夜空を見ながら食べるのも最後?

9月も終わりに近づき、日に日に朝晩の冷え込みが激しくなってきたウィーン。どんなに日中お天気で温かくても夜は結構寒いです。

でもそれぐらいじゃめげないのがウィーン人。外でご飯を食べられる間は意地でも?外で食事を楽しもうとします。そして私達もその一人。先週末、お天気がよかったので、またまたホイリゲで軽く飲んで帰りました。

ホイリゲの室内で飲むか、外で飲むか迷ったんですがね、外があまりにも雰囲気がよかったので、外で飲むことに。

今年初めての赤のStrum。白を飲む機会が多い私達にとって、赤のStrumは新鮮。赤も美味しい!!

この日は甘いものが食べたい気分だったので、フレッシュチーズで作ったちょっぴり甘酸っぱいお団子に、プラムジャム。ワインとこの甘いデザートの組み合わせ、結構好きなんです。

外はきっともうこの時間10度ちょっとぐらいしかないはずなのに、もうわずかしか楽しめない外でのこの時間を大切に過ごすウィーン人。私、この雰囲気好き!

ってな訳で皆さんもウィーンのホイリゲの雰囲気でもご一緒に楽しんでください。(スマートフォンでビデオを撮ってみました)

今年最後の夏

ウィーンの夏、いやヨーロッパの夏はとっても短い。もう秋はそこまでやってきているのがひしひしと分かるこの最近。でも太陽さんも最後の力を振り絞って頑張ってくれているようでこの一週間、有難いことに夏日が続いてます。

夏日最後の週だと思われる今、存分に夏を堪能しておこうとこの週末はクリ子とホイリゲに行ってきました。夏日と言えども朝晩は冷えるのでちょいと早めに行って、早めに退散。

お日さんが沈むのも随分早くなったウィーン。夏は夜の9時頃に日が暮れていたのに、今では7時過ぎにはお日さんはゆっくりと沈んでいきます。

この日は暑い中、街に半日も買い物に出かけていた為、喉がカラカラでまずは喉を潤したかったので、調子に乗ってこんなにいっぱい頼んだ私達。これ二人で飲む分量かい?(左手前からこの時期しか飲めないSturm、自家製葡萄ジュース、自家製ワイン、炭酸水)

二人で夕日が沈むのを見ながら、お酒を飲み、おつまみにポルチーニ茸のフライが食べたかったんだけど、この日はなかったので代わりにかなりレベルダウン・・・・・をしてズッキーニのフライを食べながらゆったりとした時間を過ごしました。

もうこうやって外でゆっくりとご飯を食べるっていう機会は今年はほとんどないんだろうなぁ・・・。そう思うとできるだけ最後の最後までこの夏っていうのを満喫したい欲張りな私達でした。

新芽がでてきました

日本ではそろそろ桜が満開の時期を迎えますが、ウィーンでは日に日に木々から新芽が目を出し春らしくなってきました。

山の上から眺めるドナウ川。冬に見ると茶色い畑と枝しか見えない寒々しい景色でしたが、今では少しずつ緑の絨毯へと変わりつつあります。もうすぐするとここから見る景色の一つに黄い絨毯を見ることができます。そう、菜の花畑。何故オーストリアにはいっぱい菜の花畑があるのに、菜の花を食べる習慣はないんだろう・・・。美味しいのに・・・。こっちの人はほろ苦い食べ物なのが嫌いだからかな?

ってすぐ食べ物に興味が湧く私達は、散歩がえりにレストランに。この日はお天気がよかったので外のテラスで頂きました。家では絶対に作らないガーリックのクリームスープ。これ、外に行くとたまに食べたくなるんです。

そしてデザートにカイザーシュマーレン。パンケーキをフライパンの中で裂いて、それにプラムのジャムをつけて食べるオーストリアではとってもスタンダードなデザート。いっぱいの粉砂糖とプラムジャムで食べるのが美味しいんだよね。

これからどんどん暖かくなっていくと外に出る楽しみが沢山!これからいい季節がやってきます!!