秋のワイン畑 (Spitz)

オーストリアでは10月から11月初めにかけてワイン畑の葡萄は摘み取れられる。もちろんワインの種類や葡萄の種類によって収穫時はさまざまだけど、ワイン畑が色づき始めた頃がひとつの合図。

バッハウ渓谷の辺りはワインでも有名な土地で、ここら一面ワイン畑が広がる。クレムス辺りはもう葡萄が摘み捉えた後だったけれど、ここSpitzはまだ一面に美味しそうな葡萄が実をつけたまま。

そんなワイン畑を散歩しながら、ちょこっと葡萄を拝借。葡萄の種類によって皮の厚みも味も違うから面白い。

ここら辺はドナウ川を両手に日本のお茶畑のように丘の上に段々畑のようにしてワイン畑が広がる。

ワイン畑に沿って散歩道があるんだけど、これがまた素敵な景色が回りに広がっているから最高!色んなところから煙突から煙がモクモクと出てきている。きっと暖炉の火が入ってるんだろうね。

これは確かRieslingだったかな?葡萄の皮がしっかりした中に甘みと酸っぱいが混じったそんな葡萄だった。これがこれから収穫されてワインになっていくのね。2010年度産のワインはいかに?

この日はあまり寒くなかったので、お散歩も快適。

ワイン畑だけじゃなくて、木々も色づいて綺麗なこの時期。でもこれを楽しめるのも後数日??

パーティーの季節

やって来ました、今年もパーティーの季節が・・・。これからクリスマスまで毎週、パーティー漬けでつっぱしっていくのかと思ったら、恐ろしくなっている私です。

日本でもウィーンでも年末にかけて忙しくなっていくのは同じ。仕事も私生活もドンドン忙しさが加速し、クリスマス休暇が来るような頃には、もう腑抜けの殻になってなり、クリスマスをクリ子の家族と何日も過ごした後は私の役目は終わったと思うのか、体がもう立たなくなって、2日ほどダウンするのが私です。

今年はそれに増して、引越しをしたもんだから、新居お披露目なんとやら・・・ってものがあるようなないような・・・じゃなくて、見せろ~!!招待しろ~!!とこちらの人ははっきりと要求してきます。なもんでお風呂場の棚もすべての部屋がまだ豆電球であろうが、寝室は物置きでベットも入っていず、ましてやカーテンもついていない家ですが、それでも人はやってきます。

“全部家ができてから見せる必要なんてないのよ~。それまで私達待てないし、途中経過でいいのよ、そんなもの~!!”ってみんな電話口で言ってくれますが、そんなものなのでしょうか?実際、この家の内装が全部終わるのは最低、一年はかかるので、それまで待ってくれ!というのも何なんですけどね。

って訳で新居、お披露目ゲスト第一号は私の親友、ウリ!この後はクリ子関係のゲストが続くので、(これ私にとっては奉仕事業なんです・・・料理に、掃除に、話し相手に・・・それもドイツ語!)第一号がウリだということに心の中で一人でガッツポーズをした私であります。だって自分の一番大切な人が一番に来てくれるってそれって嬉しいじゃない?なんてね。

そして今週は私達がお世話になった不動産会社のアレキサンドラちゃんとここの家の総プロデュースをしてくれたカール君をご招待。本当にこの二人にこの物件を担当してもらえて私達はラッキーでした。そんな感謝の気持ちを込めて、大まかな最後の事務的なやり取りの後、我が家でシャンパンと軽いおつまみを用意しようと思っているのですが・・・これ、木曜日の20時からなんです。私が仕事から帰ってくるのがこの日は、19時半。30分でそれなりに見栄えがして、シャンパン片手に気兼ねなく手で食べられるそんなおつまみと考えているのですが・・・シャンパンもおつまみもスマートに時間の流れに合わせてださなくてはいけないので、私がキッチンばかりに立ってることは許されないのです。お話をしながら、ちょっとキッチンに立ちよって飲み物とおつまみをスマートに持ってくる・・・これがなかなか大変なんです。奥さん!

