ついに今日から気が重い新学期。オーストリアは9月が新年度始まりで、カリキュラムなんかも変わるので、仕事の時間割も一から。これから毎日仕事以外の時間でもバンバン電話がかかってきて一日中気が休まる時がないのかと思うと憂鬱・・・。だからこそ、その前にどうしても心身ともに休めておきたくて、週末クリ子とハンガリーに温泉へ。
あ~なんで外が30度以上ある日に温泉なんだよ~と道中二人でブツブツと嘆いた私達。だって予約をした5日前の週間天気予報はこの週末、雨で気温も低いって見たんだも~ん!!だけど実際温泉に行ってみて、暑さなんて関係なく、すごくリラックスできた2日間でした。ホテルからは何故かこの日、スパークリングワインを一本プレゼントして頂き上機嫌!
温泉と言えども、ヨーロッパの温泉は日本の人からするとスパって感じでしょうか?かなり熱い温泉が湧き出てるのは確かなのですが、ヨーロッパ人は、熱いお風呂や温泉に浸かれ慣れていない為、大抵お水でかなり温度をさげてあります。
ここのホテルでは色々な湯船やプールがあるのですが、一番熱い湯船で40度だったかな。大抵の人は36度に設定してあるプールで日焼け目的?でお連れの人とペチャクチャ喋りながらゆったりと温泉に浸かっています。
ちゃんと競泳用のプールもあるので、私なんかは一番熱い温泉に入ってのぼせた後は、このプールで300メートルぐらい泳ぐことにしてます。(って大抵誰もいないので、この大きなプールで一人で泳ぐ快感、それが最高で泳いでるって言ったほうがいいかな)
一泊二日の短い温泉旅行だけど、食事を取っている以外はずっと温泉に一日中浸かってのんびりとして眠くなったらお庭でパラソルの下で一眠り。とってもゆったりした時間。
そして夜はバーで生演奏を聴きながら、前回は飲めなかったお酒を飲んで・・・・うん、クリ子~なんだか次の新学期、頑張れそうな気がしてきたよ!ゆっくりだけど前見て歩いていきます。ありがとう~!!(写真はすべてスマートフォンで撮影)



そして何よりびっくりしたのが、そこからまずバスに乗って湖畔コースの入り口まで行くのですが、このバスが来る時間も場所もはっきりと分からない。どこにも書いてないんです。30分に一本ぐらいしか来ないから、その間にバスを待ってる人はどんどん膨れ上がっていく。だけどドコで待てばいいのかもわからない為、列なんて作って待つわけにも行かず、ただただ皆イライラして待ってるんです。バスが来た時には、みんな乗り口はあっちだぁ~と一斉に走り出し、後は早いもの勝ち。

上から段々に次の湖へ~またそして次の湖へ~と流れていくこの風景。源泉となるところは一体どれぐらいの水が湧き出しているんだろう?とすごく興味が湧いたのは私だけ?!
でもこの二人が海水浴にクロアチアっていうのもありえない。じゃああの有名な街並みがあるドゥブロヴニクまで行くのはどう?でも一週間の旅では時間的に無理があるし・・・と頭を悩ませているところに頭に浮かんだのがプリトヴィツェ湖群国立公園をメインにクロアチア旅行をしてみては??ってわけでここの国立公園を中心にして、クロアチア旅行に2泊3日で出かけることしたのでした。
この国立公園の周りには何もなく、宿泊施設も古くて大したことがないということだったので、そこから一番近くてちょっと大きめの街、そして海辺・・・・と探したところ出てきたのが、セニという港町。
車をウィーンから走らせること6時間、やっと宿泊先のセニに。この街はクロアチアの北アドリア海沿岸の都市でもっとも歴史が古い街として知られるらしい。でも・・・・言い難いが・・・・6時間もクリ子に運転してもらって・・・・・本当に言い難いんだけど、この街廃れすぎてて何も・・・・ない・・・・・。(トホホホホ)


いつも日本ではヘルシーな料理を食べている二人。この旅の頃にはヨーロッパの料理にお腹が悲鳴をあげ、二人とも絶不調!!お腹の救急事態と戦いながら、それなりにクロアチア料理を楽しんでいたのですが、旅の最後の方で母が一言、”私ら日本でもっといい魚食べてるから、ここの魚料理は・・・・”と口走った時には私の目は吊り上っていたに違いない。海に面してないオーストリアでは新鮮な魚料理自体を食べることができないんだよ・・・・(涙)