湖畔で食べるランチ

この最近また天気が悪いウィーン。明日も曇り時々雨らしいです。ま、日本の梅雨に比べたらマシなんでしょうが、やっぱり晴れてくれた方が気分も爽快で何事もやる気がでます。

さてザルツカンマーグートの日帰りドライブ。この日は最高にお天気が良かったので、湖畔の側にあるホテルのテラスでランチを頂きました。

のどかな景色を見ながら食べるランチはそれだけで贅沢。さて・・何を食べようか?とじっくりメニューを見ながら選んだものが二人ともグラッシュ。いや~二人とも同じものを食べるのも面白くないので、一つは別のものにしようよ~。

って訳で私はモッツェレラチーズのフライとサラダ。もっとモッツェレラチーズがド~ンと出てくるのかと思いきや、こんなお上品に出てきました。あら、こりゃ私にとっては前菜だゎ・・。(笑)クリ子と半分ずつ頂きました。

折角なのでデザートも。お隣の人が食べてられたクレープがあまりにも魅力的に見えたので、私はクレープに。中には甘酸っぱいここ手作りのベリージャムが入ってます。

そしてクリ子はチョコムース。見かけチョコのアイスに見えるけれど食べてみるとちゃんとムースだったらしい。

どのお料理もなかなか満足のいくものでした。さて、折角ここまで来たんだから、お散歩に行こう~!

ニシンの酢漬け

日本ではあまりお目にかかりませんが、こちらには魚の保存食品がいくつもあります。大抵塩漬けにしてあるか、酢漬けにしてあるか燻製。

そしてこれもその一つ。若いニシンを生の状態で塩に効かせて醗酵させたものを酢漬けマリネにしたもの。

この調理法は中世のオランで生み出されたそうですが、魚が貴重な国ではこうやって魚を保存していたんでしょうね。初めてこの料理を食べた時はなんて見かけが悪く、塩辛いのかと思いましたが、これをリンゴとマヨネーズをベーズに作ったソースと食べるとなかなかいけるんです。

先日バレエを観た後、小腹がすいていたので近くの老舗のカフェ・レストランでこの料理を頂いたのですが、ここのマリネは蜂蜜が効かせてあってこれまた一味違って美味しかった。大抵はこれに白ワインと合わせて頂くのが美味しいんですが、この日はパンと一緒に頂き大満足。

芸術鑑賞をした後のこの昔ながらのウィーンのカフェハウスでピアノの生演奏を聴きながら頂くちょっとした夜食がなんとも幸せな時間です。

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一大イベントの後の打ち上げ

一年に一度の私にとっての仕事の集大成。これは私にとって一年で一番ハードな一大イベント。この一大イベントがある一ヶ月ほど前からは精神的にもカリカリ、そして体力的にも疲れが貯まってきます。

そんな一大イベントが終わった後は、毎年クリ子と小さな打ち上げ。いや正直なところ、クリ子は打ち上げにつき合わされてる?と言った方がいいかな。でも今年はこのイベントの為に、仕事を早く切り上げお手伝いをしてくれたクリ子に感謝のお食事をご馳走したかったので、今年は”御礼会”かな。

もう少し早いこと仕事が上がれば、ネットで調べておいた新しいレストランにコースメニューを食べに行くつもりだったのですが、思ったよりも仕事が長引き夜の10時前に入店でも心よく受け入れてくれるレストラン・・・となるとここしか思いつかず、今回はシーフード料理が食べられるイタリアンレストランにしました。

まずは前回訪れた時同様、魚のカルパッチョ。今回は2種類の魚のカルパッチョでしたが、その日の新鮮なものをカルパッチョにしてくれるので毎回違う魚が味わえて嬉しい。

ここのボンゴレ・ビアンコが美味しいと評判だったので、食べたかったのですが、今日のアサリは新鮮じゃないからあまり勧めないよ!とシェフに言われてしまい、それに替わりシェフのオススメ、”オマール海老のパスタ添え”を頼んでみました。オマール海老なんてレストランで食べたらすごい値段がついてくるんだろうなぁ・・・。でも今日は自分へのご褒美にいいや!!なんて思っていたら、後で領収書を見るとこれがなんと12.9ユーロ。オマール海老半身ついてですよ!!これはかなりお得!!それもこのオマール海老、すごく新鮮で食べ応えもあって大満足!!

そしてもう一つは白トリュフとポルチーニ茸のパスタ。これがテーブルに運ばれてきただけでもういい香り。そりゃ黄金の香りの組み合わせですもんね。そしてまた面白かったのが、このパスタ聞いたこともない名前でとっても細く、そしてどちらかというとお蕎麦に似た食感と風味。ここのパスタはすべてここの手打ちなんですが、このパスタは初めてです!!

後は二人で仲良くパンナコッタを食べてお・し・ま・い!!

本当はコースメニューをクリ子にご馳走したかったけれど、時間的にその日はもう無理で残念でしたが、それでもクリ子が満足してくれたので良しとしよう!!それにしてもここのシーフードは美味しい上に安くて大満足!!