カテゴリー: グルメ

今日は明日が諸聖人の日 という祝日で今晩はゆっくりとできるということもあり急に外に食べに行きたくなった。クリ子が帰ってくる前にちょいとお洒落をし、スカートなんかを履いてみ（これがロングスカートではいけないところがミソ)、髪は少しブローし巻き毛なんかにしてみ、耳にはクリ子からもらった真珠のピアスをつけ、指には結婚式以来つけたことのない結婚指輪をつけてみたりして、準備万端にしたところにクリ子が８時過ぎに家に帰ってきた。このOyumichenの姿をみたら何を言わずとも誰でも今日は外へこのOyumichenを連れていかなくてはならないということはわかるだろう・・・そうこれ私の作戦！！

ってな訳でクリ子と一緒に今日の晩は街に久しぶりに出掛けてきました。私達がウィーン市内でわざわざ食事を食べに行くのは誰かからお誘いがかかる以外はない。それが今日なぜ外に食べに行きたかったか？？というとそれは今しか食べられないガチョウの料理が食べたかったから。１１月１１日の聖マーティンの日がガチョウを食べるメインの日でその前後でいろんなオーストリア料理のレストランでガチョウ料理が食べられる。そうこれこの時期にしか食べられない料理なのです。だけどちょっと気が早かったらしく、まだ街のレストランの看板にはこの料理はほとんどのっていなかった。残念・・・凹む私。そんな私を慰めるかのようにクリ子がインターネットでウィーン市内で一番おいしくガチョウ料理を食べさせてくれるところを見つけるから今度そこに行こう。今日は違う料理でも食べに行こうということになり、それなら貝類がいっぱい食べられるあるお店に行こうということになった。

そうこれも私一年に一回だけこの時期に食べる料理。ウィーンでこれがこんなけたらふく食べられるのはこの店しかまだ知らない。クリ子にどう？？と聞かれ、ウンウン！！とうなずきながらガムシャラに食べた。今日のここの貝は臭くもなくミもふっくらしてとってもおいしかった。やっぱりたまには外でこうやって食べるのもいいね、クリ子！

その後はいつものごとく、ほとんど人通りが少なくなった街中を二人でウィンドーショッピングなどしながらゆっくりと散歩を楽しみ、家路についたのでした。

今日の晩、クリ子がブフテルと言うケーキを焼いてくれた。（うちの家では料理は私、お菓子はクリ子のお仕事なのです）このケーキ、オーストリアの伝統的なお菓子でイースト菌を使って作るどちらかというとパンに似たケーキである。もとをたどればどうもチェコからきたお菓子らしい。

さてさてどんな風に作るの？？って。小麦粉とイースト菌と砂糖と塩少々を温めた牛乳と卵、それからバターで練りこみ、休ませるらしい。そしてまた練り練り、そしてまた休ませる。これを何度か繰り替えし、小さく丸めたものを型の中に入れていく。

そして４０分ほど焼くらしい。そうするとこんな風になるみたい。

焼きあがったのものをそれぞれ小さなパーツに分ける。

そしてそれらをバニラソースと今回はおじいちゃんにもらったプラムで作ったジャムで頂きました。盛り方がきたないって？？それは目をつぶってくだされ。だけどおいしかった！！

そんなブフテルのお供はやっぱり赤ワイン。（って私達だけ？？）今日の晩はクリ子がケーキを焼いてくれたので私は楽でした。だけどあまり甘いものが好きでない私はそんなにいっぱいは食べられなかった。残ったのはまた明日に食べます。

先日お茶会の後みんなでホイリゲ（今年産のワインが飲める居酒屋みたいなところ）に行ってきました。ここいつも私がレッスンに行く道中、スクーターで通るホイリゲ街。夕方みなさんお洒落をし楽しそうに話ながらホイリゲに入っていかれる。それを眺めながらスクーターを走らせレッスンへ。いつもいいな～いいな～～一度は来てみたいなぁ・・・と指をくわえて眺めてみたり、ある時はクソ～観光バスまで止まってホイリゲですか・・・お陰で道は渋滞。みなみなどけどけ～～！！ってな感じでいつも通り過ぎてたホイリゲ。

ついに先日行ってきました。ここがお友達お勧めのホイリゲ。どうだったって？？この日はお腹がすいてなかったので私は軽いものしか食べなかったが、ワインはう～～ん・・・どうだろう・・あまり大したことないように思ったのは私だけだろうか？？だけどお庭が段々畑のようになっててなかなか雰囲気はよかった。私にとっちゃ好きなワインを片手にみんなでぺちゃくちゃお喋りができたらそれでいいのだが・・・・ちなみにこの葉っぱでできたような輪っかがつってあるところはBuschenschankといい自家製のワインを飲ませてくれる。

ここのホイリゲ、外壁にツタがはってるのかと思えば葡萄の木だった。

Oyumichenの美味しいホイリゲ探しはまだまだ続くのであった・・・・・