閑散としたザンクト・ギルゲン

今日は家の掃除をしてから天気もよかったので、先週行けなかったもう一人の息子のお墓参り。先週末が日本でいうお盆みたいなもので、みんなお墓参りをするのですが、一週間経ったこの週末もいっぱいの人がお墓参りに来ていて駐車場を探すのが大変なぐらい。綺麗に色づいた木々がとっても綺麗でした。お墓参りの後は今度はお爺ちゃんの病院。今日は昨日より随分顔色もよくって、いっぱいお話もしてくれました。歳と重ねていくとこういう家族との時間が増えていくのを実感する日々です。

さて旅2日目は夕方から少しクリ子の状態が落ち着いたので、みんなでザンクト・ギルゲンに行ってきました。旅の4日間、毎日夕方から2時間ほどだけが父ちゃんと一緒に3人で過ごせる時間。

この時期はお店が閉まっているところがほとんどでホテルなんかも私達が滞在していた期間まで開いていて、その後は一ヶ月ほど休業というホテルが沢山。なので人もまばらでハイシーズンでは考えられないぐらい静かです。

この街でお茶でもしたいと思っていたのですが、生憎目当てのところは閉まっているので、チビの遊びに付き合ってここでも公園遊び。随分昔とは旅の仕方が変わりました。(苦笑)

私達の旅の基本は大人もしたいことをしてチビにもチビだけの時間を取ってやって好きなことをさせてやるんです。だから大人が綺麗なものが見たいと思ったらその分、公園遊びも付き合ってやるようにしてます。

クリ子はひたすらベンチに座って眺めているだけ。遊んでるのはチビと母ちゃん。母ちゃんは久しぶりにターザンごっこをしてストレス発散!!(笑)あら、いつの間にか空が夕焼け・・・・。

秋休みにバート・イシュル

やっと週末・・・今週はしんどかった~。今週から幼稚園が始まって今のところは午前中、母ちゃんも参加。急いでお昼に帰ってきてご飯食べて、散歩に連れていって寝かせて、その後はチビと仕事。そして晩はおじいちゃんのお見舞い。金曜日の晩はもう何もする元気なし。ちょっとゆっくりしようと今日は午後から3人で家でゆっくりモード。こういう体力・気力温存時間も大切です!!

さて先週4日ほどザルツカンマーグートの方に旅行に行ってきました。・・・というのもおじいちゃんの体調がちょこっと落ち着いてたから、何もかも忘れて旅行に出ようと決めたんです。正直10月は精神的にも体力的にもしんどい日が多くって、もうクリスも母ちゃんも限界に近づいていたので、日常の生活からちょこっと逃避したかったんです。でもザルツカンマーグートに向かって車を走らせている間も義母から電話が・・・。おばあちゃんが入院した~!!と。大したことはなかったのですが、私に電話をしてくるところからすると、風邪でダウンしている義母の代わりにお見舞いに行って様子を見て来い!と言いたかったようですが、生憎母ちゃん達はウィーンにいづ。なかなか現実から離れられないものです。

さて4日間滞在した町はバート・イシュル。昔から皇族一家が御用達にしていた温泉街です。今回の旅の目的はひたすらゆっくりと過ごそう。そして自然をみよう!!だったので温泉があるここ拠点に色んなところを回ることにしたのですが、なんと旅初日からクリスの様子がなんだか変。お腹の調子が悪いようで、何も食べられず、飲めず・・・・。薬局で薬を買ってよくなるのを待っていたんですが、結局旅4日間ともダウン。終いには40度の熱で寝込んでしまい、この旅はほぼ母ちゃんとチビの母子旅行!!

