ヨーロッパに行くと石畳の道がまだまだ多い。風情があっていいんだけどね、女性にはちょいとやっかいなものでもある。だってヒールがこの石畳に挟まり、ヒールに傷を付けてしまうことが多々あるから・・・。
それでもアスファルトより石畳ファンな私は、石畳の道に出くわすと顔がほころぶ。だけどこの石畳、定期的に補修をしなくちゃいけないんです。そしてたとえば水道管が古くなって、破裂なんかしちゃって、取り替えなくちゃいけない時は、この石畳の石を一つずつのけていかなくちゃいけないんです。
ってことは、新しい水道管に差し替えた後は、元通りにこの石畳も戻さなくちゃいけないんです!この作業がまた気の遠くなるような作業。一つずつ丁寧に並べていく様子を見てると、私にはできない。だからこそ、こういうものを残していこうとする職人さんをとても尊敬する。
この100メートルぐらいの距離、この石畳を出来上がるには一体、何日ぐらいかかるのだろう?