古楽器博物館

P1020532.jpgウィーンの王宮の中には昔使われていた楽器の博物館がある。鍵盤楽器がいっぱい展示されていることもあり私にとってはとても興味深い。

P1020525.jpgここに来るのは10年ほど前に旅でウィーンを訪ねた時以来。その時は展示されていた楽器に見惚れていたが、今回はそれよりも何よりも展示されている博物館の階段、つまり王宮の建築に惚れてしまった。なんて綺麗なカーブを描いているんだろう・・・

P1020522.jpgそして階段や手すり、壁はすべて大理石。その大理石の質とカットの仕方、贅沢極まりない。

こんな立派な建物、そして展示物なのに人はまばら。ほとんどこの博物館を一人占めしているかのように思えるぐらい人がいない。こんな贅沢な空間、ゆったりと自分の世界に浸りながら回ってみるのはいかが?

オーストリアのゲレンデ

IMG_0128.jpgアルプスに囲まれているだけあってオーストリアのゲレンデは雪質がいい上に、ゲレンデが広く、人がまばら。下手くそな私達が滑っても人にぶつかることなどない。

IMG_0131.jpg今回、私達が滑ったのが中級者コース。コースが長いだけあって滑りがいがある。

IMG_0107.jpg西ヨーロッパ中、この時期イースターで学校がお休みな為、世界の色んなところからスキーにやってきている子達がいた。でも一番多かったのはお隣、ドイツからかな?

IMG_0120.jpgゲレンデの端の方はこうやってもみの木に囲まれていている。

皆さんも一度、オーストリアでスキーなどはいかが?雪が柔らかくて軽い分、すごく滑りやすくってよ!

一泊13ユーロのコテージ

IMG_7436.jpg今回チロルで宿泊したところはFerienhausといい日本語に直訳するとコテージ。家のようになっており、言えばキッチンがついているアパートメントみたいなものだ。ホテルの様な朝食のサービスなどはなく、食事はすべて自分達で作るか外食するかだ。だがFerienhausのいいところは部屋数が多いこと。そして広いこと。

IMG_7380.jpgそしてなんと言っても安いことだ。今回のチロル旅行は3泊4日、3人でまとめてたった120ユーロという安さ。ということは一人あたり一泊13ユーロ(およそ2000円)しかかかっていないのだ。たぶんこの宿は特別安いと思われる。きっと儲けることを考えているのではなく気持ちだけで宿を人に貸しているものだと思われる。

IMG_7385.jpg私達が旅したこの時期はイースター休暇にあたり、みんながスキー旅行にでる為、どこでも割高だ。そしてましてや観光地の近く。普通なら一人あたり最低でも120ユーロはするものが、このお値段。実際行くまでかなりの不安があった。ボロボロの宿じゃないか?すごく寒いんじゃないか?後でお金をぼったくられるのじゃないか?

IMG_7381.jpgそれがなんのその。全部まとめて120ユーロぽっきり。その上、部屋もとっても綺麗ですべてが揃っている。かなりこれは快適な旅行だった。

IMG_7420.jpg私達は今回の旅行で、朝食はもちろんのことながら、2夜ほどここでディナーをした。晩に家で食べるいいところ。それはゆっくりできること、運転の心配をしなくていいところ。そして気楽なところ。行きしなにスーパーで買ってきた美味しいチロルのサラミにまずは冷えた体を温める為に野菜のいっぱい入ったトマトスープ。そしてお好みでパンにニラのパテ、それに赤ワイン。

IMG_7421.jpgそして山小屋と言われればチーズでしょう・・・オーブンでグツグツと泡が噴きそうなぐらい焼いたチーズにパン。

IMG_7435.jpgそしてある時はイカ墨パスタと西洋ニラのパスタ、2種のパスタに白ワイン。

IMG_7437.jpgお食事の時はやっぱりいい雰囲気で食べたい3人は、心は一つ。姉とクリ子で何を言わずとも暖炉に火を入れる。こうすると雰囲気が出るんだよね!スキーの後の暖かい暖炉のぬくもりで食べるディナーにワイン。自然と眠くなり、毎日のように奴ら2人は9時には沈没して寝ていた。その後、一人残された私の寂しく、退屈なこと・・・オホホホホ、仕方がない。