Die Fledermaus

先日、久しぶりにオペレッタが見たくなってフォルクスオーパーに”こうもり”を見に行ってきました。

フォルクスオーパーで”こうもり”を見るのは初めてだったので、とても楽しみにしてたのですが、その期待に答えるような大満足するものでした。

オペレッタは話が難しくないし、楽しいものが多いのでオペラがそれほど好きでないクリ子も喜んで一緒に見に行ってくれるのも嬉しい。

舞台演出がモダンなものが多いこの数年の傾向ですが、この演目だけはとっても華やかで昔ながらのウィーンのいい演出でした。

ロザリンデ役のソプラノ歌手が調子があまりよくなかったのか?声があまりのびなかったのが少し残念ですが、それ以外はなかなかのものでした。特に看守役のフロッシュが歌は歌わないもののベテランの演技で、観衆をとても楽しませてくれました。

毎日の日々の日常に追われて、なかなか夫婦でゆったりと音楽鑑賞に行くという機会はあまりありませんが、ちょっと心身ともにいっぱいいっぱいな時だからこそ、こういう時間が必要なのかもしれません。

この後、食事でもして帰りたかったのですが、この演目が終わった時間がもう遅かったので、この日はそのまま家に帰ってきました。あ~外で一杯だけでもいいから、いい雰囲気のままワインでも飲んで帰りたかったなぁ・・・。(笑)

今度は久しぶりにバレエでも国立オペラ座に見に行きたいと言っているクリ子。うん、行こう~行こう~!!

Moerbisch ”ジプシー男爵”

両親がウィーンに着いてくれた次の日、お別れの式には間に合わなかったけれど、お墓参りを一緒にしてくれました。優しい色のお花を用意してくれたじぃじとばぁば、一緒にお参りしてくれてありがとね!

この日は、父と母が楽しみにしていた野外オペレッタの日。ウィーンの夏はオペラ座も演奏会も全部お休みになってしまうので、こうやって野外オペラやオペレッタ、演奏会などが各地であります。でも問題はお天気。もちろん屋根もなんにもついてないところなので、雨が降ってしまうと公演は取りやめ。

でもこの日は雲ひとつない最高のお天気で、その上満月。オペレッタを観るには最高の日でした。

私達自身、ここのオペレッタを観に来るのは4年ぶり。日本でもここのオペレッタはメルビッシュ湖上音楽祭としてそこそこ有名なようですが、主にヨハン・シュトラウスやフランツ・レハールのオペレッタが主にここでは公演されています。

今回の演目”ジプシー男爵”はマイナーな演目だけに父や母が楽しめるのか?ちょっと心配でしたが、今年のオペレッタ、演出からすべてにおいてかなり満足いくものでした。

私達が4年前にに観たものよりずっと完成度が高く、これを機に毎年また通いたくなったぐらい。

今、演出がモダンなオペラやオペレッタが増えている中、メルビッシュやSt. Margarethenで行われる野外オペラは舞台も演出も古典的なものが多いのが嬉しい。(今年のSt. Margarethenのドン・ジョバンニを除いて)

最後は音楽に合わせて花火が盛大に上がり、これもここの風物詩になっている。今年の花火、かなり凝ってたんじゃない?!

父も母もウィーンに着いて次の日だというのに、時差ぼけで眠くなったりもせず最後まで楽しんでオペレッタを観てくれてました。また来年一緒に観に行けるといいね!!

33 Variationen (Volkstheater)

先週末、クリ子の叔父リチャード叔父さんの名を持つゴットフリードからご招待を受けて劇を観てきました。

クラシック音楽をしている私を意識して、いつもいい演目があるとこうやって”Oyumiche~n,きっとキミにとっても魅力的で興味深い演目がやってるんだけど、観ない??”と誘ってくれるゴットフリード。滅多に電話もしないのに、こうやって私のことを覚えてくれているのがすごく嬉しい。

さて今回見た演目は、ベートーヴェンが作曲したディアベリ変奏曲を題材にした話。ディアベリ変奏曲とはアントン・ディアベリが作曲した一曲のワルツを主題にベートーヴェンが33の変奏曲を作ったもの。これをディアベリがベートーヴェンに変奏曲の依頼をした時の彼らのやり取りの背景を現した舞台と、現代の一人の音楽学の研究する一人の女性の学者さんが病に侵されながら、ベートーヴェンの研究、そしてこのディアベリ変奏曲から分析されるベートーヴェンの晩年の研究をする背景を舞台で演出した、一つの舞台で2つの時代背景を追ったもの。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)

これが本当に興味深く、音楽をするものにとっては、あ~そうだったのかぁ・・・。と色々と勉強になる部分が多く、私にとって為になるとてもいい演目でした。舞台の袖で始終、ベートーヴェンが当時この変奏曲を作りあげていった時代背景と共に、変奏曲の一つ一つをバックミュージックとして一人の女性ピアニストが演奏してくれ、進行していくので、この33の変奏曲を分析していくのにとても助かるのも嬉しい。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)

久しぶりにみたVolkstheaterでの劇。とても充実した時間を過ごすことができました。今後もまだ何回か公演しているみたいなので興味のある方は是非、足を運んでみてください。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)