初めてのハロウィン

今日、10月31日はハロウィン。だからと言ってウィーンでは他の国と比べてさほどハロウィンに対しての意識は少ないんですが・・・。一応、我が家にもチビ助がいるんで形だけちょいとハロウィンを楽しんでみました。

晩に仕事が入っていたので、クリ子が家に帰ってきてから急いでちょいと帽子なんかを被って仮想してみました。これ帽子とズボンがお揃いできちがいみたいな柄ですが、結構気に入ってるんです。これを着て、ハロウィンのケーキを楽しんだチビ助。

もちろんケーキはすべてクリ子のお腹に収まってしまいましたが・・・・。チビ助よ、ちょっとだけでもハロウィンの雰囲気を楽しめたかい?!

バッハウ渓谷の紅葉

10月26日は祝日だったオーストリア。母が日本に帰る前に是非バッハウ渓谷沿いのワイン農家を訪ねたくて、ルーべと4人でワインの試飲会がてらバッハウ渓谷にお散歩に行ってきました。

紅葉ってちょっとタイミングをはずすとあらら・・・残念っていう結果に陥るのですが、今回は抜群のタイミングで紅葉を楽しむことができました。

この辺り一面は、ワイン畑が広がりそのワイン畑も黄色く色づくので、遠くから見ているとまるで菜の花畑かと思うぐらい一帯黄色く染まります。

デュルンシュタインと言われれば、この教会。中には入ったことがないのですが、この教会が見えるとデュルンシュタインに着いたんだ~と思わせるそんなデュルンシュタインのシンボルの一つ。

デュルンシュタインのもう一つのシンボルとして廃墟になったお城が山の上にあるのですが、ここから見る景色がまた最高なんです。でもこのお二人は途中で断念。この先は急な坂になり、ベビーカーでは無理なのでここで待機。母と私だけで頂上を目指しました。

バッハウ渓谷の紅葉を楽しんだ後は、ワインの試飲に行こう~!!いつもお世話になっているワイナリーで新作を試飲して、母が日本に持って帰るワインと私達のケラー用ワインを選んで、我が家に帰ってきました。

Tulbingerkogelで昼食

日曜日から冬時間に変わり、一気に日が暮れるのが早くなったような気がします。その上、一昨日から雪が降り、今日は我が家周辺、日中も気温1度までしか上がりませんでした。いよいよウィーンにはなが~い冬がやってくるようです。

さてまだ秋晴れで温かい日が数日続いた2週間前の週末、ウィーンにルーべの世話をしにきてくれていた母とTulbingerkogelというホテルに昼食を食べに行ってきました。

ここのホテルは見た感じ大したことはないのですが、ここのお食事はかなりハイクオリティーで我が家は度々ここに食べにきています。この日はお天気がよかったのでルーべと4人でテラス席に座りました。まずはSchilcherで割ったSektで乾杯!

前菜はHering(若いニシン)のマリネ・フレッシュチーズ添え。このHeringがちょうどいい加減に〆てあってとっても美味しく、リンゴを混ぜたソースと頂くと最高!

昼のコースメニューを頼んだのですが、今が旬のかぼちゃスープ。

そして母と私がこれまた今が旬のキノコを使ったスープ。どちらも秋によく出てくる定番のスープ。

鶉と胡桃を紙に包んで焼いたものにセロリとジャガイモのピューレ。秋になるとウサギや鹿、ガチョウなどの狩猟が解禁になり、この時期オーストリアではこれらのお料理を食べることが出来るのですが、鶉もその一つ。とっても淡白で身が引き締まって美味しかった。

豚をじっくりオーブンで焼いたもの・クヌーデルと焼いたニンニク添え。これはクリ子の料理だったのでほとんど味見はしてませんが、なかなかパンチの効いた一皿だったようです。

そしてデザートはカボチャのオイルを使ったシャーベットとハーゼルナッツをキャラメルで固めたもの。カボチャのオイルを使ったアイスなんて食べるまで想像もつかなかったのですが、ほのかに香るカボチャオイルがアクセントになった上品なデザート。今回のお料理の中でこれが一番の驚きで発見でした!!

もう一品がTopfenと言われるちょこっとすっぱみのあるフレッシュチーズを使ったNockerl・プラムソース添え。これはオーストリアではずれのない確実なデザート。うん、想像した通りの美味しさ。

結構なボリュームがあるように思いますが、どれもシェフのこだわりのもと繊細に調理してあるので、ペロリといけてしまいます。

私達がデザートを頂いている間、何故か急に野原の方から騒音が聞こえてくると思ったら、そこにはヘリコプターが飛び立つところでした。ここのホテルにお食事を食べに来たお客さんが、ヘリコプターをチャーターしてどこかへ帰っていったのですが、一体このお客はどこへ帰っていったのでしょう???

そして我が家のルーべは、お食事中ずっと一人でおとなしく待っていてくれました。ありがとうよ・ル~ベ!!