ウィーンには街の至るところにお屋敷が残っている。今回は機会があってFerstelというお屋敷に行ってきた。
1651年に建てられたこのお屋敷。外からはよく見ていたが中に入ったのは今回が初めて。
どこかまだ洗練されずに田舎くささが残るこの屋敷。天井などは木でできている。
でもこの廊下のアーケードは見事。華やかでありながら慎ましやかな品がある。
ウィーンでの私生活で見たもの、感じたものを綴るOyumichen日記
3月3日はお雛さん。我が家には子供がいないので姫と言われればワタシ?のみ。別にクリ子が祝ってくれる訳でもないのだから、毎年お雛さんを家でする必要はないのだが、クリ子に”私は女の子なのよ~!”と改めて宣伝する為に毎年、お雛さんを意識したご飯にしている虚しい私。
去年は散らし寿司だったので今年はちょいと変化球で手まり寿司。残念ながらウィーンのスーパーで手軽に買える魚といえばサーモンだけなので今日はスモークサーモンの手まり寿司のみ。
あまりどっちとも気に入らないであろうクリ子の為に保険として和風ハンバーグも。
ねぇ~クリ子、今日はお雛さんなんだけど私のことちょっと労わってくれる??って彼には全然、お雛さんもなにも関係ないんだろうけど。
昨日の晩、夜中の3時までバルで踊り寝床についたのが朝の5時だったというのに、今日の晩もまたしてもお遊び。クリ子がいつの間にかロニーと約束をしていて今日の晩はうちでパーティーをしたいとのことだった。
何かと人を呼びたがるクリ子。今日はロニーとカーリンに手作り餃子と春巻き、そしてブルコギを食べさせてあげたい~!というクリ子。そういやロニー、アナタ二日前もうちに遊びに来てませんでした?私は家にいなかったけれど・・・・
眠いし、足はまだだるいし、それでもちょっと和の雰囲気を出そうとお盆や和の食器を出して洗っていると、またクリ子が喜ぶ。”僕の理想的な奥さん~!”こんな言葉にのせられる馬鹿な私。まぁ~折角人を呼ぶならそれなりにちゃんとしたいという気持ちが私にもあるのでとりあえずクリ子のリクエストに答えて頑張った。
今日のメニューは椎茸とおネギがいっぱい入った手作り餃子、春巻き、サラダ、ブルコギのレタス包み、ケーキなどなど・・・ それと去年、イタリアで買ってきたトスカーナワインで楽しいひとときをみんなで過ごす。どの料理も大変気にいってくれた二人は日本米と餃子の皮をお持ち帰りしてうちで作ってみるそうな。
たまにはクリ子が好むパーティーを家でしてあげるのも悪くないものだ。 さぁ~明日からまた一週間が始まるから今日は早いこと寝ることにしよう~!!