嵐の後の静けさ

台風の目か、嵐の渦か?嵐のようにやってきた訪問者が今日、日本へと帰っていった。彼女との一週間はとても盛り沢山でバタバタしていたが、とっても楽しかった。

IMG_7391.jpg彼女は見るもの、聞くもの、触れるもの・・・五感のすべてをフルに活用して、色んなものを心、体で受けとめていた。日本に帰っても、今感じたことを忘れないように・・といった彼女の必死さと純粋な姿勢にハっとさせられるものがあった。

彼女はかわった。彼女が昔、ウィーンに住んでいた時はどこか冷めた目で物を見ているようなところがあった。必死になることが格好悪い、恥ずかしいといったようにも見えた。それが今回の彼女は、すべてのことにまっすぐで自分から色んな物を求め、どこか必死で、何かしらすごいパワーを感じた。

IMG_0159.jpg彼女が帰った今、なんだか嵐の後の静けさのように、ポカンと穴があいたようでとっても寂しい。今頃彼女は空の上を飛んでいるんだろうか?

期間があまり長くなかったこともあり、いっぱい色んなことをさせてあげられなかったけれど、彼女がこの一週間を満喫してくれたこと願うばかりだ。そしてこの旅でエネルギーを補給して、また日本で頑張ってほしいと思う。

クサクサ、来年また時間ができたらまた戻ってきてください。 みんな今から楽しみにして待ってるよ!

雪オンナがやって来る

奴つながりでなんなんだが、奴はどうもオーストリアにまたしても悪天候を連れてきてしまったようだ。奴が前回、こっちに来たのは私達の結婚式の時。それまでいいお天気だったのに、急に結婚式の日から嵐になり、その時期にしては最低気温を20年ぶりに更新したほど、寒い日が続いた。そしてそれ以来の奴のオーストリア訪問。

IMG_7388.jpg奴が来た日、それまで暖かかった気候が一転。雪と雷と強風の嵐。無事、飛行機がウィーンに着けるか心配したものだ。そして今回のチロル旅行・・・宿泊する予定のペンションに着いた時はこの通り、晴れていて雪など降っていず、あれ?なんか雪景色をイメージしてたのになんだか違う・・なんて思っていたら?

IMG_7424.jpg次の朝起きてみるとこのありさま。大雪だ!朝から晩まで雪が降りつづけ一気に冬景色へと変化を遂げていった。

IMG_0086.jpgこの地帯、もみの木ばかりが生息し、もみの木の上に降り積もる雪はまるでクリスマスを想像させた。IMG_0094.jpg山もこの通り真っ白。

IMG_0147.jpgさぁ~こんな雪の銀世界。ソリを持ってお散歩しよう~!!

帰ってきました!

22日から今日までスキーにチロルまで行っていた我ら。

IMG_0132.jpg毎日存分に遊び、楽しみ、とても有意義な旅だった。スキーをしたり山を散歩したりソリ滑りをしたり・・・

IMG_0031.jpg奴はやっぱりどこでも子供だった。相変わらずな奴はどこでも小さい子に見られていた。だけどとっても楽しそうに過ごす奴を見ているとこっちまで嬉しくなる。

IMG_0120.jpgさぁ~明日も早いので今日はこのへんで終わり。続きはまた明日。