無花果のピザ

もうすぐウィーンの夏は終わりを告げそうです。その前に旬の無花果を食べておきたくてマルクトで買ってきたのですが、そのまま頂くだけじゃ面白くないので、ピザにしてみました。

こちらで売っている無花果は日本のものに比べて少し小ぶりなのですが、味は日本のと同様にとても甘くて美味しいです。作り方は至って簡単。まず材料は市販のピザ生地、ヤギのチーズ(柔らかめのもの)、はちみつ、塩、乾燥バジル、(生ハム、生バジル)。

ヤギのチーズを小さく切ったものに、蜂蜜を大匙2杯ぐらいと乾燥バジル入れて混ぜます。(今回は蜂蜜をレンジで温め、それをヤギのチーズに混ぜることでチーズが少し液状になるぐらいまで混ぜました)それを市販のピザ生地の上にのばし、200度のオーブンで5分~7分ぐらい焼き、一度オーブンから出します。そしてその上に短冊切りにした無花果をのせ、塩をパラパラと振って、またオーブンで無花果がいい色になるまで焼きます。焼きあがったら、蜂蜜をタラリとかけて出来上がり。

これでも十分美味しいのですが、焼きあがったものに生ハムと生バジルをのせた方が断然美味しいのですが、今回は買い忘れてしまったのでナシ。もしお庭に無花果が出来すぎて困ってるわ!って方、ちょっと一味違った無花果のピザはいかがでしょうか?どちらかというとデザートピザって感じなので、トマトベースのスタンダードピザを作られて、もう一種類お口直しって感じでこの無花果ピザを作られるのをお勧めします。その時は是非、生ハムと生バジルもお忘れなく!!

シャンパン

昨日までの暑さはどこへやら、今日は一気に気温が下がりしとしとと雨が降る寒い一日でした。そして上を見上げれば、いつの間にかマロニエの葉が黄色く色づいていました。あ~もうすぐウィーンには秋が来てしまうのですね。

さて先日まで続いていた暑い日にはワインよりシャンパンの方が合うだろうとシャンパンを購入したのですが、このシャンパン、とっても繊細で気品があります。

このBillecart-Salmonは200年以上続くフランスの老舗ワイナリーで家族やっているワイン農家です。気泡が細かく気持ちのいい酸味、すごくバランスの取れた美しいシャンパン。このロゼもあるのですが、これがまたとても美味しいらしいです。

今回は私はこのシャンパンを頂くことはできませんでしたがこのシャンパン、授乳が終わる時期にまた頂きたい一本です。

ホイリゲ探し

今日、ルーべの一ヶ月半検診があったのですが、なんと身長60.5cm、体重5.2kg。えらいこの一ヶ月ほどで大きくなったなぁ・・・なんて思っていたのですが、まさか一ヶ月半で身長8.5cm、体重1.9kgも増えてるなんて思ってもいませんでした。身長なんかはこの歳の平均グラフを越えてしまっていて、一体どこまで伸びていくんでしょう・・・。

さて昨日は用事が立て続けに入っていたので、有給休暇をとったクリ子。あまりにもお天気がよかったので用事の合間にまた新しいホイリゲ発掘に行ってきました。

今回は前回行ったところとはまた違う山で、この山からもウィーンが一望できます。大きな駐車場もあってホイリゲ・レストランというだけあってちゃんとパーティーが開けるような素敵なお部屋も完備。

こりゃ期待が持てるぜ!なんて期待をして、まずはお食事を拝見。パーティーを開くにはまず食事が美味しくなくては・・・ってことでお食事を頼んだのですが、ここには典型的なホイリゲ料理はなく、どちらかというと庶民的なレストランにある料理のラインナップ。まずはシュニッツェル。このお店の名前がついたシュニッツェルなのですが、お肉の中にマッシュルーム、ハム、ぺファローニ、オニオンが入っていて、これはなかなかいけました。

付け合せは典型的なオーストリアのサラダの盛り合わせ。キャベツの酢漬けにジャガイモサラダ、ぎゅうりのサラダなどなど・・・・。

そして本日のランチメニュー・スペアリブ。エネルギーをつけようとこれを頼んだのですが、よくもなく悪くもなく・・・・。

その間、ルーべと言えばあまりの暑さに参ってぐずりだしたので、他のお客さんが退散された後は、この通りオムツ一丁。キミはいいねぇ・・・暑かったら服が脱げて!

この日は暑さのせいか食欲があまりなかったのもあって、う~ん、全体的になんだかここもピンとこず。悪くもなく、よくもなく・・・・その上、ここはあるオーストリアの政党がよく会合を開くらしく、首相やその他の政治家が急遽ここで会合を開くと言ったら、私達が一ヶ月ほど前からパーティーができる部屋を予約していても、政治家達の会合の方に部屋を回されてしまうらしい。

う~ん、なかなかホイリゲ探しも難しいものです。ここも無しかな。まだ今度のパーティーに使わせてもらいたいホイリゲは見つからず。また一から振り出しです。