姉が今回のウィーン滞在でやりたかったことは2つ。一つは大晦日に王宮でやっているカイザーバル(皇帝舞踏会)に出ること。そして二つ目は山の太陽のもとで外のテラスでビールを飲むこと。なんとこの2つだけ要求してきて後はお任せらしい。
ってなわけで一つ目の彼女の希望、皇帝舞踏会に大晦日の晩から新年にかけて行って来ました。この舞踏会が2012年度の舞踏会シーズンの幕開けになる一つめのバル。
舞踏会に出たことのない彼女は王宮での社交の場がどんなものか考えるだけで段々、緊張してきていましたが、あの~ただのダンス好きのカップルが踊りにくる・・・そんな気軽な気持ちで行ってもらえればそれでいいのですが。この日の為にウィーンで舞踏会用のドレスとダンスシューズを購入した姉。髪は文句を言われながらも私が結ったのですが、終わりよければすべてよし!!
私達自身、毎年大晦日から新年は旅に出ていてウィーンにはいないので、この皇帝舞踏会に出るのは初めて。でもこの舞踏会いいかも!!大晦日ってこともあって人は少ないし、旅行者にも配慮してあるのか堅苦しくなく、エンターテイメント的にも楽しめるようになっているので、肩に力が入ることなく自然に楽しめる。
この日は、我が教え子がオープニングと年明けの舞台で合唱団として歌っていたので、それを見れたのも嬉しかったな。
クリ子と何曲かワルツを踊った姉は、その後は、私とクリ子が踊っている間、一人で待っていたのですが、知らぬ間に男性からダンスのお誘いがかかり、あら?気づけば何曲も男性と踊ってるではないですか?!
その後もニューヨークに住むアメリカ人から猛烈アタックがあり、舞踏会が終わる最後まで彼と踊っていた姉。何より印象的だったのは彼女がずっと満面の笑みだったこと。緊張して固くなるかな?なんて思っていたのですが、最初から最後まで楽しんでくれていたみたいで、それが嬉しかった。舞踏会後もアメリカ人から明日の晩のお食事のお誘いがかかっていた姉。行けばよかったのに~!!