なわけでオードブルは彼らが来る前の30分を勝負に作り、温かいおつまみは、手で食べられる春巻き。それも私がキッチンで揚げ物をしてるとまずいので、オーブンで焼けないかと、今日のうちに何個が前もって焼いてみました。今回作ったのは、シャンパンやその後もワインにも合うように、カマンベールチーズとハムが入ったもの、エビを切ったものに、チーズと香草を入れたもの、もう一つはこれにカレー粉を混ぜたもの、クリームチーズとスモークサーモンを合わせたもの、4種。

これだと事前に作っておいて、事務作業が終わって、そろそろシャンパンで乾杯って時にオーブンに入れておけば、後はタイマーが焼き上がりを教えてくれるから、みんなの話の輪から離れることもないから、いいかと思いこんなものに。

毎回のことながら話をしつつ、食事を出す・・・というタイミングがなかなか難しく、それに合わせた臨機応変料理を考えることに毎回、頭を悩まされます。

パーティー好きなヨーロッパだからこそのこの悩み。料理をケイタリングで頼めば早いし、楽なのですが、そんな余裕はありません。なので影で奥さん達が頑張るのです。クリ子~わかっとけよ!って来週はクリ子のばあちゃん達。再来週は・・・・その次の週のお食事会は・・・と週に2回のパーティーが続くのであります。クリスマスまでこのペースで行くと私の料理レパートリーも体も持つのか??

12.90ユーロのメニュー

昨日の晩は義弟のベアニーと彼女に招待されて、何故か彼らの家にお寿司をご馳走になりに行ってきた。彼女のアンジーはかなりの日本食かぶれ。なので2週間に一度は家で寿司パーティーだそうです。

いや~たらふく寿司を食べて、カクテル飲んで、気づけば夜中の12時の鐘が・・・そろそろ私達退散いたします~って頃に、アンジーがお洒落をしだした。聞けば今からバーにライブを聴きに行くそうな。今日の晩は冬時間に替わるから、今日はいつもより一時間も長く遊べる~と喜んでました。ってよくよく聞くと朝の4,5時まで遊ぶそうです。若いってすごい!!私達にはもう無理です。その気力がありません!

私達はどちらかというと休みの日は自然を見に行って、その後美味しいご飯を食べるのが至福の時間です。この前行ったフッシュル湖の散歩帰り、あまりにもお腹が空いていたので、ザンクトギルゲンで早めの夕食を食べたのですが、これがびっくりの内容。

夕方の5時過ぎということでどこのレストランもまだ開いていず、唯一開いていたレストランが湖岸レストラン。レストランの扉に本日のコースメニュー、12.90ユーロ。と書いてあったのを見て、クリ子も私も書き間違えだろう・・・あまりにも安すぎる!と半信半疑で頼んだこのコースメニューが素晴らしかった。まず最初に出てきたのが、挽肉とかぼちゃが入ったパイが浮かんでいるスープ。冷凍もののパイかと思えば、手作りでそれも作りおきしてあったとは思えないパイの内容。これは次の料理に期待が持てます!

次にきたのが豚のヒレにベーコンが巻きつけてあるものにブラックペッパーソースがけ。この付け合せのジャガイモのフライを見たとき、このカタチといい色といい絶対冷凍ものだぜ!と思ったのですが、これも実は手作り。どれも値段からは想像できないお味。本当に12.90ユーロなんだろうか?と益々疑問が湧いてくる。

そしてデザートは、ハーゼルナッツのソースが入ったクレープとチョコムース。これがまたすごいカロリーなんだけど、ペロって食べてしまうぐらいいけた。

食前酒とワイン、それから食後のコーヒーを合わせて、さぁ~これで一体、いくらつくのだろう?とかなり興味を持ってお会計を頼んでみると、ブラボー!!!これ全部合わせて37ユーロ。これってウィーンではありえない金額です。何よりこの内容でコースメニューが10ユーロちょっとっていうのはすごすぎる。フラ~と期待もしずに入ったレストラン、だけどコストパフォーマンスは最高でした!