日本では、物心ついたころから、自分の血液型というものに何かしら反応していただろう・・・小学校の頃なんて、A型は几帳面、O型は大らか、B型は変わった人が多いというだけで、ナニナニちゃんはきっとAやわぁ~とかナニナニちゃんは大雑把でほんで明るいし、絶対Oやわ~とか友達と話たもんだ。
私自身、生粋のA型。変わり者と言われ下手するとB型?なんて言われる性格だが、そんな私でも几帳面な部分はあって、まず自分の服は全部箪笥の中にびっちり綺麗に一列に並んでいないと嫌な人だ。そしてクローゼットの中もすべてがまっすぐ同じ角度で服が吊っていないとイライラし、何回も吊りなおす人だ。そうかと思えば、なんでそんなにお~ざっぱなん?!と言われるぐらい料理も、掃除も何もかも大雑把。そんな訳のわからん掴みどころのない私の性格。だけど私自身はやっぱりA型の何者でもないと思う。個人的には、人と違ったものを狙う性格なので、BやAB型に憧れたのだが・・
だけどこっちに来てビックリ。半分近い人が自分の血液型を知らない。おい!突然交通事故とかにあって輸血が必要な時とかどうするん?とか、それじゃ、産まれてきた子が誰の子かわからんやん?なんて思ってしまうのは私だけだろうか?
オーストリアの人は自分の星座についてはほぼ90パーセントの割合で皆、自分の星座を知っている。そしてその星座の人はこんな人格が多いとか・・。私には星座占いとかが全く興味ないので、最近まで、私の星座がドイツ語でなんて言うのかも調べもしなかった。そうすると、みんなが私の誕生日の日を聞いてきて、あ、それだとナニナニ座ね!ってちゃんと当てるんだから、すごい。
日本では星座よりも血液型というものに反応するのに対して、こちらでは確実に血液型より、星座に興味を持つ。
そんなオーストリア人、いまだにクリ子の血液型を知らず。彼本人自身もわかっていない。あのなんとも言えない変わり様は、私はAB型か、B型だと確信しているのだが、結果は?? ちゃんと母子手帳には書いてあるらしいのだが、クリ子の母子手帳自体どこかへ??クリ子の母ちゃんに聞いても知らないらしい・・・
さてはて彼は一体、何型なんだろうか?そんな自分の亭主の血液型を知らない人がこっちには多かったりして?!