母ちゃん、毎日チビを散歩に連れていき、旅に来ても公園遊びをして時間をつぶす羽目に。でも助かったのはこの4日間とも最高の天候だったこと。毎日お天気に恵まれて、外にいるだけでリフレッシュできました。

そしてチビは母ちゃんとパパがずっと一緒にいてくれることが嬉しいようでひたすらご機嫌で、そのはしゃぎようを見てるだけで旅に来てよかった・・・と思える旅でした。クリ子が病気だった為、おいしい料理も綺麗な景色もあんまり見られなかったけれど、家から離れるだけで、気分転換になったそんな旅行。折をみて少しずつアップしていこうと思っているのでお付き合いください。

幼稚園

お医者から昨日が祖父の山場だと言われ、毎晩仕事が終わってからクリ子とルーべと3人でおじいちゃんに会いに病院へ行っているのですが、山場を越してくれて今日もどうにか無事に過ぎてくれそうです。毎日祈りを込めて足をさすったり、手を握ったり・・・明日もおじいちゃんとお話ができますように。(祈)

さて11月から我が家のチビ、また幼稚園に通うようになりました。今度は2歳から6歳までのクラス。オーストリアの幼稚園は大抵縦割りになっていて、一般的には0歳もしくは1歳から3歳のクラスと3歳から6歳のクラスが主流なんですが、ファミリーグループと言って1歳から6歳のグループっていうのもあるのですが、このグループは3歳まではなかなか空きがでなくお兄ちゃんかお姉ちゃんがこのグループに入っていない限り、入ることが難しいんです。

なので前回の幼稚園では1歳から3歳のグループにルーべを入れたのですが、チビが一番最年長。あとは1歳か一歳半の赤ちゃんばかり。最初の3日は好んで行ったのですが、後の一週間は退屈で毎日泣いて過ごしてました。母ちゃん、もともとルーべを幼稚園に入れたかった理由は一人っ子のチビに同じ歳の子達を遊ぶ機会をいっぱい持たせて、もまれていろんなことを吸収してほしかったから。でも1歳の子供と2歳の子ではこの歳の差は大きく、幼稚園でやることも遊ぶ遊具も全部1歳児に合わせたものばかりで、泣いて行くのを嫌がるチビを幼稚園に行かせる意義があるのか?と母ちゃん自分に問いかける毎日でした。

母ちゃんと離れてる時間は、日本語は無理なのでドイツ語を他の子や先生から習ってほしいと思っていたのですが、1歳児とではこれも無理。母ちゃん、他の幼稚園を探すようになって、見つけたのが2歳から6歳までのクラスの幼稚園。なんとタイミングよく空きが出たんです!!すぐに見学に行って母ちゃん気に入ったので即ここに決定!!

まず園長先生との話で、ここのクラス(ってこの幼稚園この一クラスしかないのですが・・・)では4人の先生がいてすべてオーストリア人。(ここ肝心!!東ヨーロッパから来てる先生も多い)お母さんはすべて日本語で話してください!そしてお父さんはドイツ語だけ!!間違った言葉を教えないでください。これ気に入りました。母さんにドイツ語で話してくださいっていう教育もよく聞くのですが、園長先生が日本語オンリーで行ってください!と言われたのは嬉しい!!そして幼稚園ではすべてドイツ語だけ!!(幼稚園によってはドイツ語以外にイタリア語、中国語、英語・・・・も喋りますっていうのもよくあるんです)

そして今年は12人の子供達だけで、2歳から6歳まで満遍なくいるというもの。ってことは先生一人に対し3人の子供を見ればいいので目が行き届いてる。そして年上の子供と遊ぶのが好きなチビにはお兄ちゃんもお姉ちゃんもいっぱい!!あとは緑いっぱいの庭がついていて、体育館まであって毎日走り回るそうな。(庭と体育館が揃っている幼稚園も少ない)そして値段は前回の幼稚園の半額!!!

前の幼稚園で幼稚園がトラウマになっているルーべ。母ちゃん覚悟して幼稚園にチビを連れていってますが、今のところ毎日楽しそうに通ってます。でも前の幼稚園の印象がまだチビの頭に残っている為に、この先そう簡単にいくとは思ってませんが、徐々に幼稚園に慣れていってくれれば母ちゃんそれでいいです!!

ルーべよ、幼稚園でいっぱいお友達と遊んでおいで!!!