新居訪問

なんだか夕方ぐらいから急に頭痛はするし、鼻はズルズル、喉はイライラ・・・あちゃ~クリ子の風邪をもらってしまったようです。あれだけ風邪だけは引きたくないと思っていたのに・・・。ルーべよ、どうかキミだけは元気でいておくれ!!って訳で今日は大事をとって早く寝に行くことにします。

さて先日、クリ子の同僚で私達の友達でもあるアレちゃんが新居を構えて2ヶ月。はよ~見に来て・・・とずっと言われていたのですが、ずっとバタバタしていて行けず。

いつになったら、うちを訪ねてくれるん!!と何回も言われるだけあって、随時にこだわりのある素敵な家でした。こちらでいうWohnungと言われるところの最上階に住んでるのですが、外のテラスにはジャグジーバスに、大きなソファー。食事ができる大きなテーブルに、寝転がれるチェアー・・・、こりゃ家に人を招待したくなるわぁ・・・と納得する家でした。

家の中のちょっとしたところにもこだわり抜いて選んだと思われるものが使ってあり、この最近見た家の中で一番ピンときた家でした。ルーべが生まれて我が家の内装はストップしてましたが、ちょいとお尻に火がつき、はよ~我が家も完成させようゼ!という気にさせられました。

バーバラのお手製料理を頂き、食後はソファーでティータイム。ルーべはアレちゃんとバーバラに遊んでもらい大満足!!

我が子に会いに・・・

万霊節は亡くなった人の魂にお祈りを捧げる日。我が家もこの週末、ルーべと3人でお墓参りをしてきました。

中央墓地に我が子の墓を設けた私達ですが、この日はなんと中央墓地に立派な馬車が何台も走ってました。モーツァルトやシューベルト、ベートーヴェンら有名な作曲家がここに眠っているだけでなく、有名は建築家や詩人、そしてオーストリアの代々の大統領が眠っていることもあって、カメラを抱えた観光客が絶えない場所ですが、まさか馬車で墓地内を見て回るとは想像もしてませんでした。

この日は日本でいうお盆みたいなものなので、私達以外にも沢山の人が大切な人のお墓を訪ねてられました。私達も我が子にこの日の為に作られたリースと灯火を我が子が眠る場所に飾らせて頂き、ルーべと3人でお祈りを捧げてきました。

落ち葉がいっぱい積もったこの場所は、きっとふわふわで暖かく、心地よく眠っていてくれることを願って・・・。

最終日はグムンデン

冬時間になってから夕方の5時にはすっかり日が暮れてしまうウィーン。なんだか一日がすごく短くなったような気がします。これからますます日が短くなっていくのかと思うと気が重くなってしまう今日この頃。

さて旅の続きですが、2日目の夜なんとクリ子は流れ星を見たそうで”いいねぇ・・・”なんて言っていたのですが、腑と撮ったクリ子の写真にも流れ星が写ってました。私が流れ星を見るなんて御嶽山に登って以来だよ・・・・。(写真をクリックすると写真が拡大され流れ星が見られます)

旅の3日目はどこも霧に囲まれて視界が悪く、紅葉を楽しむところではなかったので、ザルツカンマーグートのグムンデンに少しよってからウィーンに帰ってきました。

もう何度も来てる街なので、どこを見て回りたいというのもなくただ風景を楽しみにお散歩目的でここに来たのですが、平日ということもあって人がほとんど見当たらず、とっても落ち着いた雰囲気でよかったです。

本当はここの中にあるホテルで昼食を頂きたかったのですが、生憎この日は休業。デュルンシュタインでもお気に入りのホテルでお食事をしようと思っていたら改装中でホテルは休業していたし、思うようにはいきません。でもここから見る景色はとても情緒があって美しく、お昼がここで食べられなくても来るだけの価値がありました。

そんな訳で私達が行ったのは湖畔沿いにあるホテルのレストラン。ここも何回か来てるところなので、安心してお食事を頂けます。

豚肉のパプリカソース添え。豚肉がとってもジューシーで美味しそうでした。(クリ子が頼んだもの)

それの付け合せはジャガイモをピューレにしたものを団子にして揚げたもの。

母は岩魚のバターソテー。ちょっとお腹を壊しぎみだったので、お魚がいいということでしたが、これが唯一メニューに載っていた魚料理。私はどこに行ってもかなりの割合で頼んでしまうシュニッツェル。あまりにも平凡な料理なので写真はナシ。

そしてみんなでデザートを一つずつ頼みました。みんなそれぞれ違うケーキを頼んだのですが、どれもとっても美味しかった!!

3人でデザートに合わせてワインを飲んで、その後ゆっくりとカフェを楽しんで今回の旅はこれで終わり。短い旅でしたが、新鮮な空気と美しい紅葉を見て3人ともリフレッシュができました!!