なかなか大変なことになってます

学校が始まってやっと少し普通の生活ができるようになってきたかな??なんて思っていた矢先、ルーべの小学校の宗教の先生がコロナにかかってしまわれ、学校はイースター明けの4月5日まで閉鎖されてしまいました。ルーべは宗教の授業を取っていないので、直接その先生とコンタクトはなかったのですが、その後数日でバタバタと何人かの先生、そして生徒とコロナに感染したことがわかり、学校の先生も生徒も全員14日間の自宅隔離となってしまいました。

宗教の先生のコロナ陽性反応が出たのが先々週の木曜日。保険所からの指示で次の日の金曜日は学校は休校。そして日曜日の昼頃に保険所から月曜日から通常の授業再開の許可がおりて、(その代わり毎朝コロナテスト、そして授業中はマスクをつけることが義務づけられました)月曜日学校に行ってみたら、思ったよりも感性が拡大してるからやっぱり火曜日からイースター明けまで学校は休校と決まり、先週の火曜日から子供たちは自宅に閉じこもったまま。

直接コロナに感染した先生や生徒とコンタクトがあった生徒には、直接学校もしくは保険所から個々に連絡が入るらしく、その人たちは100パーセントの自宅隔離が強いられます。でもそれ以外の生徒に対してはどこか自主的な自宅隔離なので、そこの決まりが曖昧で、自宅で簡易コロナテストを毎日のようにしてそれで陰性なら、少しぐらい外に散歩に行くのは許される!と考える人。それも危険だと考える人。保険所からは14日間、できるだけ人とのコンタクトは避け、外での野外活動などはしてはならない。と指示が出てるだけで詳しくは何をしてよくて何をしてはならないのかが書いてありません。もちろん14日間、一歩も家を出ないことが理想なのですが、念の為にと・・・陽性者とのコンタクトがなかった子供たちまでもが250人自宅隔離にされてしまったので、(宗教の先生は何クラスか授業を掛け持っていたので、どの生徒がコンタクト1でどの生徒がコンタクト2に属するのか判断しにくいので、悪いけど全員、隔離にさせて頂きます・・・と保険所からのご通達)元気の有り余っている子供たちを息抜きの為にも少しだけ新鮮な空気を吸わせてやりたいというのも親心。でもそこに意見の行き違いがいっぱいあって、保護者のラインにはもう、これはドロドロの昼ドラマか?ってぐらいそれぞれが罵倒のコメントを残していて、もうかなり醜いものとなっています。かなり親の精神的なものも不安定になっているように感じる今の状況。

母さん、生憎Facebookもインスタもヨーロッパ版ラインも今までくり子に個人情報の問題で危険だからと禁止されて、今まで手を出したことがありませんでした。今回の学校にコロナ感染者が出たという知らせはヨーロッパ版のラインだけで発表され、学校の校長先生からも担任の先生からもしばらく何のメールもきませんでした。クラスで唯一ラインをやっていない?母さんにママ友が学校でコロナ陽性が出たから、明日学校お休みよ!と連絡をもらって、その12時間後、やっと学校から今日は休校という知らせが届きました。また月曜日から学校が始まります。保険所から許可がおりました!という日曜日の知らせは一切、ラインをやっていない者には届かず、母さん達は月曜日の朝まで今日は学校があるのか、ないのかも授業が始まる30分前まで知りませんでした。結局お友達が電話してくれて、学校にすっ飛んで行ったルーべ。結局学校からはこの月曜日の登校に関しては校長からも担任の先生からも連絡はされないままだったので、学校に登校してきたのは全生徒の半分ぐらい。大切な重要事項はラインで送らず学校の校長先生、もしくは担任の先生からオフィシャルに知らせて頂きたい!と抗議すると、あら?みんなラインに入っていると思って、お知らせはみんなに回ってると思っていたわ!!なんて信じられない返事が返ってきたので、母さん仕方なく大切な学校からのインフォを見落とさない為に4日前から学校のライングループに入ったのですが、もう勘弁して~!!ってくらい保護者の醜いやり取りにもう母ちゃん、初めから何の干渉もしない!と決めました。

でもこの今回のこの学校で起こったことから分かったことは、ワクチン接種がすべてでないこと。・・・というのもこの宗教の先生60歳手前で高齢だということもあって、コロナを心配して去年3月から今年の3月まで休職されてました。そして晴れてワクチン接種を終えられて、学校に授業をしにこられるようになって一週間。その一週間のうちにこの先生がコロナにかかられた。何クラスかかけ持ちをされているので、学校構内ではいつも医療用マスクをつけて授業をされていたし、子供たちもマスクをして授業をうけていました。今回それでもこのようなことになってしまい、ワクチンへの可能性、そしてみんなの希望を裏切られた結果となってしまいました。そして今、ヨーロッパで流行している変異種コロナは感染率がすごく高いことも認めざる得ません。(48時間ごとに全生徒がコロナテストを学校でやっていて水曜日時点で全員陰性だったものが、宗教の先生の感染が分かった木曜日。金曜日は休校。そして月曜日早朝8時時点で新たに8人の感染が確認されたという現状)

幸いなことに今回の事態にルーべは学校のみんなが同じ状況に置かれているのなら仕方ない。家でおとなしくしているよ!と素直に従ってくれているのが救い。14日の自宅隔離が解禁されたら楽しくイースターのお祝いをしよう!!!

