相変わらずなクリ子

最近のクリ子は来週に会社の展示会が控えていることもあり忙しくしている。今日は仕事がはかどった・・今日は一つもいいことがなかった・・の繰り返し。それはみんなも同じのようで今日、久しぶりにフィットネスをしに会社に行くとみんなが夜遅くまで仕事をしていた。みんなの顔が疲れている・・

IMG_1547.jpgそんなお疲れで元気のないように見えるクリ子だが、相変わらずクリ子は健全だ。この最近は日本語もなかなか上手になってきたクリ子。だけど何にでも”様”か”さん”とつけたがる。自分で”姫わぁ~ナニナニしと~ござる!”なんてバカなことを調子にのっていったりすると、クリ子は”お姫さま~”と私のことを言う。あのお姫様と改まって言われると冷めちゃうんですけど。これはノリよ、ノリ!クリ子にこれが分かるかなぁ~。そして私は妻という響きが嫌いなのを知っていて今度は”僕のおツマさ~ん”なんて私を呼んだりする。そしてお肉は”お肉さん””豚さん”・・・・などなどなんでも”さん”がついてしまう。今日、会社の中で私がフィットネスを終えてクリ子を迎えにいくと”あ~お姫様が戻ってきた~”って言われてしまった。それを聞いていたクリ子の同僚が今、クリ子はなんて言ったの?と聞かれたので恥ずかしくて何を言う事もできず、そそくさと帰ってきた。

そしてその後、仕事から帰ってきて私が晩御飯を作っている間にクリ子はビールを一本開けてしまったみたいで、食事ができたころには2本目を開けていた。そして最後には”僕、ビール1リットルも飲んでしもた!もう目がグルグル。ピーマンの肉詰めがグルグル回って見える~。あ~目が閉じそう~・・・”などとのたまう。誰も私が飲め!って言ったんとちゃうからな!自分の責任やからちゃんと目を大きく開けてご飯最後まで食べよしや!ほら~目が半分閉じてる~。私が目開けといてあげるからはよ~最後までご飯食べちゃい!あの~アナタはお子ちゃまですか?なんで私がこんなことを言わなくてはいけないのだ!!自分でちゃんとそんなことは管理してください!

IMG_0873.jpgそんな自分のこともちゃんと管理できない人が人の世話だけは焼きたがる。クリ子の同僚がフランスからやってくる彼女に御寿司を作ってあげたいと言ったそうな。仕事に行く前のクリ子が何か台所でゴソゴソしていると思えば、その同僚の為に頼まれもしてないのに、炊飯器から日本のお米、すし酢、のり、わさび、巻きす、そして御寿司の握り方の本まで用意してるではないか?これどうするの、クリ子??シュテファンに貸してあげるの~。折角、御寿司をごちそうしてあげるんやったら、やっぱりおいしい本当の日本の御寿司握ってほしいやん。そして彼女にも食べさしてあげたいやん。だからこれ~シュテファンに貸してあげるねん!!

そうか、そうか、勝手にしよし!そしてそんなシュテファンから電話が・・・ご飯どうやって炊くの?どこ押したらいいの?違う!そこはタイマーや。ただ炊飯のところ押せばいいんや!!さてはてシュテファンはおいしい御寿司を彼女に食べさせてあげることができたのだろうか??