初来店レストラン

そんな訳で(昨日の話の続き)、この日は魚介類を食べにレストランに行ってきた。と行ってもこの日は晩の9時前までダンス教室が入っていた為、、それが終わってから街の中心街に行くのはちょっと億劫だったので近場で。

フォルクスオーパーの近くにあるイタリアレストラン。この周辺、イタリアレストランが多い為、めぼしいところは制覇していたのだが、ここはいつも気になりながら、まだ踏みいれていなかった領域。ってな訳で今回はこのレストランに。

IMG_0600.jpgまずはワインのチョイスから。この日はダンス教室の休憩時間に二人でビールを飲んでいたので、グラスワインにしようと思っていたのだが・・ここがクリ子の計らい。この娘には今日はボトルでワインを頼むべし!とのインスピレーションがあったのか、イタリアのトスカーナ地方の白ワインのフルボトルを彼は注文した。

そうなのよ・・・グラスワインでちょびちょび頼むより、初めから、銀の入れ物に氷水に冷やされた白ワインのボトルをド~ンと用意してもらうだけで女心ってなんだか嬉しいのよ。

IMG_0603.jpgそしてその後は前菜にサケのカルパッチョ。メニューを見た時にはこの組み合わせがとっても美味しく私の中でイメージされたのだが、実際出てきたお料理には・・こうきましたかぁ・・・とちょっと残念な結果だった。サケがどうやってもちょっと生臭かったのが、どうにもね。

IMG_0604.jpgそしてクリ子はこれをちょいと味見しただけで僕はもういいといい・・・カボチャのスープへと移動。これが悔しいことに味見させてもらったがとっても美味しかったのさ~!なんでイタリアレストランでカボチャのスープさ!と思ったけれど、これはいけた。

IMG_0605.jpgそしてその後私はひたすら・・・魚介類を探し、本当はオマールエビをイメージしていたのんだが、そんなものはここになく・・・エビのガーリックソース焼き。おおき~い、伊勢エビやオマールエビには見かけも味も劣るかもしれないけれど、これはこれでとっても甘くって美味しい一品だった。(オーストリアで魚介類の美味しい物を食べるのはなかなか難しい・・・何故??て。それはオーストリアは海に面してないからです)

IMG_0606.jpgそして明けても暮れてもクリ子はイタリアンと言われれば、ピザ。それもいつもこの組み合わせ。なんでだよ~折角ちゃんとしたレストランに来たのに、ここでこれを頼まなくても・・と思うのだが、彼が食べたいんだもんね、口出すわけにはいきません!って私の顔はなんでだよ~!と言っていたに違いない!!

IMG_0610.jpgそして後はデザートのチョコムース。

IMG_0607.jpgそしてエスプレッソ。

味は格別いいって訳ではなかったけれど、何よりサービスがちゃんと行き届いていた。グラスのワインがなくなりそうになったら、その度にちゃんと見計らってワインを注ぎにきてくれる。決してお客にそれはさせない。そしてかゆいとこころまでサービスが行き届く、私達がお店から出るまでサービスが行き届いていたオーストリアの中級レストラン。これはなかなかのものではないか?と思う。

ちょくちょく来ようとは思わないが、今後もたまに訪れようかな?と思うようなそんなレストランでした。

彼なりのフォロー

今週の半ば過ぎ、私は壊れた。簡潔にいうと自分ができる許容範囲を超えてしまったのだ。この最近、休みという休みもない忙しい毎日を過ごしていた。限界に近づいてきているのを分かっていたのだが、周りは待ってはくれない。

IMG_10239.jpg自分の勝手で毎日をただただ、こなしていくというのでは駄目なのだと心に誓い(忙しいと目の前の物しか見えなくなり、本来自分が求めている色んな面でのクオリティーというモノを忘れがちになるから)、クリ子に私がただただ毎日をこなしていくような生活をしてるように見えたら、その時は、”Oyumichenが本来求めていたことがこの最近忘れられがちになってない?”と忠告してくれ・・と頼んでいた。彼が一番私のことをちゃんと見ていてくれている人だから彼ならそれがすぐわかると思ったから。身内が気づいてくれず、外の人から忠告を受けた時にはすでに遅いのだと思っている私。その時は私という人を求めてきてくれた人が離れていく時。

毎日が目まぐるしく動いていく中で自分の信念を持ちつづける、そしてそれを保ち続ける。それはある意味すごいプレッシャーなのだ。

それが、色んなことがいっぱいいっぱいになり、ついに私は壊れた。木曜日の晩、彼の料理を作りながらいきなり涙がポロポロと出てきた。自分がこなせる許容オーバーをしていたのもあるが、きっかけは分かっているのだ。言いたいことがうまいことドイツ語で言えない腹立たしさ、そしてやっぱり自分が外国人なのだということ・・そこでわからなくなってしまったのだ。料理を作り終えて食事を摂っている間も声にもならない。ただただ涙が静かに滴り落ちていくのだ。

