暑い時のギリシャ料理

こうも暑いと日を重ねるごとに茹でダコになってしまいそうです。食事もなんだかピリ辛なものが欲しくなったり、冷たいものが食べたくなったり・・・・。

って訳で急にギリシャ料理が食べたくなってギリシャ料理を食べるならここ!と決めているレストランに行ってきました。

ここに来たら必ず頼むのがこれ。ペファローニを塩とニンニクでマリネしたもののグリル。それにはヨーグルトと細かく切ったキュウリ、摩り下ろしニンニク等で作ったソース、ザジキと一緒に。このニンニクとピリッと辛いペファローニが夏になると食べたくなるんです。これ癖になる味です!!

これはミートボールをトマトやパプリカなどの野菜で煮込み、上にフェタチーズを乗せてオーブンで焼いたもの。フェタチーズがいいアクセントになってこれも食欲をそそる料理。

ギリシャ風ツナサラダ。やっぱり暑い時は生野菜がいっぱい食べたくなります。生野菜に見たこともないチーズがのっていてその上にツナがたっぷり。箸休めにはいい一品です。

そして待ってました!私の定番、島の一皿・・・という名のついたイカと海老の揚げものの一皿。ここのこのイカと海老がすごく美味しいんです。他のレストランで同じものを食べると大抵、イカがもっと細切りで揚げるとカスカスになってるのですが、ここのは肉厚なので、とってもジューシー。これを目当てにこのレストランに来ていると言ってもいいほどこの一皿が大好き。

デザートにハルヴァと呼ばれるゴマペーストで作ったお菓子が好きなんですが、すでに2人でこんなにいっぱい食べているのでカロリーを気にして今回はやめておきました。ってこの後にアイスを義両親のもとで気が済むまで食べた二人なんですけどね・・(笑)

ミュージカル”Die Spinnen, die Roemer!”

毎年、夏に一、二度猛暑がやってくるウィーンですが、この暑さ3.4日ぐらいかと思っていたのですが、甘かったようです。今週いっぱい暑い日が続くようで早速、頭がボ~、体もなんだかだるいし・・・と夏バテ兆候が出ている私です。

Romer_Web1.jpgさて今日から7月。ウィーンから人気が去り、この週末からすっかりバカンスモードに入っています。夏休暇は国立オペラ座やフォルクスオーパーでも同じことで7月から2ヶ月間、休演となります。この2ヶ月間の休演前にどうしてももう一度演奏会に行っておきたかったので、今回は元気がでるミュージカル”Die Spinnen, die Roemer!”を木曜日に観てきました。

Roemer_Web3.jpgこの数日、クリ子も私もなんだかお疲れ気味で元気がなく、ストレスが溜まっていたので、お気楽で観ていて楽しくなるものが観たくて、前から一度見てみたかったこの演目をフォルクスオーパーで観てきたのですが、とてもテンポがいい上に笑いがあり、突っ込みどころ満載、音楽も軽快・・・かなり楽しませてもらいました。

Roemer_Web2.jpgこの演目、日本語では”ローマで起こった奇妙な出来事”というらしいのですが、私は今回、この演目をフォルクスオーパーが取り上げるまで知りませんでした。そもそもミュージカル自体観たのは今回が初めて。マイクを使っての演出に今まで抵抗があったのですが、実際見てみるとマイクのことなんて忘れてしまうぐらい、この演出にはまっていきました。

本当は春にもこの演目が取り上げられていて、その時はフォルクスオーパーの総監督のロベルト・マイヤーさん主演のもので見たかったのですが、チケットを取ろうと思った時には完売。出遅れてしまった為、シーズン終了間際のギリギリまで観に行くかどうか迷っていたのです。今回の演出では主役のロベルト・マイヤーさん役を女性が演じてられました。こういう演出の仕方っていうのもあるんですね。

ミュージカル自体観たのが今回初めてなので、今回の公演についても感想は控えさせて頂きますが、とにかくテンポがよくって楽しい演目なのには違いありません!!クリ子なんかはかなり大笑いしていました。ちょっと元気がないわぁ~って時に観たらなんだか気持ちが楽になった~、元気をもらった~!!というような今回の演出で、来シーズンも9月からこの演目をやるようなので、もしよかったら観に行ってみてはいかがでしょうか?ビデオが観たい方はこちらから。(写真、ビデオはすべてフォルクスオーパーのサイトから拝借)