別々の料理

また体調が万全と言えない私は、あっさりしたものしか食べられない。そんなクリ子は私に聞いてきた。”昼、何食べるの~??”

簡単な即席散らし寿司にしようと思うんだけど・・・と言うと私が想像していた反応が返ってきた。考えこんで・・・・”じゃあ、僕は何を食べようかなぁ~??”

そうなのです。どんなにクリ子の分まで散らし寿司やちょっとした日本料理を用意してもほとんど手をつけないのです。っていうかお箸が進まない。

一応、聞いてみる。”クリ子の分も作るけど、食べる?それとも違うものにする??なんか作ろうか??御寿司はクリ子の分、私の明日の昼ご飯にしたらいいしさ!”

結局、この日の昼ご飯は個々が別々にご飯を作り、2種類の昼ご飯がテーブルに並んだ。私は簡単散らし寿司。クリ子はチーズホンデューとマッシュルームとオニオンの炒め物。

我が家ではたまにこうやって二人とも違うものを食べることがある。これはどうしても溝を埋められない食文化の違いだ。お互いの体調がいい時はお互いどんな料理でも食べられるのだが、疲れている時、体が弱っている時はどうしても祖国の食べ物が食べたくなる。

そんな時は夫婦二人、違うものを食べていてもできるだけ一緒にテーブルで食事を摂ることにしている。

“別々の料理” への2件の返信

  1. 今回の旅で思いました。
    本当に、パンの国だなって。
    パンにハムにチーズ。
    旅行で来てるから、珍しいし、おいしいし、何日かはそれでいいかもしれないけど・・・。
    簡単な雑炊のようなものもないし、ヌードルも見当たらない。
    成田について、すぐラーメン食べましたよ。笑
    自宅に帰ってからも、炊きたての白いごはんに納豆、漬物、
    冷奴。笑
    あ~私って根っからの日本人だわ~っと思った瞬間。笑
    oyumichenさんに聞くの忘れましたが、何が好物で、何が食べたいですかぁ~?

  2. yurara..さん

    そうなんですよ・・・パンの国なんです。
    パンとチーズとハム。そうなんですよ・・・美味しいですけどね。
    こればっかりだと飽きるんですよ~。

    やっぱり日本の料理は最高です。だっていろんなお料理がありますもん。
    どんな風にだってアレンジできるし、味が単純じゃなくって、いろんなところに
    日本人の繊細さが見られるんですよね。
    だから絶対味に飽きる事がない。

    これって素晴らしいことですよね!
    日本人の味覚に万歳です。

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