元気にしてます!

毎日の生活に気持ちの余裕がなくってブログを書く気持ちが残っておらず、随分ご無沙汰してしまいました。皆さんは、お元気にされてますか?母さんの日常の生活は皆さんと同じく、コロナに振り回され、こっちが子供の為にと頑張ってやっても子供は親の気持ちなんか気にも留めず、自分勝手に好きなことばかりしています。母ちゃん毎日憤慨して泣きそうになりながら生活してるのですが、その気持ちさえ分かってくれない自由奔放な子供たち。いつか母ちゃん、家出してやるぜ!!と思えどコロナで行くところなく・・・。(泣)ブログももうおしまいにしようか・・・とも思ったのですが、コロナや病気、テロや天災、色んなことがある中で日常を平穏に暮らせていることこそが一番の幸せだとこの頃痛いほど身にしみて感じ取っているので、日常の何事もないいつもの生活をもう少し綴らせて頂こうと思います。

オーストリアは2月半ばからまた学校が再開されました。小学生は毎週月曜日と水曜日の朝に学校で全員コロナの検査を受け、陰性の子供たちだけが学校で授業が受けられるようになり、毎回冷や冷やしながら子供を学校に送り届けています。

マスクも普通の布マスクではなく、医療従事者が付けるFFP2マスクという高性能のマスクをつけることを義務づけられ、どこにいくのも今はこれが必要となっています。レストランやホテルはまだまだすべて閉まった状態です。美容院や身体にコンタクトがあるところ(たとえばマッサージや整骨院、病院・・・などなど)に行く場合は48時間以内のコロナテストを薬局やコロナテスト機関で受けて陰性の証明書を持っていくことがこちらも義務付けられています。まだまだ今までのような生活とは程遠い生活の中で、子供たちが学校に行けるようになったこと、そしてスーパーや薬局以外のお店が開くようになったことだけでも、だいぶ気持ちが楽になりました。

この2ヶ月ほどの間にそういえば、スカイの誕生日、そしてくり子の誕生日なんかもあり、レストランには行けないけれど、家でできるだけパーティー気分を味わうべくテーブルをその時のテーマや気分でデコレーションして楽しみました。

仕事の方は子供ができてからは少しセーブしてたのですが、子供も大きくなってきたこともあり、少しずつ増やしていこうと思っていたのですが、お陰様でいつの間にか気づいたらもう時間に空きがないほどにフル稼働。そんな母ちゃんの癒しは、毎週末日帰りで行くスキー。何故かロックダウン中もクリスマス明けからスキー場とスケート場だけ営業が可能になったオーストリア。ホテルなどは全て閉まったままなので、基本日帰りで行けるスキー場にみんな行きます。有名な大きいスキー場やスケート場は制限人数が決まっていてチケットの予約制になっているのですが、それでも大勢の人数のところに行くのには抵抗がある母ちゃん達は、小さい無名の地元人しかいかないようなスキー場をグーグルで調べて行っています。

もちろんレンタルスキーなんてものもないような小さいスキー場なので、ハードロックダウンが終わってお店が開くようになってすぐにくり子とルーべはMYスキーを購入して、毎週それを車に乗っけてスキーそ滑りに行きます。4人分のスキーを買うのは勿体ないので、母ちゃんとスカイはその間、雪山ハイキング3時間コース。だ~れもいない山をソリを持って歩いて、途中休憩しながら自然の空気と鳥のさえずりを楽しみながらお散歩。これが母ちゃんの一週間のエネルギー源になってます。ほとんどプライベートスキー場の状態なので、スキーをしている人たちは一人か二人・・・。もう本当に静か。すごく心が癒されます。

レストランも施設も閉まったままなので、トイレは5時間できないし、食べ物なんかはすべて家で作って、それを担いで山に登らなくちゃいけないけれど、そんな環境もまた好き。

コロナウィルスが見つかってから一年以上が経ちますが、その中で最近は工夫して過ごすことを覚えてきて、自分たちでオリジナリティー溢れた楽しいことも見つけれるようになってきたことが嬉しい今日この頃です。