大雨が降っても雷が降っても、ハリケーンが来てもそんなことはよその世界ってな感じで平然といつもと同じ状態でいるのが地下の世界。
ここはどんなに暑い夏でもどんなに寒い日でも絶えず一定の温度である。
160年前に沢山のオーストリア人によって来る日も来る日も掘られつづけられた岩石。ここには人を惹きつける何があったのだろうか?
ひっそりとし、外からはこんな世界があるとは信じられないそんな秘密の僻地に時代と共に変化を遂げていったこの地は人間と自然の共存によって今の世界が出来上がったのだ。
この一週間、自分が噴火直前なのがわかるぐらい忙しくストレスが貯まっていた。この忙しさは来週いっぱいまで続くのでどうにか途中でくたばってしまわないように、自分なりにコントロールをしなくてはと思い、今日は仕事の後、クリ子にお願いをし、精をつける為に焼肉を食べに行った。クリ子からこの一週間、顔が怖い・・・笑顔、笑顔と言われ笑顔を作ってみるがどうしてもすぐもとの難しい顔に戻ってしまう。クリ子には甘えきっているが、ここは一つ気分転換。
クリ子に今日の私のしたい一日のプログラムを伝え、承諾を得る。これで笑顔と気分転換ができないのなら、クリ子に立てる顔がない。そんな私の今日のスケジュールは仕事の後、焼肉料理を食べにいって、その後温泉に連れて行ってもらうことだった。こんな時何も言わずに私のしたいようにさせてくれるのがクリ子。私が笑顔でいつも喋りすぎと言われるぐらい喋っている元気な私の姿を見ていると一番、幸せそうな顔をしてくれるそんなクリ子。
そんな彼のお陰でやらなくてはいけないことも忘れてすごくリラックスできた一日だった。上の写真はチェコの近くにある温泉に行く道中の車から撮った写真。一目瞭然、オーストリアはのどかな田舎街です。 トホホホホ・・・
そしてこれが本日の昼ご飯なり・・・まずは仕事の後の一杯!この一口目がおいしいんだぁ~!昼真っからって言われそうだけどこれも私にはいち早く気分転換ができるマジックの一つなのよ。
そして精をつける為にと今日は肉料理を食べることに決めていた私はキムチ焼肉。
本当は自分で焼いて食べる方式の方がよかったのだが、そのシステムがこのお店ではなくなったらしくキッチンで全部焼いてきてくれる。ちょいと残念だったけれどそれでも念願の焼肉と温泉にいけたので私としては大満足。
今は温泉帰りに50本も買ったワインの中から今日は二人で美味しい赤ワインをあけて今晩餐中・・・ パスタと共に・・・こりゃ、豚さんまっしぐらだわ・・ってありゃ、もう日付替わっちゃうじゃない??終わっているかもしれない・・・
Zwettel・・・何故、クリ子が嵐のFreistadtの後にこの街を選んだのかは知らないし、聞きもしない。それが私達のルールなのだ。彼がここかここかどっちがいい?と聞いてきたらその街について聞いてみたりするが、それでない限り彼がここと決めたら何も言わずにオーケー!と返事をすることにしている。
その街がどんなところか、何があるかは行ってから自分で目で確かめればいいことだし、行く前にとやかく色んなことを聞かれるときっと男として嫌だろうと私の推測により、いつも彼が選択肢を私に与えない時は彼に素直に従うことにしている。
そして何の知識なしにその街にいきなり身を投げ出してみるのも楽しいものである。何の知識も先入観もなしに何も知らされずその街に行くと自分なりの感じ方、そして想像が広がる。これって大切なことなのよね。今や情報が飛び交う世の中、何も知らずにあるところに飛び込んで自分の感覚と知識でその今いる状況を判断するって。
たとえばこの街、家の造りをみて自分なりにどれぐらい昔に出来た街か想像してみる。建物の建て方のスタイル、そして色使いなど色んなところからその時代のことが想像できる。その時代が想像できるのには有る適度、建築物やその時代にあった時代背景などが頭に入っているからであり、それと照らし合わせてきっとこれぐらいの建築物だろうと想像する。そういう建物がその街に多いということはそれが、この街が作られた、それか何かの事情によって再建されたものだと想像できる。そして後になってこの街が自分が思っていたより100年、200年と違ったリするとホッホ~とどこか好奇心がますます沸いてくる。
あのね、この街にはね、フランスのストラスブールで見たような屋根の上に小さい窓がいろんなところにあったのよ。そしてこのレストランなんかはチェコのクルムロフでみたような建物の表向きだけ立派に建ててあって、実は後ろはタダの小さい家だったりね。ヨーロッパって大きいようで小さくて、昔は時代背景によって色んな国に色んな国が占領されていたりするからその時に入ってきた文化や外国の歴史、技術が色んな国で見ることができるのよね。
ちょっとしたオーストリアの小さい目立たない村を見ていても、この村の歴史背景がこの街並みから会話見られてとっても楽しい。
おまけ・・・実は今週の月曜日にオーストリアの国営テレビ、ORFの番組に例の撮影された映像が放映されていたそうな。テレビ局の人からは放映される前にご連絡差し上げます~!ってな感じだったのに、全然連絡が来ないからきっとUEFAカップに持っていかれたな!なんて思っていたら、いやいや知らん間に放映されていたそうな。当の番組の収録に関わった4人は感心も薄れ、誰一人としてその自分達の映像が映し出された番組を見てないし、録画もしていない。ただ色んな人からテレビに出ていたでしょう・・・と言われるとちょっとぎこちない気分になる。だって自分達はその映像みてないだもん。一体どういう風に放映されたのか興味があるけれどそれは後の祭り。知っている人があまり見ていないことを祈るしかない。