今年もがちょう料理

今日からいよいよクリスマスまでカウントダウンが始まりました。ヨーロッパでは今日が一回目のアドベント日曜日。なんだかかんだと忙しかったり、おじいちゃんのことがあったりでクリスマス気分にはまだまだなれそうにない我が家ですが、今日は一つ目の蝋燭に日を灯してちょっとだけクリスマス気分。明日にでも花屋に行って、いいポインセチアがあったら買おうっと。

さて11月半ばに入ると時期を迎えるのがガチョウ料理。11月11日を機にガチョウ料理がレストランなんかで振舞われるようになるんですが、今年もガチョウを食べに行ってきました。

写真は去年行った時のもの。今年も同じところレストランに食べに行ってきたのですが、今年のはちょいと塩辛くって、そして焼きすぎだったかな。去年の方がお肉が柔らかくて美味しかったから残念。

別にガチョウ料理が好きなわけではないんですが、季節ものなんで毎年一度は食べないと気がすまないです。ウサギ、鹿、ガチョウ料理を好まないクリ子は今年も違うものを食べてました。

ガチョウ料理も堪能したことだし、次のイベントと言えばクリスマス市かな。その前に我が家もクリスマスのイルミネーションつけなくちゃ・・・・。

おじいちゃん、ありがとう~!!!

この最近のチビ、曲者です。2歳4ヶ月になったのにまだろくに喋れないルーべ。その癖、アルファベットはほぼ読めて、生意気にも母ちゃんの発音を訂正するかと思えば、物事を反対に言うのがお気に入り。たとえば赤スタート。青ストップ。この意味は赤信号は発進、青信号は停止。わざと反対に言って人を困らせては喜んでいるチビ。どうにかならんかね、我が家のボーイ・・・。

実は先週の日曜日、義理の祖父が亡くなりました。亡くなるまで色んなことがあり、家族の面会を拒絶したおじいちゃん。だけど私達だけはずっと毎日お見舞いに行っていたのもあって、来るのを楽しみにしてくれてました。

最後の一週間はほぼもう何も食べられず、のど越しのよいものだけ少しだけ食べられるという状態だったので、冷えたプリンを持っていったり、桃を小さくカットしてシロップ漬けにして持っていったり、おじいちゃんが好きだったものを一生懸命思い出しては、食べられそうなものを見つけては持っていってました。最後の数日はもう水も飲めず、意識も遠のいて苦しそうな姿だけが目に映ってきたのですが、また明日来るね!というとそこだけは首をしっかり縦に振ってくれたおじいちゃん。

日に日に弱っていくお爺ちゃんに毎日手を摩ったり、足を摩ったりしながら色んな話をお爺ちゃんにして、家に帰ってきて寝る前には必ず毎日お爺ちゃんの元気だった頃の幸せそうな写真を見て、お爺ちゃんの優しい声を思い出してから床についてました。私の頭の中にお爺ちゃんの弱った姿が脳裏にへばりつくのが怖かったから・・・。

お爺ちゃんが亡くなってから一週間が経とうとしてますが、お陰で私の頭の中に残るお爺ちゃんはいつも笑顔で優しい声をしたお爺ちゃん。思い起こせばいっぱいの思い出があって、孫の嫁までをこんなに可愛がって下さってたこと、そして更にひ孫であるルーべのことを最期まで気にかけて可愛がって下さったことにに今さらながら感謝しています。

お爺ちゃんが最後まで気にしていたのは奥さんのアニーのこと。お爺ちゃんがこんなにも孫や私、そしてひ孫であるチビを気にかけて、色んなことをしてくれたので、私達はせめても残されたアニーが少しでも寂しい思いをしなくて済むように、できるだけ毎日アニーに顔を見せに行って一緒に話したり、一緒にご飯を食べに行ったりしてお爺ちゃんに恩返しができれば・・・と思っています。

私の大好きなおじいちゃん!!今までいっぱいの素敵な思い出をありがとう~!!私はお爺ちゃんが私のお爺ちゃんでいてくれることが本当に幸せでした。色々と思い残すことや心配があると思うけれど、どうか安らかにお眠りください。

バート・イシュルの山に登る

随分、ブログの更新を怠ってしまい申し訳ありません。実はこの10日ほど色々なことがありすぎて、ブログを書く気力が残ってませんでした。まだ尾を引きずってるのか、なかなかブログを書く気が起こりませんが、ぼちぼち自分のペースで気持ちに余裕がある時に書いていこうと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します。

さて10月終わりから11月の頭にかけて旅をした秋休暇。最後の2日はクリ子の体の調子と相談しながら、宿泊先のホテルから車で20分ぐらいのところにある山に行ってきました。

バート・イシュルに来るのはこれが初めてではなく、今までにも5回、いやもっと来ているのですが、こんなところに最高の景色が見られる山があったとは今回初めて知りました。・・・というのも寝込んでるクリ子がこれでは母ちゃんとチビに悪いと思い、ベットの中で高熱と下痢と戦いながら、ネットで調べたら、近場でこんなにいい所があるのを発見。

ケーブルカーで頂上まで上るのですが、このケーブルカーが運転しているのも私達が山に登った最後の2日で終わり。今からしばらくの間は休業。長い間ケーブルカーに揺られて頂上に着くとそこには最高の景色が待ってました。あまりにもその景色が綺麗だったので、次の日も行ったぐらい。

私達が滞在した4日間、ザルツカンマーグートは最高の天候で気温も18度まで上がったのですが、山の上にはもう既に雪が積もってました。その雪にチビは大興奮!!!

雪の中を靴が濡れるのもお構いなしにザクザク歩いて、雪だるま作ってもうそれはご機嫌。クリ子よかったね、寝込みながら調べた甲斐あったね。薬で熱を下げて、山へ・・・っていうのも心配ですが、これがクリ子なりの気持ちだったんでしょう・・・。

美味しいものを食べることも遠出も一切できなかったけれど、家族水入らずで時間を気にせずゆっくりと過ごせた休暇。チビが旅の間、ずっとなんとも幸せそうな顔をして毎日楽しそうにしていたのが何より嬉しかった。

クリ子、体調を万全にして今度またゆっくりと旅をしよう~!!!