オーストリア人が作る魚料理

2011年の年明けから毎日のように晩のお付き合いが大変。仕事もこの月曜日から本格的にまた始動し、疲れて仕事から帰ってきて晩御飯の準備をしながら一人でビールなんて飲んでたら、今から家に帰るコール、イコール友達連れて帰るから・・・ですと。折角仕事の服から着替えたばかりなのに、10分でまた着替えて、ビールの匂いがしてはいけないと歯磨きをし、化粧をし、家の中を綺麗にする私。いつになったら休ませてもらえるのでしょうか?

そんな話はさておき、先週末エアリッヒを訪ねた時にカタリーナがお昼ごはんを作ってくれました。私がこのファミリーを訪ねる時は大抵、お魚料理が出てくる。私に配慮してくれるみんな。私は魚料理じゃなくても、なんでも大好きなのに・・・。

って訳で今回はこんなお魚料理を作ってくれました。オーストリアは海に面していないので、必然的に川魚か鯉などの池や沼で採れる魚がメインになる。そして今回は川魚2種。お腹に香草とレモンの輪切りを挟んで焼いてくれたお料理。

レモンと香草の香りがとってもよく美味しかった。日本の食材をよく使うカタリーナは付け合せの野菜にひじきを入れるこの日本通。そしてサラダには梅干のペーストが隠し味に入っていた。

この土地で取れたハウスワインと心のこもったお料理。そして話していて楽しいエアリッヒとカタリーナ、そしてマレーネと5人で過ごす時間。と~っても楽しい週末の昼下がりでした。カタリーナ、そしてみんなありがとう!!

霧が深いワイン畑

この2,3日、ウィーン周辺は一日霧で包まれている。昨日出かけたブルゲンランド州では200メートル先が真っ白で見えないぐらい。車の運転も一苦労。

そして今日もまた辺り一面霧に包まれる中、今度はウィーンの郊外に住むエアリッヒとカタリーナからご招待をうけ、遊びに行って来た。

自然豊かで古い町並みが続くこの村、ワインの生産でも有名で彼らが住むところから15分歩けば、そこ一面はワイン畑。

ワイン畑に沿ってずっと続く道も凍っていてツルンツルン。ここをずっと歩いていくとウィーンの森に出るらしい。そこのてっぺんにあるヒュッテでお茶でも頂こうと思って、みんなで出かけたのですが、あまりにも霧が深いのと、足場の悪さに断念。

霧の中にず~と続くワイン畑を眺めているだけで私達は十分。春になったら山の上まで行こうね!と約束をして帰ってきたのでありました。新居お披露目パーティーから始まり、クリスマス・・・そしてこの数週間、Zファミリーと毎週、会っているような気がするのは気のせいかな。濃密な付き合いだこと・・・(笑)

びっくりするぐらいお安かったホテル代

今回の旅が決まったのがクリスマス前。もうどこもかもホテルは満室で行き先を見つけるのも一苦労。毎年、旅行間際にホテルを探し出すものだから、選択の余地もなく2,3個残っている選択肢から選ぶことになる。

それで見つけたのが今回のホテル。スキー場が目の前にあり、それでいて街の中心の広場のところにあるホテル。このハイシーズンで部屋が空いていただけでヨシ!としようと出かけていったら、これがなんともお得なホテルだった。

インターネットでちゃんと読まずに選んだので、朝食つき、浴槽つきの部屋だと思っていたら、なんと夕食つきだったことが判明。所詮大したお料理は出てこないだろう・・と思いきや、これが前日のジルベスターメニューをしかり、次の日も豪華なお食事が出てきました。

どのお食事もここで一から愛情を込めて作ってられるのが分かるそんなお料理たち。お食事が美味しいからついついワインをボトルで毎晩頼んだりするから、それなりに値段は上がっていくけれど、それでもお安い。

本当は大晦日のジルベスターのお食事を私からのクリ子へのクリスマスプレゼントにしようと思っていたのに、この日の晩のお食事も宿泊代に含まれていたとなると・・・何か違うプレゼントを考えなくてはいけない。

それとももういらない??なんて聞いてみたら、やっぱり欲しいですと!何にしようかなぁ・・・・。それにしても大満足なホテルでした。