一泊13ユーロのコテージ

IMG_7436.jpg今回チロルで宿泊したところはFerienhausといい日本語に直訳するとコテージ。家のようになっており、言えばキッチンがついているアパートメントみたいなものだ。ホテルの様な朝食のサービスなどはなく、食事はすべて自分達で作るか外食するかだ。だがFerienhausのいいところは部屋数が多いこと。そして広いこと。

IMG_7380.jpgそしてなんと言っても安いことだ。今回のチロル旅行は3泊4日、3人でまとめてたった120ユーロという安さ。ということは一人あたり一泊13ユーロ(およそ2000円)しかかかっていないのだ。たぶんこの宿は特別安いと思われる。きっと儲けることを考えているのではなく気持ちだけで宿を人に貸しているものだと思われる。

IMG_7385.jpg私達が旅したこの時期はイースター休暇にあたり、みんながスキー旅行にでる為、どこでも割高だ。そしてましてや観光地の近く。普通なら一人あたり最低でも120ユーロはするものが、このお値段。実際行くまでかなりの不安があった。ボロボロの宿じゃないか?すごく寒いんじゃないか?後でお金をぼったくられるのじゃないか?

IMG_7381.jpgそれがなんのその。全部まとめて120ユーロぽっきり。その上、部屋もとっても綺麗ですべてが揃っている。かなりこれは快適な旅行だった。

IMG_7420.jpg私達は今回の旅行で、朝食はもちろんのことながら、2夜ほどここでディナーをした。晩に家で食べるいいところ。それはゆっくりできること、運転の心配をしなくていいところ。そして気楽なところ。行きしなにスーパーで買ってきた美味しいチロルのサラミにまずは冷えた体を温める為に野菜のいっぱい入ったトマトスープ。そしてお好みでパンにニラのパテ、それに赤ワイン。

IMG_7421.jpgそして山小屋と言われればチーズでしょう・・・オーブンでグツグツと泡が噴きそうなぐらい焼いたチーズにパン。

IMG_7435.jpgそしてある時はイカ墨パスタと西洋ニラのパスタ、2種のパスタに白ワイン。

IMG_7437.jpgお食事の時はやっぱりいい雰囲気で食べたい3人は、心は一つ。姉とクリ子で何を言わずとも暖炉に火を入れる。こうすると雰囲気が出るんだよね!スキーの後の暖かい暖炉のぬくもりで食べるディナーにワイン。自然と眠くなり、毎日のように奴ら2人は9時には沈没して寝ていた。その後、一人残された私の寂しく、退屈なこと・・・オホホホホ、仕方がない。

雪オンナがやって来る

奴つながりでなんなんだが、奴はどうもオーストリアにまたしても悪天候を連れてきてしまったようだ。奴が前回、こっちに来たのは私達の結婚式の時。それまでいいお天気だったのに、急に結婚式の日から嵐になり、その時期にしては最低気温を20年ぶりに更新したほど、寒い日が続いた。そしてそれ以来の奴のオーストリア訪問。

IMG_7388.jpg奴が来た日、それまで暖かかった気候が一転。雪と雷と強風の嵐。無事、飛行機がウィーンに着けるか心配したものだ。そして今回のチロル旅行・・・宿泊する予定のペンションに着いた時はこの通り、晴れていて雪など降っていず、あれ?なんか雪景色をイメージしてたのになんだか違う・・なんて思っていたら?

IMG_7424.jpg次の朝起きてみるとこのありさま。大雪だ!朝から晩まで雪が降りつづけ一気に冬景色へと変化を遂げていった。

IMG_0086.jpgこの地帯、もみの木ばかりが生息し、もみの木の上に降り積もる雪はまるでクリスマスを想像させた。IMG_0094.jpg山もこの通り真っ白。

IMG_0147.jpgさぁ~こんな雪の銀世界。ソリを持ってお散歩しよう~!!

帰ってきました!

22日から今日までスキーにチロルまで行っていた我ら。

IMG_0132.jpg毎日存分に遊び、楽しみ、とても有意義な旅だった。スキーをしたり山を散歩したりソリ滑りをしたり・・・

IMG_0031.jpg奴はやっぱりどこでも子供だった。相変わらずな奴はどこでも小さい子に見られていた。だけどとっても楽しそうに過ごす奴を見ているとこっちまで嬉しくなる。

IMG_0120.jpgさぁ~明日も早いので今日はこのへんで終わり。続きはまた明日。