みんなで乗り越えよう!!

前回のブログで皆さんにご心配をおかけしてすみませんでした。その後も色々なことがありながらもなんとかみんな元気にそして爆発?することなく過ごしています。

ルーべの自宅隔離が終わる頃に、今度は母さん自身にコロナ感染の疑いがかかり、電話で”今、コロナの検査を専門施設でしたら、陽性が出てしまいました。言いにくいけれど感染源を探すとアナタしかありません!”と言われた時には心臓が止まりそうでした。急いで全ての用事をキャンセルして、くり子にもすぐに会社から帰ってきてもらって家族全員でコロナ検査場に車で行き(ドライブスルー形式で車から降りずにコロナ検査ができます)、電話をもらってからコロナ検査の結果が出るまでの二時間、もう手がずっと震えっぱなしで、何を子供に聞かれてももうその言葉は耳に入らず、生きている居心地がしませんでした。結果は家族全員陰性。その証明書をもらった時には涙が滴りました。(念の為に2日に一回は自宅でコロナ検査をしているのですが、でも電話でアナタしかいない!と言われたら、自宅検査の結果が間違いだった疑いもあるので、もう色々なことが頭の中を巡りました)

そんなこともあってその後は2週間ほど精神的に参ってしまい、もうこんな思いをしたくない!また厳しいロックダウンが政府が打ち出したことも重なり、誰ともコンタクトを取るのもしんどくてすべてをキャンセルして子供たちとひたすら家で過ごしました。

今でもハードロックダウンは続いていて学校なんかも休校のままなので、子供たちも母さんもほとんど家で過ごしています。もう国民の精神的な限界がきていて、よく投げやりな言葉を聞くようになり、それはルーべの学校の先生にもしかり。4回のロックダウン。それもどんどん期間が延長されるにつれて、担任の先生も自分の家庭と仕事を両立することに疲れてきたのか、ほぼ何も先生としての仕事をしてくれず、毎週月曜日に一週間分の課題を学校の門の前の階段にダンボールに入れて生徒全員分を用意するだけで、この一ヶ月間、宿題の添削も連絡も一切なし。来年は小学校最終学年で中高等学校の試験も控えているに、これでは心配だと立ち上がった保護者。みんなでオンライン保護者会を開き、PTA会長に頼んで担任の先生に抗議文を書き、校長先生にも抗議したのに、返事は一週間経った今もありません。

こんな状態で明るい希望や楽しい話とはこの最近遠のいていますが、それでも子供たちは毎日、元気ハツラツで満面の笑みを見せてくれることにホッとしています。

この一ヶ月の間に母ちゃんの誕生日を家族に祝ってもらったり、今年もイースターはハードロックダウン中だったので他の家族と会うこともできず、家族4人だけでのお祝いでしたが、お天気もよかったので庭でバーベキューをしたりしました。

そういやルーべの自宅隔離が解除されて、ハードロックダウンが始まるまで一日だけあったので、その日はくり子に有給休暇を取ってもらって家族で少し遠出をしてピクニックをしました。子供たちはくり子とサッカーをしたり自転車に乗ったり。一日でもこんな日が過ごせたことが嬉しいです。

こんな感じですが、我が家はみんな元気にやっていますので安心してください。日本もまたコロナの感染が拡大してきて、色々な厳しい規制が出されるみたいですが、皆さん一緒にこの状況を乗り越えましょう!!えいえいお~!!

元気にしてます!

毎日の生活に気持ちの余裕がなくってブログを書く気持ちが残っておらず、随分ご無沙汰してしまいました。皆さんは、お元気にされてますか?母さんの日常の生活は皆さんと同じく、コロナに振り回され、こっちが子供の為にと頑張ってやっても子供は親の気持ちなんか気にも留めず、自分勝手に好きなことばかりしています。母ちゃん毎日憤慨して泣きそうになりながら生活してるのですが、その気持ちさえ分かってくれない自由奔放な子供たち。いつか母ちゃん、家出してやるぜ!!と思えどコロナで行くところなく・・・。(泣)ブログももうおしまいにしようか・・・とも思ったのですが、コロナや病気、テロや天災、色んなことがある中で日常を平穏に暮らせていることこそが一番の幸せだとこの頃痛いほど身にしみて感じ取っているので、日常の何事もないいつもの生活をもう少し綴らせて頂こうと思います。

オーストリアは2月半ばからまた学校が再開されました。小学生は毎週月曜日と水曜日の朝に学校で全員コロナの検査を受け、陰性の子供たちだけが学校で授業が受けられるようになり、毎回冷や冷やしながら子供を学校に送り届けています。

