カテゴリー: ウィーン

ウィーンには世田谷公園というところがある。ウィーンのさまざまな区がそれぞれ日本の世田谷区や葛飾区といったところと姉妹都市（それとも姉妹区？と言うのかな？）を結んでいる。ちなみに私達が住んでる区も確か東京のどこかの区と交流を持っているはずである。

さて今日はその世田谷公園でお茶会があった。いつも良くして下さってるお友達がお茶をたてて下さるということでそのお茶会に行ってきました。いつもと違う友達の姿にクリ子も見惚れっぱなし。お～いくり子よ～キミの奥さんは横にいるんだぜ！って言いたくなるぐらいきよちゃんの写真を撮っていた。ま、確かにとっても綺麗だったわ。きよちゃん。

お茶に興味を持ってられるオーストリア人は多いみたいで今日も二人の方がお茶をたててられた。着物姿もさまになっている。

こうやってウィーンに居ても日本の文化に触れられるっていうのはやっぱり素敵。なんだか懐かしいという気持ちよりも日本のよさという物を目の当たりにして、日本人としての自覚？？や誇りを持ちなさいってまるで天の神様の声が聞こえてくるような感じがし、なんだか背筋をピシ！っと竹の棒でたたかれたようなそんな気分の一日でした。

我らの建物はいつもどこか修理をしてる。修理することがまるで趣味のように・・・

言っておこう。この建物決して古いわけじゃない。だいたい１００年ほど前の建物だがいつも修復して絶えず綺麗な状態である。なのにまた修復している。昨日から始まった修復。それは壁の塗り替え。ペンキ塗りのお兄さんが朝から晩まで脚立一つでどこの壁でもスイスイと塗り替えていく。これがなかなか面白い。私の家は日本でいう建物の二階にあるのだが、絶えずコツ、コツって音が聞こえてくる。何だろう・・と思っていたら、今日出かける時にその原因を発見した。それはこのペンキ塗りのお兄さん、脚立にまたいだままこの脚立を二本の足のように使いながらコツ、コツって歩いているのです。とっても器用に脚立を使いこなすので思わず見とれてしまった。

そしてこのお兄さんの成果がこれらの写真。ほぼ完成！！前も白くて綺麗だったけどやっぱり塗りたては真っ白で綺麗だわ。

これ、秋になるとウィーンの色んな花屋さんで見かける。これを皆さん、今の時期から１１月半ばぐらいまで玄関の扉に吊るす。なんでなのかは残念ながら知らない。だけど私はこれを花屋さんで見かけるようになったら秋なんだなぁ。。って感じる。今年こそは一度これを買ってみるか？？だけどこれ、決して安くない・・・今月はもういっぱいお金使っちゃったしなぁ。。う～ん来月、ゆとりがあったら買ってみよう！

段々ウィーンの風景も秋になってきました。秋の日差し、そして街ゆく人達のなんだろう・・・雰囲気とでもいおうか。夏は皆なんだか開放感に溢れて嬉しそうなのに、秋になると何故かみんなちょっと急ぎ足、そしてまじめそうな顔をしてらっしゃる。そしてこれがクリスマス前になるとみんな下向き加減に歩いているか、ウインドーショッピングをしてらっしゃる。何故って？？もちろんクリスマスプレゼントを見つける為です。こっちのクリスマス、家族や親戚分、それぞれにあったプレゼントを用意しなくちゃいけないから結構これが大変。去年と一緒の物じゃ～いけないし・・・今年もまたそれを考えなくちゃいけないのかと思うと結構億劫。早い人はもうクリスマスプレゼントの用意をしてらっしゃる。私達は所詮、前の日にしか用意しないが・・・

もうすぐしたらこれらの木たちも黄色く色づく・・・