日をさかのぼって土曜日の話だが、クリ子が朝から晩までこの日も仕事だったので私は昼から友達と待ち合わせてお友達の家を訪ねた。久しぶりの会合??に皆、話しがはずむ、はずむ。ドイツ語で話さなくてはいけないパーティーは2、3時間すると時間がなんでこんなに進むのが遅いの~って思うことが多いけれど、日本語で気の合う友達と過ごす時間はなんでこんなに早く経ってしまうのだろうか??あっという間にかぼちゃの馬車が迎えにくる時間がやってきてしまった・・・
本当は夕食前にはおいとまするつもりだったのに、いつの間にか軽いお食事までご馳走になってしまった。女性4人で美味しいワインを3本も空け、楽しいひと時を過ごしたころにクリ子は迎えに来てくれたのだが、夜中にも関わらずかなりハイテンションな私達4人に彼は戸惑い気味だった。それでも彼は2時間ほどその場に付き合ってくれ、いい気分で家にみんなで帰った。仕事で疲れて帰ってきたクリ子がわざわざ遠いところまで車で迎えに来てくれ、女性陣の中で日本語でペチャクチャ何しゃべってるのかあまりわからないのに一緒に付き合ってくれる優しさに感謝をすると共に、彼の中で私に気兼ねなく日本語で楽しくみんなとワイワイできる時間を定期的に持たせてやらなくてはいけないという配慮で私は素敵なお友達という宝物とクリ子の優しさという宝物で幸せな気分になりほろ酔い加減で家路についたのでした。