マスクも普通の布マスクではなく、医療従事者が付けるFFP2マスクという高性能のマスクをつけることを義務づけられ、どこにいくのも今はこれが必要となっています。レストランやホテルはまだまだすべて閉まった状態です。美容院や身体にコンタクトがあるところ(たとえばマッサージや整骨院、病院・・・などなど)に行く場合は48時間以内のコロナテストを薬局やコロナテスト機関で受けて陰性の証明書を持っていくことがこちらも義務付けられています。まだまだ今までのような生活とは程遠い生活の中で、子供たちが学校に行けるようになったこと、そしてスーパーや薬局以外のお店が開くようになったことだけでも、だいぶ気持ちが楽になりました。

この2ヶ月ほどの間にそういえば、スカイの誕生日、そしてくり子の誕生日なんかもあり、レストランには行けないけれど、家でできるだけパーティー気分を味わうべくテーブルをその時のテーマや気分でデコレーションして楽しみました。

仕事の方は子供ができてからは少しセーブしてたのですが、子供も大きくなってきたこともあり、少しずつ増やしていこうと思っていたのですが、お陰様でいつの間にか気づいたらもう時間に空きがないほどにフル稼働。そんな母ちゃんの癒しは、毎週末日帰りで行くスキー。何故かロックダウン中もクリスマス明けからスキー場とスケート場だけ営業が可能になったオーストリア。ホテルなどは全て閉まったままなので、基本日帰りで行けるスキー場にみんな行きます。有名な大きいスキー場やスケート場は制限人数が決まっていてチケットの予約制になっているのですが、それでも大勢の人数のところに行くのには抵抗がある母ちゃん達は、小さい無名の地元人しかいかないようなスキー場をグーグルで調べて行っています。

もちろんレンタルスキーなんてものもないような小さいスキー場なので、ハードロックダウンが終わってお店が開くようになってすぐにくり子とルーべはMYスキーを購入して、毎週それを車に乗っけてスキーそ滑りに行きます。4人分のスキーを買うのは勿体ないので、母ちゃんとスカイはその間、雪山ハイキング3時間コース。だ~れもいない山をソリを持って歩いて、途中休憩しながら自然の空気と鳥のさえずりを楽しみながらお散歩。これが母ちゃんの一週間のエネルギー源になってます。ほとんどプライベートスキー場の状態なので、スキーをしている人たちは一人か二人・・・。もう本当に静か。すごく心が癒されます。

レストランも施設も閉まったままなので、トイレは5時間できないし、食べ物なんかはすべて家で作って、それを担いで山に登らなくちゃいけないけれど、そんな環境もまた好き。

コロナウィルスが見つかってから一年以上が経ちますが、その中で最近は工夫して過ごすことを覚えてきて、自分たちでオリジナリティー溢れた楽しいことも見つけれるようになってきたことが嬉しい今日この頃です。

自然を堪能して気分転換

この数年は地球温暖化でウィーンにほとんど雪が積もることがなくなったのですが、今年に入ってから何度か雪が降ったおかげで15分ぐらい車を走らせて近場の山に行けば、そこには素晴らしい冬の風景が楽しめます。

コロナで旅行も遠出も出来ない今、それでも子供たちに冬の遊びやスポートを楽しませたい!と思うのが親心。母ちゃん、自分の知っている知識と経験をフルにつかって思いついたのが自宅からちょっと行ったところにあるウィーンの森の一部Sophienalpe。きっとここにこればまだ雪は残ってるはず!と希望を膨らませて車を走らせました。

ウィーン市内はほとんど雪が積っていないのに、ちょこっと車を走らせて山の方に来るともうそこは雪景色。車の中から見える景色はもうまるでスキー休暇に来た気分。

ちょこっと車を走らせただけでウィーン市内と全く違う景色を楽しめるのがウィーンのいいところ。

自分たちで凸凹をつけてジャンプ台を作る遊びはやっぱり男の子たち。友達と3人で連れ立って滑っていく姿はまだまだ幼くて可愛いくて癒されます。(笑)

毎日公園に行って体を動かさせるのもいいけれど、何ヶ月もその生活をしていると、違う環境に身を置きたくなります。ここはそういう意味で家から15分で冬の休暇に来たような気分に浸れるところ。こういうところが身近にあってよかった~!!

週末は夕日が沈むまで散々ここで遊んで、さぁ~また来週からホームスクーリング頑張ろう~!!(まだまだ学校は閉鎖されたままで家で自主学習・・・トホホホホ)子供も親も今が踏ん張りどころ。(泣)