スキー休暇

2月に入ってオーストリアの州ごとにずらして学期末休暇が一週間あるのですが、今年ウィーンは2月1週目でした。我が家もそれに合わせてスキー休暇に行ってきました。今年はヨーロッパも暖冬で十分に雪があるか心配したのですが、お陰様でその週に新雪が降ってくれたこともありいい状態でスキーができました。

どこまでザルツカンマーグートのファンなの?って聞かれそうですが、今回もまた毎年同様グムンデンを拠点に休暇を楽しんできました。

何故ここを選ぶか?と言われればまず第一にウィーンから2時間半で行けるから。朝ゆっくりと11時ごろに出ても宿泊先のチェックインまでに十分間に合います。そしてウィーンからノンストップで行けるのも嬉しい!!そして第二に悪天候の場合、ここならスキー以外に温泉に行ったり、ザルツブルグに行ったり臨機応変に違うことができるフットワークの軽さ。そんな理由でいつもここを選びます。あと子供たちがそこまでまだスキーが上手でないこともあるかな。正直小さいゲレンデでうちの子供たちは十分!

スキーをメインにする旅の場合は、我が家はキッチン付のアパートメントにすることが多いです。それはスキーから帰ってきて着替えたら外に食べに行くのもホテルのレストランに行くのも面倒になるから。遊び疲れて帰ってきてレストランでの子供たちの態度やマナーに神経を尖らす必要がないのが嬉しい。料理を作ることが苦痛でない母ちゃんは旅の間、朝食、ゲレンデで食べるお弁当、そして夕食、毎日三食作ります。それに適したのがこの立地条件のアパートメント。

つい最近まで老舗ホテルだったのですが、客足が伸びなかったのか、全客室を個人に売りに出して、今現在こうやってその一室を買い取り改装してアパートメントとして貸し出している人や、ここを住居に住んでいる人など人それぞれ。ホテルの前はトラウン湖が一望でき、ホテルの反対側の出口を出れば真ん前がスーパー。毎日焼きたてのパンなんかをここで買ってくるのもいいし、スキーから帰ってきたらその足でスーパーに寄ってその日の食材を買って帰ったり、何せ立地条件がいいんです。

一週間もここで過ごすのでできるだけ部屋は広々としていて綺麗なところがいい。お~きなリビング、寝室、バスルームの3つからなるアパートメントなんですが、天井が高いので開放感もバッチリ。ホテルの空調のにおいが苦手な母ちゃんは一週間ホテルに泊まるのが苦手。でもここなら普通にウィーンで生活をしているように過ごせて部屋の喚起もばっちり自分たちでできる!そして何よりホテルより安い。そんなわけで我が家は冬の旅行はお洒落で綺麗なアパートメントを探して滞在することが多いんです。

さぁ・・・チェックインをして荷物をほどいたら、早速お出かけ。ここの近くに住むくり子の同僚夫婦からディナーの招待を受けていたので、ちょこっとお洒落をしてお宅にゴー!!お屋敷に住んでるこの夫婦お宅はこの夫婦が作りだす空間というのが何せ居心地がいい。すべてがスマートでさりげなく、それでいてと心がこもったおもてなし。いつも学ぶことがこの夫婦からはいっぱい。

ウェルカムカクテルから始まり、話ながらササっと作ってくれたお料理の味も逸品!それに合わせるのは何十年も前のラベルがとれてなくなってしまったような貯蔵庫から出てきた赤ワイン。どれを取っても最高の夜でした。今度は我が家がこの夫婦を招待したいのですが、何せこの夫婦のおもてなしがすごいのでちょっと母ちゃん、怖気づいてます・・・。(笑)食通の彼らには純和食で攻める?!

