつものことながらクリ子はお料理ごとに頂くワインを変えて、お料理とワインを楽しんでいました。

ここのお料理はすべてその日にシェフがウィーンの森から取ってきた香草や野花を使ってお料理をされるので、どれも味にアクセントがあり楽しい。久しぶりのここのお料理、十二分に楽しませて頂きました。クリ子、ご馳走様!!