クリ子の不思議

IMG_1520.jpg 皆さんこれがなんだかお分かりになります??

ある日、クリ子が見てみて!!と言ってめちゃくちゃ嬉しいそうに私のところにやって来た。またなんですの~私忙しいんですけど・・・・

これお風呂。この日は泡風呂にしようということになりクリ子がお風呂を用意してくれていた。そしたらその泡が蛇口から出てくるお湯でハートマークになったそうな。そのハートマークを見せたくって私を呼びにきたって訳。あんさんかわいいな~これ見てハートって想像するんやもんなぁ。。そら言われたらそう見えるけれど、私やったら見逃してしまうわ。いい歳した男性がこんなことを純粋に思い浮かべるのは可愛らしすぎてウ~~~ンって思う反面、この子供の時にもってたヒラメキや感受性、純粋さをまだまだ持っているクリ子にそのままでいて欲しいと思う今日この頃。

そんなクリ子が近々日本に行く為に毎晩日本語の勉強をしている。丁寧語を勉強してるようで今日仕事に行く際に私に今日一日頑張って下さいませ!と言ってくれた。完璧な文なんだけど、なんか違うような気がする。手っ取り早く日本語教室に通えばいいのに・・って思うのは私だけだろうか??

クリ子作

SKG2005_219.jpg今日はあまりにも晩疲れて帰ってきたのでクリ子が晩御飯を作ってくれた。って言ってもお腹がすいていたのですぐできるものということでスモークサーモンに蜂蜜と西洋カラシ、香草が入ったソースにパン、卵やベーコンなどなど・・・そんな夕食に赤ワインを飲みながら、クリ子~なんか今日面白い話、会社でなかったん??(もう何も考えたくないOyumichen。会話のネタ探しにクリ子にふってみる)そしたら急にスラスラとなんだかお話が始まった。一体なんの話しとんじゃ?この方??と思いつつ耳を傾けてみた。頭が疲れているところにドイツ語だったのでちゃんとは聞いていないがきっとこんな話だったと思う。

SKG2005_218.jpgあるところに雪だるまくんがいました。それはそれはいつもオーストリアの山の中でもかなり高い山、グレッチャーに住んでました。だけどある日、太陽さんがニッコニッコに笑ったもんだから僕は少しとけちゃったんだ。そしたら足がなくなっちゃって、あっという間に滑って崖に落ちちゃったんだ・・・・だけど崖は真っ暗で不気味だったから毎日僕は誰か優しい人が僕を助けに来てくれないかなぁ??って待ってたんだ。そしたらある日、僕を見つけてくれた男の子がいたんだ。そしてその子は僕を家の冷凍室に入れてくれたんだ。だから僕はまた元気になれたんだ。だけど僕、段々冷凍室の中も飽きてきちゃったんだ。だって真っ暗でせま~い箱なんだもん。だから僕は一生懸命考えたのさ。どうしたらまた山に戻れるか??って。そして僕はひらめいたのさ。冷凍室にいっぱい入ってるアイスで僕のマントを作ってそれを着ていけば山に帰るまで僕はとけないだろう・・・って。それから僕は毎日マント作りに励んだのさ。そして立派なマントができ、それを着てまた僕は山に戻ることができたのさ。そして僕は今でもグレッチャーの山で楽しく過ごしてるのさ!おしまい、おしまい~~

SKG2005_223.jpgってな話だった。あまりにもスラスラ迷いもせず言うもんだからてっきりオーストリアにはこんな童話があるんだとばかり思ってたらクリ子が即座に作ったものだった。クリ子~あんたの頭の中は童話でできてるの??なんかとってもトゲトゲしている心が和んだ瞬間だった。

こっちの人はよくベットで子供を寝かせる時に自分が作った話をよくするそうな。クリ子、残念やけど私にはそんな才能ないからそういうことは先々アンタに任せた!!(ちなみに上の写真はすべてSt.Gilgen(ザンクト ギルゲン)のクリスマス市の様子です)

さぁ~これはなんでしょう??

IMG_1054.jpgこの美しい建物、オーストリアで有名な建築家のオットーワーグナーの建築物。彼の作品はウィーンの至るところで見ることができる。だけどこの建物、外装はそんなに大したことないがこの教会、中に入ってみるとすごいらしい。この教会はオットーワーグナーの作品の中でもかなり優れたものである。

そんな有名な建築物に今まで気づかなかった私達。だってこの教会があるのって実は私達がいっつも週末にキノコ採りや読書をしに行っていた、そうブログによく登場する公園だからである。いつもこの教会の頭の方だけは見ていた。あそこの教会は綺麗なのよ~ってオーストリアのお友達から教えてもらったことはあったがそれがまさかオットーワーグナーの傑作とは知らなかった。だってここ先日までずっと改装工事をしてたんだもん。それでこの前新聞にこの教会の修復工事が終わり、この教会の歴史や誰が建築したのやら、色んなことが載っていた。そしてフと思いついた。うちの妹が大昔ウィーンの14区の方から精神病院の方に向かって山を歩いていくと有名な素晴らしい教会があり、冬のくら~い時期にその教会を見に一人でいった。そして帰ってきた彼女を家族みんなでして、あんたやっぱり変わってるわぁ~って言った覚えがある。もしかしてそれってこの教会ではないか??そしてその後調べてみたらやっぱり彼女が行ったのはどうもこの教会であったらしい。地球の歩き方にも載っていた。だけどウィーンの14区と言われれば私達の家からは少し遠く、私達が行ってる公園というのは16区にある。この公園が随分広く、まさか14区と16区をまたいでるとは知らなかった。そして毎週のように行っていた公園。そしていつも見ていた教会。こんな身近なところに有名建築物があるとは夢にも思っていなかった。今度中に入ってみよう・・・・

IMG_1771.jpgおまけ・・・さぁ。。これなんだと思います??わからない??

IMG_1769.jpgだったらこれは??少し見えてきたゾ!

IMG_1774.jpgそう犯人はこの方。

だれか言ってやってください。クリ子は家に帰ってきたらすぐにズボンを脱ぎます。生地が固くて気持ちよくないかららしい。そして目にするのはタイツ姿のクリ子。なんでタイツなんだって??それはこの寒い冬、キリンのように細いクリ子は脂肪がないためバイク通勤は寒いらしい。だからいつもタイツを履いているのです。だけどこの状態で夜を過ごすのはやめてくれ。これで晩御飯を食べるのもやめてくれ!!全然セクシーな足じゃないからなんとも思わないけれどだけど、食事の時ぐらいはズボンをはいてくれ~~~