Wasserloch (2)

今日、買い物に行ったところにあった鏡で自分の顔にシミがあることに気づいたクリ子。あまりにもショックだったようで、自分の顔を時間があれば擦って消しゴムのようにそのシミを消そうとしている。そして1時間ほどすると”シミ取れた?!”と聞いてくるクリ子。

あのね~シミは消しゴムのようには取れないよ、クリ子!そんなにシミが気になるのなら、明日からビタミンをもっと取って、それから山登りとかするときは日焼け止めを塗りな!!ってクリ子~そのシミ、それもうかれこれ5年以上前からありますけど?!

てな訳で紫外線万歳なこの天候に山登りをした私達。目指すは頂上。山の頂上には何個も綺麗な小さな湖があるらしい。そんなことを聞くと早くその湖が見たくて仕方がない。

クリ子によればそれはエメラルドグリーンをした綺麗な湖だそうな。

やっと山の上の方が見えてきたよ~。ここから見る景色は緑と水ばかり・・・・オーストリアは本当に自然に恵まれた国なんだなぁ・・・とこういう景色をみて実感する。

山にはこんな高山植物も・・・

高山植物とあって色がとても鮮やか。

あれ?これ耳の形をした木じゃありません?偶然こんな形になったのだろうが、あまりにもリアルな形でずっと見ていると不気味になってくる。

ってクリ子一体頂上どこ・・・これ以上登る道ないねんけど。ここ頂上みたいやねんけど、湖は???

あれ?おかしいなぁ・・・この山のてっぺんまで僕たち登ってるやんなぁ・・・湖はどこやろう???

あれ?この先、危険な為行き止まりって!!どうもこの湖はこの山の反対側にあるらしい。だけどそこは雪崩や強風で道がめちゃくちゃになっている為、通行止めになっていた。

あ~折角の湖やったのに・・・見たかったのに・・・クリ子~~~!!!どうしてくれるん~!!

まぁ~そんな怒らんと・・・そうや、Oyumichen! ほら、作ってきたおにぎり食べ!きっとよう歩いたからお腹すいて短気になってるんやわぁ~。お可愛そうに・・・さぁ~おにぎりのタイムや。いっぱいおにぎりあるえ~色とりどり、食べたい放題!Oyumichenよかったなぁ~!!ってそのお弁当私がアンタの為に作ったもんじゃい!!!!!!

ってな訳で、湖までは辿りつけず。でもとっても水が綺麗で癒された一日だった。

Wasserloch (1)

腹ごしらえが終わったら・・さぁ~クリ子、目的地目指して頑張るよ~!!

今回、私達が行くところは、こっちらしい!!って私はいつもどこに行くか聞かされていないので、ただただクリ子が進んでいく後を歩いていくだけ。

奥の方に見える山にはまだ雪が積もっている。ここらへんはこの時期でもスキーができるところが沢山あるぐらい雪深いところだ。

今回、ハイキングをしたコースは国が指定する国立公園の中にあるのだが、冬は雪が深い為、閉鎖されている。毎年5月から10月半ばまでの5ヶ月間しかここに入ることができない。

5月の解禁になってすぐに行った為、山からはすごい雪解け水。この地点では滝の水圧で呼吸も出来ないぐらい、そして立ってることも辛いぐらいの水圧が上から降りかかってくる。

お陰で服もビショビショ。私はこれで風邪をちょいと引いてしまったといっても過言じゃないぐらい、すごい水圧だった。

やっぱり自然が作り出す光景っていうのは偉大だし、パワーがある。この滝を見てると自分がちょっとしたことでウヨウヨと考えているのがあほらしくなてくるし、ちっぽけに見えてくる。だから気分転回にもこうやっていつも週末は山登りに行っているのだが、この雪解け水が作りだす滝が私に自然はすごいんだぞ!ちょっとや、そっとではくじけなんだぞ~って改めて教えてくれているような気がした。

さぁ~この滝の始まりになる根源のところまで頑張って歩くよ・・・ってさすが、ここは国立公園、管理が行き届いている為、歩きにくい場所は崖っぷちにこうやって歩道がついている。この下はもちろんすごい流れの滝になっているのだが、高所恐怖症で無い限り、こうやって歩道がついているととても楽チン。

この続きはまた後日・・・・・

Hohe Wand (ハイキング編)

念願の自然の中で昼ご飯もたらふく食べたことだし、さぁ~今からちょいとお散歩へ。

今からこの山を下って、向こうに見えている丘のような山のてっぺんまで登ろう・・・

って斜面が結構、急なのでそんなに時間はかからない。ここではパラセーリングやパラグライダーをしている人達がいっぱい。この人達からしたら私達なんて”ありんこ”ぐらいにしか見えないんだろうなぁ・・・

さぁ~向こう側に見えていたてっぺんに到着!だけど黒い雲が出てきたので、ちょっとここからの景色を眺めたら、また引き返しまっせ!!