コルドバを去った私達は南下してグラナダに行きました。アルハンブラ宮殿の規模を考えるとゆったりと二日間かけてグラナダを観光することにした母さん達。グラナダは他の都市と違った風景でまた興味深いです。
アルハンブラ宮殿は宮殿と言われてますが、城塞としての要素が大きくここは城塞都市でした。住宅や官庁、軍隊やモスク、学校、浴場、庭園など様々な施設が整備されていたらしくその規模に驚かされます。
だからこそいろんな表情を見せてくれるアルハンブラ宮殿。ここアルカサバは城塞都市グラナダの中で最も重要な要塞で9世紀から13世紀にかけて建設されたアルハンブラの中でも最も古い場所だそうです。
ここまで登った後の解放感は格別。
アルカサバのように男性的な表情とは裏腹にアルハンブラ宮殿の庭園はとても美しく女性的。
そしてメスアール宮の場内の天井や塔、柱廊やファサードのとても細かく正確に彫られた装飾にはただただ見惚れるばかりです。
母さんが好きな場所はここ。ライオンの中庭。
それにしてもどこを見ても装飾がすごい。これをすべて手作業でしていたのかと思うと、ただただ圧倒されてそこから目を離すことができなくなります。
アルハンブラ宮殿から見るアルバイシン地区も世界遺産になっているだけあってここ一帯白壁の街並みがそのまま維持されていて美しい。
四泊五日のちょっと忙しい旅でしたが、色んなことを吸収させてもらった旅で両親の表情がスペインに来てからすごく柔らかくなっていったのが印象的でした。できることなら来年もまたヨーロッパ旅行に連れていってあげたい!!そんなことを感じた今回の旅でした。