Juris

先日、いつもよくしてもらっているお友達ご夫婦にワインの試飲会に一緒に行かない?とお誘いを頂いた。もちろん、行かせて頂きます~!!ってな訳で昨日、ご一緒させて頂いたのはオーストリアでもワインの名産地の一つであるBurgenland州のGolsにあるワイン農家。

ここのワインはオーストリア人が知る人ぞ、知るワインブランドだ。Graben通りにあるある有名な老舗の食料品店にもこっそりとここのワインは置いてあるし、クオリティーの高いレストランでもたまに置いてある、そんなワインブランド。

ワインの質は上質なのに、世にあまり出回ってないワイン銘柄。ある意味、そんな色んなところで宣伝しなくても十分に需要、供給が出来ているのだろう・・・そんなワイン農家の試飲会となると、これまたそこの顧客しか招待されない。

事前に送られてきた招待状を見せるだけでは済まず、本日招待された顧客リストの中の名前と照らし合わせ、オーケーならここのお店のバッチをもらい、それをつけて試飲会に参加する。

レセプションではえら~い大変なワイン試飲会に来てしまった!思ったが、中に入ってみるととってもアットホームな雰囲気で、ワインの説明も抜け目なくちゃんとして下さるし、ビュッフェも用意してあり、私達はまず腹ごしらえをしてからワインの試飲に臨んだ。

そして今回、私達がお買い上げしたものの中から、特に私が気に入った2つをここで紹介したい。一つ目がSektと言われる発泡性のワイン、言い換えればドイツ、シャンパンだ。ここのSektは香り、そして口にした時に広がるフルーティーな味わいがその後、いやらしく口に残るのではなく、スッキリと引いていく感じなのだ。それでいて辛口過ぎない、なんともバランスの取れたお上品なワイン。

そして今回の私の一番のお気に入りがこれ。Chardonnay 2007だ。オーストリアワインにしてはお値段も結構はるがそれだけの価値はある。このワインを好むか好まないか好みは分かれるだろうが、私はこのワインの持つ個性にすごく惹かれた。値が張るから美味しいワインとは限らなく、オーストリアワインでも値の割りに大したことのないワインも多い。だけどこれは違う。結構値はするが、それでもほし~い!!と思えるそんなワイン。

今度、日本に帰る時の手土産はこれで決まりだ!我が家族よ、待ってておくれ!!