夕日の中をひたすら歩く・・

IMG_1243.jpgさて昨日やっと山から下りてきたら、今度は車があるところまで歩かなくてはいけない。一歩、一歩前に進む度にアスファルトとあたる足の裏がめちゃくちゃ痛い・・どんどん日が暮れて行き、私達は最後、真っ暗な道路をひたすら前へ前へと進んだのでした。横をス~と通りすぎて行く車が憎い・・・・

IMG_1241.jpg歩きはじめた頃は夕焼けが綺麗だった。だけどそんな綺麗な景色ももう見ている余裕などない。早く目的地につきたい一心でひたすら黙々と歩く・・・・

IMG_1247.jpgどんどん空が赤く染まっていく・・・

IMG_1246.jpg最後は飛行機にも見放された気分になる・・・

最後まで歩ききるまでに力つきてしまった・・・みんなの足は唯一その村にあったレストランへと自然と向かったのでした。

まるで罰ゲーム

行ってきました!山登り。これまるで罰ゲームかというぐらい大変な道のりとなってしまった。クリ子の話では全部で10kmと聞いていたのに、今日の歩いた道のり20km。そして高低差1000m。大変でした。もう歩けないぐらい色んなところが痛い。って言っても皆さんには伝わらないと思うのでドキュメンタリーにしてみよう!!

IMG_1128.jpg登り始めはまだ楽勝だった・・・みんな軽快に歩く。

IMG_1137.jpg景色も綺麗だし・・歩きやすいし・・・

IMG_1165.jpgそれがドッコイ!!こんな道を登っていかなくちゃいけないのです。これは崖登りか??

IMG_1208.jpg歩いても歩いてもこんな道が続く・・・一体ヒュッテはどこ??

IMG_1152.jpgこれが山登りをする人の本来の姿・・・私達はあまりにも無謀だった。

IMG_1216.jpg崖が段々狭くなる・・・ここ通れるん??ってあと何キロよ~。引き返す??あかん、あかん、いまさら引き返す方が大変やわぁ~みな無言・・・

IMG_1224.jpgまだあるん??今度はもっと狭いやん。これお腹がかなりでっかい人やったら通れへんわぁ。。どうしはんにゃろう・・・引き返さはんりゃろかぁ??なんてみんなで考えてみる。

IMG_1155.jpgあ~上を見ると気が遠くなってきそうやわぁ。。まだまだやん。でもそこから見える景色はとっても風情があるのであります・・・

IMG_1233.jpgついたついた・・・登り4時間半。トホホ・・・・・

帰りは機関車で帰ろうなぁ・・もう歩けへんもん。ってみんなで言い、着いた早々チケット売り場に行ってみる。そしたらどれも満席??最終電車しか空いてへんの??それっていつ??19時半、山の19時半は真っ暗やん。そして寒いし・・なにより今から4時間もあるやん。待てへんわぁ。。って訳でまた自分達で降りることとなった。だけどオーストリアの日が暮れるのも早くなったので、日が暮れてしまう前に下りようと思うと折角一生懸命登った頂上でゆっくりしてる暇などない。

さぁ~みんなとりあえずなんか飲もう。そしてなんか口にしよう。もう昼の3時半やのに、まだ私らなんも食べてへんにゃから・・・・急いで休憩をとる。そして頂上について40分後にはまた山を後にしたのでした。

もうヘトヘト・・・・明日は朝一番から行かなくてはいけないところがある上に晩はダンス教室でサンバやタンゴなどを習う。踊れるやろうか??それよりも明日歩けるやろうか?

マローニ屋さん

IMG_1047.jpgマローニと聞いて、春雨のマロニを思い出された方も多いのではないだろうか?でも残念ながら全然違うものなのです。ドイツ語でマローニは栗のこと。この時期、道端にあるアイス屋さんが消えて、突如としてマローニ屋さんが出没するのです。これは10月初めから始まり、大体春までは続く。真冬去年などはマイナス16度まで下がることがあったウィーン、そんな時も道端でこのようにしてマローニを売っている。この屋台のようなマローニ屋さんには他にもジャガイモの焼いたもの、あとジャガイモを潰してから平らにおせんべいにしたようなものを焼いて売っている。

IMG_1046.jpg年に一度は散歩がてらにクリ子とマローニを買ってみる。これが甘栗だったらどれほどおいしいだろうか??とない物ねだりをしても仕方がないのであきらめる。ただただ焼いた栗、それはそれで栗の甘味と素朴さがおいしい。この日も二人で今年初めての栗を食べてみた。お味は・・・・クリだった。ってなんのオチもない。だけど秋になると突如としてあらゆるところに現れるマローニ屋さん、これは一つのウィーンの風情とも言えるのではないだろうか???

おまけ・・明日はオーストリアは祝日。建国記念日らしい。お天気も最高にいいみたいだからクリ子の会社のみんなと山登りに行くことになった。10Kmの道のり、それも周りほとんど男、男、男。最低身長が180cmのいつもスポーツをこよなく愛するスポーツマン達と山登りとなると少し不安を覚える・・・大丈夫だろうか?私の足短いからコンパス小さいで。みんなちゃんと待ってくれるかなぁ・・ウリと二人で休憩しながら登ろっと。(だけどウリも175cmぐらいあるんだった・・・トホホ)今日は練習の後、レッスンを教えに行き、その続きでフィットネスに行ってきた。みんなにじゃあまた明日ねぇ。。って言って帰ってきたけれどちょっと不安でドキドキしてるのは私だけだろうか??