女性の品格

昨日、友達から借して頂いた本を読んだ。坂東 眞理子さんのベストセラー本 ”女性の品格” だ。

IMG_6570.jpgその本には彼女から見た女性の品格像が66の項目によって書かれている。大抵のものは当たり前のことが書いてあるのだが実際にはなかなかそう行動に出れないんだよな!ということが書いてある。

例えば必ずご招待や何か贈り物などを贈って頂いたら、自筆でお礼状を書くとか型どおりの挨拶ができるとか、約束はきちんと守るなど、当たり前でありながら100パーセント自分がそうできているか?というとハテナがつくのが現状である。

IMG_6572.jpg66か条すべてがこなせていたら、これはすきのない完璧な女性でこれはこれで面白くない。どこか抜けていたり、人と違うからよいのである。だからこの本を読んだからといってこれ66か条を全部しなくちゃ!と思う必要は私はないと思う。その中でできること、共感の持てるもの、身近に感じることをちょっとずつ実践していけばいいのだと思う。

色々なことが書かれている66か条の中で私の中で心に残ったのが、”愛されるより愛する女性になる”というものであった。品格のある人は人から愛されるような穏やかでつつましやかでありながら凛としたものがあって・・なんて自分の中では考えていた。だけど本には愛される人を目指すのではなく、自分自身が人や物を愛しなさい!ということだった。言われてみればごもっともなのだけれど、私の心にはこの一節が心に残ったかな。

IMG_6575.jpgあと意外だったのが”贅肉をつけない”というものだった。他の65項目は女性らしく気品があるためには・・・こう振舞うとよいですよ、とかこういうものも読みましょうとか書いてあるのだが、ここにいきなり”贅肉をつけない”とくるとびっくりする。彼女の言い分はこうだ。若い頃はピチピチしてちょっとぽっちゃりしてるぐらいが愛らしいが、中年ぐらいになってもし太っていたとしたらそれは自分の自己管理ができていなく、社会から自己管理のできない人、イコール仕事の管理も苦手な人と取られることがあるので気をつけましょう・・・ということだった。確かに自分の気持ちを抑制できない人に仕事を任せるのは不安ってものだろう。だけどこうはっきり”贅肉をつけるな!”と言われると思わず自分のお腹まわりを見ちゃったよ。

私にはこの本が何故ベストセラーになったのかはわからない。だけど読んで損はしない本だと思う。読んで自分が共感できる分だけ自分に取り入れていけばそれでいいのだと思う・・・私、一個人として女らしさを持ちつつ、絶えずどんな時も凛とした一本筋の通った考えをもつ女性でいたいと思う。

宮殿をお散歩

IMG_6883.jpgウィーンの冬は太陽がほとんど射さない。毎日どんより、お空はグレー。だけど今日は久しぶりに少しお日さんが射したのでクリ子と二人でシェーンブルン宮殿にお散歩がてらカフェをしに行くことにした。

IMG_6876.jpgフェーン現象でこの2日ほど気温は13度ぐらいあるのだが風がきつい為、結構寒い。カフェ、カフェ(コーヒー)とリズムをつけながら二人で歌を歌い、ひたすらグロリエッテに向かう。もう頭の中はおいしいケーキとカフェしかない。

IMG_6879.jpgグロリエッテから見るシェーンブルン宮殿とウィーン市内はいつ見ても美しい。

IMG_6886.jpgぎょっへぇ~もしかしてみんな思うことは同じ?グロリエッテの中が溢れ返っている。席が空くのを待つ人も列を作ってる・・・クリ子どうする??先に散歩でもしますかぁ~。なんか温かいコーヒーとケーキに裏切られたような気分・・・・

IMG_6892.jpgやっとここの修復終わったのね。一体何年かかっていたのやら・・・

IMG_6888.jpgそういや宮殿の方も修復が終わっている。あらなんだかすっきりしてよいではないか!ってこれが本来の姿なのだがあまりにも修復期間が長くていつも白い工事用の垂れ幕みたいなのがあるのが当たり前になってたから・・・

IMG_6897.jpg階段もきれい。ズズ黒くなっていた階段も綺麗にされ全体的に印象がとっても明るくなった。

IMG_6900.jpgゆっくり散歩をしているうちに段々日が暮れてきた。のどかな日曜日の昼下がりももうおさらば。また明日から一週間が始まる。さぁ~また一週間頑張ってやっていこ~う!

湯村温泉

IMG_6654.jpg今回の日本帰国はお父さんからプレゼント付きだった。それは私達が大好きな温泉。1泊2日で家族全員、京都市内から車で3時間半ぐらいのところにある湯村温泉に行ってきた。

IMG_6659.jpgここは町の中心部を流れる清流、”春来川”のほとりに湧き出す日本一の高温、湯量といわれる温泉郷の源泉で、摂氏98度の熱泉が、1分間に470リットルも湧き出している。

IMG_6626.jpg温泉好きの私達にとってはたまらない露天風呂。クリ子の自慢、”僕、露天風呂大好き。僕誰よりも長く露天風呂に浸かってられるねん。なんでみんなあんなにさっさと上がっていってしまうのやろ~。あんな気持ちいもんないのに・・・体はぼっかぼか、ほんで顔には冷たい風・・ウ~ン(ポワワ~ン)”

IMG_6627.jpgそして温泉にはつき物の美味しいお食事にお布団の上げ下ろし、座ってるだけで全部してもらえる幸せ。なんてしあわせなんでしょう・・・この日は旅館についたと同時にお菓子とお抹茶を頂いた。

そしてお料理はざっとこちら。これは夕食編。IMG_6635.jpgIMG_6636.jpg
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う~ん、たらふくお腹がはちきれそうになるまで満喫しました。そして食事の後、何をすることもなくそのままお布団に流れ込んだのは言うまでもない。お父さん、素敵な温泉旅行をありがとう~!!