月曜日から新学期が始まったのですが、それに伴って母ちゃんの仕事も本格的に始動。スカイが生まれてから仕事を半分にセーブしてたのですが、その間待っていてくれた生徒達をどこまで今学期から見るかが母ちゃんの今の課題。どうしても母ちゃんがいい・・・と半年待ってくれていた生徒達。またいつから始められるか分からないのにずっと私のことを待ってくれているその気持ちにできるだけ早く応えてやりたい!!でも母親としても二人の子供の面倒もちゃんと見てやりたい!どうしたらいいんでしょうね・・・あ~どこの母親もぶち当たる壁。しばらく母ちゃん考えます。
さて夏のバカンスも最終偏。何故いつもこのホテルに泊まりに来るかというと、色々な理由があるのですが、その一つが食事。子供ができてからというもの晩にくり子と食事に出かけるということが無くなった我が家。でもたまにデート気分で美味しいお料理が食べたい食いしん坊夫婦。
ここのホテルのディナーは毎日フルコースで出てきて、ホテルの中にある二つのレストランから食事が選べるのです。そして料理のクオリティーが高い!!大体2時間のコースメニューになっていてどの料理もシェフが腕と愛情を込めて作られていて、そしてシェフがすごく勉強をしているのが料理から感じられるんです。これって芸術をしているものにとって、すごく刺激になるんです。私も頑張らなくっちゃ・・・って旅の間でも色んなことから刺激を受けると次のまた自分に繋がっていくんです。
毎日美味しい料理とワインを楽しみにしている食いしん坊夫婦・・・・それに付き合ってくれる子供達。食事中に疲れてしまわないように、食事に行く前に二人とも少し休ませたりしてから行くのですが、それでも2時間は子供達にとって結構長いはず。でも二人とも毎日よく付き合ってくれました。ありがとう~!!
大体夕方18時半から始まるディナー。今回の旅行は天候に恵まれたので毎日湖畔を眺めながらテラス席で頂きました。今の日の入りが19時頃だから前菜が来る頃はまだ外は明るい。そして暖かい!
この方、離乳食より大人が食べているものを食べたがるんです。だけどキミには早いよ~。
食事は前菜、スープ、メインの前の一品料理、メインディッシュ、デザートの順で出てきてこんなに全部食べられるの・・・と献立だけを見てるのと思うのですが、どれも軽めで日本人の母ちゃんでも最後まで美味しく頂けます。これはエストラゴンのピューレの上に蒸したスズキがのったもの。一番上にかかってるのはアクセントに黒オリーブが調理してありました。
ルーべには子供用の料理が用意してあるのですが、それでも美味しそうなものが出てくると、これ何??と聞いてきて大人の料理も一緒に楽しんでくれるのが母ちゃん達うれしい。
この日の肉料理は鹿の背中の部分のステーキだったのですが、これが美味しかった~!!普段はあまりシビエと言われる鹿やウサギ、いのししなんかの狩猟肉が血生臭くてあまり好んで食べないのですが、この鹿のステーキ肉はびっくりの美味しさでした。
もうこれだけ食べればお腹もいっぱいなのですが、それでもデザートもいけてしまうのが凄いところ。これだけ毎日コースメニューを食べても体重が旅をする前と変わらないのは、見かけよりずっとヘルシーに仕上げてあるからだと思います。
夕日が沈んでいくのを見ながら食事なんてそんな贅沢な時間の使い方はウィーンでの私達の今の生活ではできません。そんな生活がウィーンでもできるまでにはあと10年はかかるかなぁ・・。
子供ができてから旅は行き先も時間の使い方もすべて子供達に合わせてするようになったのですが、それでもこうやって大人も楽しめると楽しませてもらった分だけ頑張ろうと思うし、子供達をまた色々な経験をさせて楽しませてやろうと親としてのモチベーションが上がります。(笑)