秋のワイン畑 (Spitz)

オーストリアでは10月から11月初めにかけてワイン畑の葡萄は摘み取れられる。もちろんワインの種類や葡萄の種類によって収穫時はさまざまだけど、ワイン畑が色づき始めた頃がひとつの合図。

バッハウ渓谷の辺りはワインでも有名な土地で、ここら一面ワイン畑が広がる。クレムス辺りはもう葡萄が摘み捉えた後だったけれど、ここSpitzはまだ一面に美味しそうな葡萄が実をつけたまま。

そんなワイン畑を散歩しながら、ちょこっと葡萄を拝借。葡萄の種類によって皮の厚みも味も違うから面白い。

ここら辺はドナウ川を両手に日本のお茶畑のように丘の上に段々畑のようにしてワイン畑が広がる。

ワイン畑に沿って散歩道があるんだけど、これがまた素敵な景色が回りに広がっているから最高!色んなところから煙突から煙がモクモクと出てきている。きっと暖炉の火が入ってるんだろうね。

これは確かRieslingだったかな?葡萄の皮がしっかりした中に甘みと酸っぱいが混じったそんな葡萄だった。これがこれから収穫されてワインになっていくのね。2010年度産のワインはいかに?

この日はあまり寒くなかったので、お散歩も快適。

ワイン畑だけじゃなくて、木々も色づいて綺麗なこの時期。でもこれを楽しめるのも後数日??

紅葉をみるつもりが冬景色?

オーストリアでは祝日だった火曜日。どうしても自然の澄んだ空気が吸いたくて、ちょっと散歩がてら遠出をしました。

今回のテーマは紅葉・・・。まだこの秋、どこも紅葉を見にいってないものね。是非、一度ぐらいは見ておきたいと出かけたのは、ウィーンからおよそ3時間、ザルツカンマーグートにある湖の一つ、フッシュル湖。

それが・・・あれ?車を一時間ほど走らせて、高速から見る景色が・・・。なんだか山も牧草地帯も白くない??あれれ??

ザルツカンマーグートの地帯に入ると雪は薄っすらどころか、3cmぐらい積もってるではないですか?私が見たかったのは、冬景色ではなくて紅葉なのよ~なんて言いながら、フッシュル湖の湖岸を歩くこと2時間。紅葉と雪化粧、両方を眺めることができました。

一面、紅葉も綺麗だけど、こうやって色づいた木々と雪化粧した山々のグラデーションもなかなかのもの。

って散歩だけの為にフッシュル湖まで来るなって?それも日帰りで・・・。でもどうしても遠出がしたかったのよ。気分転換に!こんなわがままを聞いてくれるのは、クリ子だけ。クリ子さん、アナタに感謝しております。ありがとう~!!

幸せな牛と馬

ハイジの話に出てくる羊飼いのペーター。スイス、そしてオーストリアはアルプスののどかなイメージがあるのではないでしょうか?

確かに、オーストリアも田舎の方にいくと、牛や馬、そして羊からヤギ、時にはバンビから鹿まで道中いろんなところで見かけます。

みんなのんびりと自分のペースで草を食べていたり、寝ていたり、水を小川で飲んでたり・・・。見てるだけで幸せそうなオーストリアの動物たち。

あごが痒いからと、丸太の上にあごをおいて掻いている牛・・・

そうかと思えば、お尻をお掃除してあげている牛・・・

今にも空に飛んで行きそうな牛・・・

優雅に歩く馬・・・

オーストリアの動物たちは幸せ者です!!!