普通ならそんな時、一緒に食事をしている人が”どうしたの??”と聞いてくるだろう。だけど我が家では決してそうではない。私が涙を流して一人でポロポロ泣いていてもクリ子は今まで一度として”何があったの?どうしたの??”とは聞いてこない。見て見ぬふりとはこのことだろう。一緒のテーブルで一人は涙を流してご飯を食べている。その横でもう一人はそれが見えないかのように、陽気な話や一人芝居をしていかにも楽しそうにご飯を食べている。傍からみるととても滑稽な風景に見えるだろう。

だけどそれが彼のフォローの仕方なのだ。決して同情などはしない。”どうしたの?”という言葉さえない。彼は私の泣き顔をみてひたすら元気を出さす為に明るい話をしつづけるのだ。彼はわかっているのだ。同情しても解決しないのを。それなら私がひっかかってるところの問題を解決できるように、また私にエネルギーを与えるのだ~!と。だから楽しい、明るい話をし、気分転換をさせ、どうにかして笑わせる。それが彼の方法。何があったか一切きかない。ひたすら彼は私にいつも”大丈夫さ~”というのだ。

“大丈夫さ~!”ってそれはアンタの心であって私にはアナタの心はわからない。私は大丈夫じゃないの~!!と言っても、”だけどOyumichenは大丈夫なのさぁ~!”と言いつづける。そんな彼にポロポロ泣きながら”クリ子は私のこと強い人間やと思ってるやろ~!!”と聞くと、こんなに壊れて駄目になって泣いている私に向かって”うん!!思ってる!!だってOyumichenは強いもん!”と言い切るのだ。

こうやって同情もしてもらえない。何があったかも聞こうともしない。そしてどんなことがあっても強い女だと思っているクリ子。彼の私に対する対処の仕方はその時は”なんで、わかってくれへんの!なんで突き放した態度なんよ!”と思うのだが、だけどこういう彼の対処法が私にとって早く立ち直る方法なのかもしれない。誰も助けてくれないし、同情もしてくれない・・なら立ち直るしかないのさ!

クリ子の考えはこうだ。同情したって、問題が解決されるわけじゃない。同情して何日も落ち込んでるぐらいなら、勇気づけて、元気を出させてまた問題に立ち向かっていけ~その為に僕は力になるよ!ってことなんだと思う。本当に駄目な時はすぐ救ってあげるから、それまでは自分の力で頑張りなさい!ということ。

こんな彼のお陰でひたすら誰にも相手にされず出すだけの涙をだして、その後はクリ子のおちゃらけキャラに思わず笑い、私はクリ子の作戦に負け、笑い、すべてがこわばっていた自分が少しずつほぐれていき、次の日からすっきりとまた元気になったのでした。

だけどそんなクリ子は突き放すだけではなく、ちゃんと次の日には違うフォローがありました。今日の晩はOyumichenが食べたいものを食べに行こう!と。魚介類が食べたかったので気分転換のできる(現実逃避できる?)エレガントなイタリアレストランに行って、好きなもの食べて、その晩は私がしたいようにさせてくれて、そのお陰で今はもうすっかり元気。(レストランの話はまた後日・・・ )

私は彼の厳しい教育方針とその後の優しいフォローのもと?また来週から頑張るのでした!!(ご心配なく。私は元気です!!)

Glühwein (ホットワイン)の作り方

先日ご紹介したホットワイン。これから寒さが厳しくなっていく季節。冷えた体にもってこい。そしてホッさせていれる、そんな安らぎを与えてくれる家でもできるホットワインのレシピを本日はご紹介したいと思います。

IMG_10214.jpgまずホットワインに必要な材料:安い赤ワイン(スーパーなどに売っている一番安い赤ワインで十分)、オレンジ、砂糖、クローブ、シナモンスティック、好みでオレンジジュース。

IMG_10216.jpgまずお鍋に赤ワイン750ml、クローブ一つまみ、シナモンスティック2本、

IMG_10222.jpgそして輪切りにしたオレンジ2個分とお砂糖100g(好みで減らしたり増やしたりしてください)を入れる。

IMG_10227.jpgこれがお鍋に入れた状態。この状態で中火でお鍋のまわりにプツプツと泡が出てくるぐらいまで煮る。煮ている間に味見をし、好みでオレンジジュースやお砂糖を足したりしてください。(決してグツグツと煮てはならない。ワインの香りが飛んでしまう上、クローブなどの苦味が出てしまう。煮る間も蓋をしてください)

IMG_10229.jpgその後、火を止め、しばらくのあいだ置いておき、味を馴染ませる。(本には30分から1時間と書いてあったが、15分ぐらいで私は十分だと思います)

IMG_10238.jpgそして飲む前にもう一度、軽く温めてから頂く。

一日の疲れを一気にとってくれるホットワイン。これを一杯飲んだだけで体がポカポカするし、ちょっと風邪気味で寒気がする方、神経が苛立っている方など冬には効き目抜群なので是非一度ご賞味ください。まずは上のレシピの半分の量で作られることをオススメします。(半分の量でマグカップ2杯から3杯分です)