ガチョウ料理

毎年何かと忙しくこの時期を逃して食べそびれていたガチョウ料理。やっと食べることができました。この料理、本当に一週間ほどしかお目にかかれない。私達が行ったレストランでは次の日曜日までしかガチョウ料理が食べられない。そう言われると食べたくなるのが人間の心理である。

オーストリアでは11月11日の聖マルティンの日にこのガチョウ料理を食べるのが習慣らしい。聖マルティンとはヨーロッパで皆から親しまれた4世紀の聖人。この方、とっても心がキレイで思いやりがあり、のちに皆から司教に推薦された。だけど謙虚なマルティンさんはそんな大役私には務まりません!といってガチョウの小屋に身を隠された。だけどガチョウの方がびっくりして鳴きだした為、結局見つかってしまいその後司教にされる羽目となってしまった。

その司教になった時のお祝いの席でガチョウ料理が振舞われたことから聖マルティンの日にはガチョウを食べる慣わしができたそうな。

ってな訳で私達はガチョウ料理を食べたのだが、見かけは大したことなかったのだがこの店で出されたガチョウ、最高だった。

IMG_4830.jpgまずお店の人お勧めの食前酒を飲む。私達は今日はガチョウ料理が食べたいのだがそれに合う食前酒とワインは何かと質問したところこの食前酒がでてきた。一人前のワインになるほんの一歩手前のお酒らしい。香りはあまりなく、ブトウの皮のシブミがした。

そしてそれが飲み終わったらガチョウ料理に合うという赤ワインがでてきた。残念ながらこの写真はナシ。お味はといいますと・・一口目、アロマがしっかりしていてそれでありながら深みのある赤ワインでした。

IMG_4833.jpgそしてこれがオーストリアの典型的なガチョウ料理。付け合せは赤キャベツを甘く煮たものに、ジャガイモのお団子。この料理が運ばれてきた時、私が最初に思ったことと言えば、ガチョウって意外と大きいのね!って思ったこと。だってモモがこんなに大きいだもん。

こんなに沢山食べられるかなぁ・・・って思っていたが、意外とペロっと食べられた。ガチョウのお肉自体がすごく淡白なので食べやすかったのかな?ここのお肉、見かけに反してすごくお上品でお店の人にこれどうやって作るの?と聞いたところ、まず最初にビールにつけておくらしい。その後今度は赤ワインでグツグツゆっくりと煮るらしい。それから蜂蜜などを塗ってオーブンで皮をパリっと焼くらしい。

道理で全然臭みもなくすごく柔らかいジューシーなお肉だと思ったわけだ。

もしオーストリアにこの時期来られますことがありましたら是非一度食べてみてください。

通勤道路

遂に目でその現場を確認した。いつも気になっていたあの音。ある時は朝の7時頃、目覚ましのように聞こえてくるあの音。そして日中も遠くからあの音が聞こえてき、段々その音が近づいてくる・・・そしてある時には夜の10時ごろに・・・周りが静まりかえっている時にその音はまた近づいてくる・・・

さてあの音とはなんだろう・・・こうやって書いてみるといかにも不気味なもののように思うが実は・・・・・それとは馬の蹄(ひづめ)の音。そう我が家の前の通りはどうも馬車の通勤道路らしい。パァカ、パァカとその音は段々近づいてくるのです。冬になると空気が乾燥してることもありこの蹄の音が響く、響く。これ私達の目ざまし時計代わり。第一弾、7時前ぐらいにパァカ、パァカ、二台ぐらいの馬車が出勤される。そして9時ごろ、そして一時間置きに大体合計5台ぐらい優雅に出勤される。

IMG_4825.jpgなんて風情があるの??静かな街に馬車のパァカ、パァカで起きるなんて・・とお思いの方。そんなにいいことばかりじゃありません。あの~もちろん馬車はそんなに早く走ってくれるわけじゃないので家の前は渋滞になるし・・・ある時はお馬さんもいっぱい朝食を食べられたようでお腹がグルグルと働きだしてボタボタボタと道にフンのプレゼントもしてくれるわけで・・・なかなか大変なのです。

IMG_4826.jpg家の前から馬車が去っていく・・・今日も一日頑張って人を乗せてきてくだされ。

IMG_4819.jpgきっと出勤場所はここだと思われる。

IMG_4821.jpgねぇ。。。キミ達、キミ達のお家はどこにあるの??もしかして私達、ご近所??(私達の家から5分も車で走れば山の方にでる。きっとそこら辺に家屋があると思われる。いつか家を突き止めてやろうと企んでるOyumichen)

IMG_4822.jpg冬になるとこのように屋根がつく。ウィーンの馬車私かなりクラシックで気にいっている。だけど今だに乗ったことがない・・・

まるで病人・・

IMG_1533.png今日は半分死んでおりますので短めに・・・実は私、今おトイレにもいけないのです。そして1時間ほど前から飲み物が飲みたいと思っても一人じゃそれも取りにいけないのです。要するに寝たきりなのです・・・って大げさか??

私、この一年ほどたまに首が回らなくなることがあるのです。それも急に・・今日、朝起きた時はなんともなかった首。それが朝シャワーを浴びしばらくすると首をちがえたように首が急に痛くなってきた。そして外から帰ってきてしばらくするとあれよ、あれよ、といううちに首が全然回らなくなり、今は首を何かに固定していないと痛くてたまらない。だから私ソファーに横になったのが最後。今度起き上がれないのです。クリ子に起こしてもらわないと自分で無理に起きると首にひびいて痛いのです・・これやっぱりだんだんお歳ですかねぇ。。それと寒さからですかねぇ・・・たまりません。

IMG_1537.jpgお風呂に入って体をほぐそうとも今日の晩、クリ子がまた風呂場の壁のペンキ塗りをしたので乾燥させるためにお風呂は使えないし・・・あ~クリ子助けて・・・こんな時にしか甘えられないので痛い、痛いとワタクシ、騒いでおります。さ、そろそろクリ子に起こしてもらっておトイレにいこっと!!じゃないと体に悪いわ。では失礼~!!(ちなみにこれが今日二度塗りした壁。やっぱり二度塗りすると綺麗)