筋肉痛のおみやげ

IMG_5950.jpgクリ子に感謝と言わずにはいられないぐらい素晴らしい景色を見せてもらい頭も心もリフレッシュしたのだがその代わりにこれまた素晴らしいプレゼントを神様から貰った。それが全身筋肉痛。

IMG_5939.jpg朝からちょっとしたおやつにとクリ子ご希望のクラブサンドを作って山登りに望んだ私達。思っていたよりはその道は険しくなく、現実を忘れて山登りに集中できるそれはすばらしい山登りだった。

IMG_5927.jpg多分、高所恐怖症の人には今回は登れないだろうと思われるぐらいの岩壁を登っていく。下界はお天気がよかったのに、登っていくに連れて山に霧がかかる。クリ子~本当に私達こんな道登っていけるの~?

IMG_5922.jpg崖を登り、また下りそんなことを繰り返しているといつの間にか崖にロープだけが張ってあり、それでバランスをとりながら山を登っていく。

IMG_5923.jpgクリ子うちらやばいかも・・・・あんな重装備の人達が崖を後ろ向きに四つんばいになって下りてきはる。どの人もすごい山登りに慣れてるって感じの人ばっかりやで。それやのにうちらあまりにも軽装備すぎひん??

IMG_5928.jpg大丈夫!登れるところまで登ってみよ!そういやお昼ご飯にと思ってきたサンドイッチどこで食べるん?お腹ペコペコなんやけど・・・ってこんな崖ップチでは休憩するところなどもなくひたすら山を登るしかない。でも不思議なことに疲れを感じない。どんどん足が前に進んでいく。それもこんな素晴らしい景色がいつも崖から見えているから・・・

IMG_5947.jpg日照時間時間が夏に比べて減ってきているこの秋空。結局頂上まで登って休憩なしで下りてきてももうその時には日が暮れていて道がわからないだろう・・増してやこの崖道。何かあっては遅いということで途中で引き返すことにした。本当ならこの写真で見えている山の頂上にある山小屋まで行くつもりだったのに(山のてっぺんに見えている小さな箱)・・無念でならない。次ウィーンから日帰りでここまで来るならやっぱり夏に登らなくては一日でこの山を登りきれないだろう。

IMG_5956.jpg無念さは残ったがまだこれからオーストリアには長いこと住まなくてはいけないのだから、その時のお楽しみとして次の機会まで頂上まで登るのはお預けとすることにした。

予定が何も入っていない週末

ほぼ3週間ぶりの休暇だろうか?この土、日何も予定が入っていない。どれだけこの日を待っていたことかぁ・・・朝ゆっくりと起きて、シャワーをかかり、その後クリ子に作ってもらったコーヒーを飲みながらPCを見て、それから貯まりに貯まった洗濯をし、掃除機をかけて一回目の洗濯が終わったらベットのシーツや布団カバーなんかを全部洗濯して、洗濯機が回っている間に手洗いの洗濯をし、その後クリ子と来週一週間分の買い物に行って・・・これでもまだ昼の1時だよ。ブラボーまだいっぱい時間があるゼ!

IMG_5905.JPGこんな日の昼は次の日のことを心配しなくていいニンニク料理とうちの家では決まっている。これでもか!ってぐらい大粒ニンニク5粒をいれたブロッコリーとベーコンの入ったペペロンチーノを作ってクリ子と一緒にワインと一緒に食べて・・・あまりにも自分がニンニク臭かったので歯磨きをして、ちょっと一休みしようかなぁ・・なんて思っていたのだがクリ子がいきなりコンピューターが古くなってきたからと言って改造を始めた。なのでゆっくり休めそうにないので一人でお風呂を沸かして入って・・・お肌の手入れをして、そしたらクリ子のコンピューターの改造も終わっていたので、ソファーで1時間ほど寝て、起きたらなんだか体がだるくてしんどくてイライラしたので、ちょいとクリ子に八つ当たりして”なんか日本語で見れる映画が観たい!!”と言ってクリ子にDVDをつけてもらい、観終わったらまた元気になっていた。

IMG_5906.JPGクリ子が晩御飯を作ってくれている間に来週の仕事の準備をし、なんで週末までこんなことしなあかんねん!とブツブツいいながらやっている間に晩御飯ができた。今日の晩御飯は牛肉を1時間ほど焼いて煮たものに、今が旬のカボチャのソースらしい。そして赤ワインを二人で開けて夕食を楽しんだ後はお仕事の続きにアイロンがけ、そしてこの後はいっぱい晩御飯を食べてしまった罪滅ぼしにサンバを20分ほど踊ってクタクタになってソファになだれ込んだ。

まだベットメイキングができていないけれど、一日が何も用事が入っていないと色んなことをしてもまだ時間が余っていることが嬉しい。たまにはこんな日も大切さ。そして明日は久しぶりに朝からザルツカンマーグートの方に片道3時間ほどの山登りに行くことにした。この最近、あまり山登りをしていないのに急な登り道、片道3時間コースには正直かなり心配だがちょいと何もかも忘れて自然に触れてこようと思う。

ってな訳でまた帰ってきたらご報告します。