スカイの4歳のお誕生日

ついこの前2歳になったと思ったら、あら?気づけば4歳になったスカイ。3歳は??っと思うぐらい超マッハで成長してどんどんあどけなさがなくなってきてちょいと寂しい母ちゃん。手のふわふわ感もほっぺのふわふわ感ももうすぐ味わえなくなるのねぇ・・・。あの柔らかさは母ちゃんの安らぎだったのに。(笑)

先週の平日に4歳の誕生日を迎えたスカイ。幼稚園でお誕生日を祝ってもらえると朝一番に張り切って幼稚園に行きました。そしてその時にもらった担任の先生の手作りの王冠。手作り感万歳でホッとさせられます。

家族でのお祝いは今週末に予定してたのでまずはスカイとルーべと母ちゃん、3人で協力してこちらも手作り感万誌の招待状を作りました。この日招待したのは、義両親とアニーおばさん。スカイがとっても好きな3人です。

子供らしさを出したかったので、部屋の飾りつけもできるだけ可愛らしくをテーマに・・・。少しずつ春が近づいてきているのを感じるウィーンなので、テーブルのお花もチューリップが芽を出し始めて生命力を感じるような感じで活けてみました。(笑)

ケーキは買ってこようと思ったのですが(母ちゃんが市販の美味しいのが食べたかった!!笑)、”ママが作ったケーキがいい!!”とルーべに言われてしまったので、仕方ない作るか!!!思い腰をあげて今回は新しいレシピのケーキに挑戦!!美味しくな~れ!!上手にできあがりますように!!と願いを込めながら作ったケーキ。あ!うまいこと焼けた!!!(嬉)

15時から始まったお誕生日会。みんなでハッピーバースディーの歌を歌って、ケーキを食べて、遊んで、夜は子供たちが好きな鶏と温野菜の赤ワインソースかけを作った母ちゃん。日本のレシピで作ったのでゲストのみんなの口に合うかドキドキ。でもみんな美味しい!美味しい!!と完食してくれて嬉しい母ちゃん。

おっとりしていてまだまだおぼこいところが沢山のスカイ。お兄ちゃんとは性格も正反対で、毎日この二人を見ているとあまりにも違いすぎて面白い。いつもにこやかで話好き。癒しのスカイ。これからもいっぱい笑って母ちゃん達を楽しませてください!!お誕生日おめでとう~!!

我が家のダイニング

本当は今日、子供たちの友達家族とみんなでスケートに行く予定だったのですが、ルーべを除く家族全員風邪でダウン気味。それほどしんどくはないのですが、伝染力がすごい。あっという間にみんなにうつってしまう。せめてルーべだけはこのまま元気でいて欲しい。そしてみんなの風邪が早く治るように栄養満点のご飯を食べさせてる母ちゃん。明日一日で治りますように・・・・。

さてこの家に引っ越してきて半年。窓や床、直すところはまだまだ山のようにいっぱいありますが、リビング、そしてダイニングはほぼ完成しました。3階からなる家で日本でいう一階が母ちゃんの仕事場兼ゲストルーム。二階が正門玄関になっていてこの階には玄関、キッチン、サロン、ダイニング、リビングからなってます。3階はまた次回に・・・。(笑)サロン、ダイニング、リビングが大きな一つのフロアでつながっていてサロンがこちら。

そしてそのサロンを進むとリビング。

リビングのお向かいにあるのがダイニング。もともとこの三つに分けて設計してあったわけでなく、私たちが勝手に使い勝手がいいようにそう決めたもの。(笑)

ダイニングはちょこっと長細い間取りになっているのでダイニングテーブルを置くには持ってこい!!

そして窓に囲まれているのも特徴。

こちらには大きな窓があってこの窓がまた想像以上に大きくて掃除するのが大変~!!

ダイニングからはリビングが見えるんですが、このフロアーには区切りの扉があるわけではなく、すべてこんな感じでアーチ型の壁で部屋が区切られてます。

ヴィキペディアにも載るようなオーストリアの建築家が自分の自宅兼アトリエとして作った100年以上前の家で、その建築家なりのこだわりが至るところにみられる家でここにもその一つが。。。、ダイニングの窓の横にはこんなベンチが。これはここで読書をしながら外を眺める為に作られたものと思われます。

一つ一つの細工を見ていると、実際この建築家に会ってみたかったなぁ・・・。どんな人だったんだろう??と色々と頭の中で想像が膨らむ母ちゃんなのでした。(笑)